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黒いヒヨコたちに幸あれ~新年度始まりました~

写真は厚揚げ焦がしねぎソース丼です。強く生きるためにも摂取していきましょう、たんぱく質。


さて、今日は新年度の始まり、4月1日でした。
これから様々な苦難や理不尽にぶつかる新社会人たちは「嘘だろ……!?」と今後いくどとなく呟くことになるでしょうが、非情にも嘘ではなく現実なのが悲しいところ。
年度はエイプリルフールから始まってるのに。

今日は心なしか、スーツ姿の新社会人たちを多く見かけた気がします。
ああ、私もあんな時があったなあ、と一瞬錯覚したのですが、私は就職活動を早々に諦めた人間なので、学校を卒業した直後の4月は普通にアルバイトをしていましたし、なんだったら朝から缶チューハイを飲んで働いたりしていたので、そんな時期は1秒もありませんでした。

だからというわけでもないですが、私はお世辞にも真っ当な社会人でもなければ、犯罪らしい犯罪こそ起こしていないものの決して真面目に生きてきたわけでもなく、むしろ未だに世の中をかなり舐めてるタイプの人間なので、スーツ姿の黒いヒヨコたちに対して偉そうなことも立派なことも言えないのですが、それでも過労死したり自殺したりする若い人の(もちろん中年も老人も諸々ひっくるめて不幸は伝わるけれど)ニュースなんかを目にすると、残念というか心が痛いというか、もうちょっとどうにかならなかったのかなーという気持ちになります。

学校と家庭という温室で育てられた人には、もしかしたら目の前の上司であったり、上司ではないけど先輩だったり、社内の人間ではないけど業務上逆らえない立場の人間であったり、その手の地位や権力や立場や年齢を使って高圧的な態度をとる人間が酷く恐ろしいものに見えているかもしれません。
私も幼少期に通りすがりに近所のキチガイにナイフで切られたり、近所のキチガイに火炎瓶を投げられたり、そういった余計な苦労を負わされているので、人間が怖いという点に関しては概ね同意見だし、なるべく2メートル以内に人が近づかないように心がけて生活しているわけですが。

しかし高圧的に振る舞おうと暴言を吐こうと、相手は同じ人間なのです。これは不思議なことに、高圧的あるいは陰湿な振る舞いをする人間ほど忘れがちなのですが、人間は所詮人間であるので、あえて説明するまでもない事実ですが角材で後頭部を殴れば重傷を負うし、氷水にしばらく浸ければ風邪を引くのです。
相手はそういうことを忘れているだけなので、もし矢鱈と偉そうに振る舞う人間に遭遇した時は、まあこいつは角材で殴れば〇ぬから、と生温かい目で見逃してあげましょう。

もし許せなければ、そんな勘違いした人間をのさばらせる職場は辞めてしまえばいいだけですし、今の日本、これから労働人口が増えることはないので転職先など割とどうにでもなります。
勧めませんが生活保護を貰うという選択肢もあります。

ただ、目先のおいしい話につられて特殊詐欺だのに関わって、無関係な誰かを傷つけるような人間にはなって欲しくないなあ、治安的にも、と思っているので、生きることをがんばる力を育んでおきましょう。

生きることをがんばる、というのは、人生を粗末に扱わないということであり、生活を放り投げないということです。
どんな仕事を選ぶにしても、きちんと眠って、冷凍でもレトルトでも弁当でも菓子パンでもいいからごはんをちゃんと食べて、風呂に入って、遊んだり休んだりするのが、生きることをがんばるということです。
睡眠と食事と風呂は、実際はかなり軽んじがられがちですが、仕事は生活があってのものですし、生活は人生があってのものです。
どんな仕事をするにせよ、まずは人生と生活をきちんとしましょう。

風呂に入れ
飯は食え
寝ろ

私からは以上です。
まあ、私、たまに不眠症気味なんですけどね……