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お台場フォーク村(生風ビューイング)に行ってきた話

昨日、12月17日はフジテレビNEXTで絶賛放送中「しおこうじのお台場フォーク村」恒例の年末拡大版スペシャル(正確な名前ではない)でした。
しおこうじ(玉井詩織×坂崎幸之助)体制になって初めての年末特番。例年同様、きくちP氏が連載を持つTVライフ誌での募集に始まり、THE ALFEE、ももクロのFC募集などで観覧者を募るスタイルです。
2016年と17年はスタジオ観覧には漏れたものの、生放送中のスタジオのお隣でライブビューイング風に観覧することが出来ました。
これがなかなか思い出深い現場で、2016年は目の前50センチぐらいにまさに文字通りの「あーりん襲来」を受けるという大波乱、間抜け面をお茶の間に晒す羽目に。
翌2017年は幸いメンバーの襲来にこそ巻き込まれなかったものの、はみ出しパートはスタジオに招かれ、(今となって思えば)5人体制最後のフォーク村での歌唱を堪能させていただきました。

昨年はお休みして、今年。
TVライフ誌とAE枠に応募したものの当選ならず。どうしたものか、大人しく家で観るべきか、と思ってたところ、当日早めの時間に誤送信が。なんと今年はフジテレビ1階の「マルチシアター」を開放してくれるとのこと。
マルチシアターは超絶快適な椅子で知られる会場で、一度機会があったら入ってみたかった場所。何しろ以前のお隣ビューイングはスタジオの地べたに座って観覧というかなりキツいスタイルだっただけに、その点だけでも恵まれている。
ということで、仕事を17時で切り上げ、いざお台場へ。

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ん?
意外と寒くないわ。
このイベントは毎回底冷えのするお台場で開門を待つのが当たり前のようになってて、もう寒さを身体で覚えてるレベル。なので、今年の暖冬はこんなところにも影響を及ぼしてくれてるのか、ありがとう暖冬。
18時頃着いて、ざっと数えて100人ちょっと。いつもと大体同じぐらいの出足かな。
マルチシアターの座席数は135とのことなので、この時点でなんとか席は確保できた模様。
18時30分過ぎ、館内にご案内。

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よくみると、看板の下の方に映画館でお馴染みDOLBY DIGITALやdtsのロゴが。
音も凄く良いと評判だけど、さもありなん。
ガチじゃん。

中に通されると、意外にも真ん中ぐらいの席を確保。
前から6列目。すぐ右側は通路だからラッキー、と思ったけどすぐに入りきれない人が通路に座ることに。
椅子は噂通り、いやそれ以上の素晴らしい出来。その上シートピッチがとても贅沢で、映画館なら追加料金必須の上級グレード席と言っても差し支えない。
もろもろ注意事項。飲食厳禁(カーペットや椅子が高価そうなのでやむを得ない)。写真撮影録音録画禁止。飲酒もご法度。まあ常識の範囲内。

19時、普通のテレビと同じ枠で開始。
映像が滅茶苦茶綺麗。これは凄い。4Kを大画面で見るとこんな感じなのか!?というレベル。実際のCS放送は如何に圧縮かけた映像を観てるのか、ということが分かってしまうので怖い。
よく観ると、画面右上の「生放送」ロゴの隣に入ってる筈のフジテレビNEXTのウォーターマークが入ってない。成る程、これは電波に乗せる前の映像をスルーで見せてる感じか。出来たての映像ってこんなに綺麗なのかと驚く。
音はオンエアのままのようでそれほど凄みは感じられなかったけど、それでもやはり家での鑑賞とは全く違う。

番組は2部構成。
前半はももクロ縛り、後半は年末恒例ゲストの松本隆さん縛り。
OPアクトと称して清塚信也さんのガーシュウィンで度肝を抜かれて、続いて清塚さんと宗本康兵バンマスによるWE ARE BORNの連弾。へいへいのピアノアレンジの巧さは勿論のこと、清塚さんとへいへいの鬼気迫る叩き合いは圧巻。これは凄いことだ。ナマで観ることができた皆さんは本当に羨ましい。
清塚さんの譜面めくりにやまもとひかるさんが付いてて、楽しそうに譜面をめくってるのが素敵だった。
フォーク村では坂崎村長の持ち歌と化しているROCK THE BOATを玉井さんのほぼソロで。ハマってる。たまさんソロコンで観てみたい曲。

ももクロが出てこないうちにすっかりお腹いっぱいになってて、おいおいちょっと待って、となった頃にももクロさん登場。
サンタさん。新しい歌詞のお披露目かな。まだ馴染んでなくて、でもなんども聞くうちに馴染むのかな。あーりんは「今年で24回目クリスマス」でした。
stay gold、テレビでフル尺はもちろん初めて。やはりカッコいい。

ちょっと端折ります。

ももクロパートのハイライトは、やまもとひかるさんの白金の夜明け。
出だしは緊張してる?とも見えたけど、いやいや本当に堂々とした立ち居振る舞い。5弦ベース女子ってだけでリスペクトするのに、更に歌って弾くんだから。
それと、コアラモード.のあんにゅちゃん選曲のChai Maxx。選曲した時はまさか1人で歌うとは思ってなくて、ムリムリムリ!となったとか。その流れならチントンシャン待ったなしか!?と色めき立ったけど、まあそれは無かったです。ももクロのサポート入りながら、サビはほぼ1人で歌い切るのは凄い。
もうひとつ、阿蘇ロックフェスで初披露したフルバンド。かなこちゃんのキーボードをここで観れるとは思ってなかった。かなこちゃん、一体どれだけ練習してきたの…と思わずにいられない。なお一番できるはずのあーりんがやらかしてるじゃん!と突っ込むのも一興。

フォーク村年末特番は豪華ゲスト目白押し、これでもかと詰め込んだ感じという印象だったけど、大物のゲストは相変わらずながら落ち着いた雰囲気で流れてたのが個人的にはよかった。
たまさんは本当にいいポジションを貰って、それをちゃんと糧に出来てると思う。もともとMCには定評のあるたまさんだったけど、更に磨きをかけている。そしてヴォーカルも楽器も、実に楽しそうに演っている。正直、何故たまさんが1人残って?と思ったこともあったけど、今になってこの編成は的中してたことを改めて感じる。

改めて公式発表のセトリを見ると、本編24曲。
3時間で24曲、落ち着いて見るのにはこのぐらいがちょうど良いのだろう。少なくとも自分のペースでは。
はみ出しは行く春来る春。作詞の久保田洋司さんと遂にご一緒できたので。
それからビートルズを立て続けに5曲。やっぱりビートルズがルーツの音楽小僧たちにはビートルズが言語そのものなんだなぁ、というのを垣間見せてくれて面白かったです。
あと後ろで少し険しい顔して見てた清塚さんが、いざ振られたら熱く語り出したのがなんか面白かった。みんな本当にビートルズ好きだよな。

ということで気がつけばあっという間に22時30分。
流石にこの時間からのお見送りは出来ず、少しだけ名残りを惜しみながらマルチシアターを後にしたのでした。

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本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

#しおこうじのお台場フォーク村

#ももいろクローバーZ

#momoclo

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