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小説「彼女は狼の腹を撫でる~第14話・少女と雨と君の間に~」

秋の空は気分屋だ。
晴れるかなと思えば途端に曇るし、傘が必要と判断すればそのまま重たい鉛色の雲を敷き詰めたまま、じゃあそのまま歩いて帰ろうと決意した途端に矢のように降り注ぐ雨。涙目になりながらも家に帰りつく頃には、柔らかな光が地面に差し込み、雲の隙間から青い空を覗かせる。

世の中にはどうにも出来ないことばかりだけど、秋の空もそのひとつに違いない。


「それで、ずぶ濡れになったの? ウルフリードは馬鹿だねー、そんなの降っても降らなくても、傘を持っておけば済むのに」
同室で年下のファウストが呆れた顔をしながら、私のぽたぽたと水滴を垂らす頭に向けてタオルを投げてくる。
彼女は訳あって――といっても、その訳というのは実にくだらない理由ではあるが――とにかく訳あって一緒に暮らしている自称天才美少女魔道士だ。天才かどうかは魔道士でない私にはわからないけど、美少女だというのは確かだ。今日も金色の長く細い髪を頭の上で球状に束ねて、小動物のような小さい体でバタバタと棚から着替えの服を引っ張りだしている。

引っ越してきた当初最低限の荷物しか無かった私の部屋は、すっかりファウストの私物に占有されて、引き出し付きの家具に壁掛けの姿見、怪しい魔導書がぎっしり詰め込まれた書庫、わけのわからない無数のガラクタ、ベッドの上には部屋の主よりも幅を取っている巨大なぬいぐるみ、そういったもので溢れ返っている。
目測で10分の9は彼女のものだ。もはや彼女の部屋といっても過言ではないかもしれない。

「とにかくお風呂入ってきて! 雨はきれいな水じゃないんだから!」
「はいはい」

私は着替えを受け取って、下宿の共用風呂に浸かり、じわっと汗が流れるような熱さに身を任せる。
思うに、風呂に入っている時間、この時間が無限であれば世の中のどうにも出来ないことなんて些細な、気に留めることもない些事に成り下がってくれるかもしれない。

特に私の場合は、どうにも出来なかったことが大きすぎるから。
湯気で白んだ天井の電球に目を向けて、ぼんやりとした光を眺めて、ゆっくり目を瞑る。

世の中はどうにもならないことばかりだ。例えば母のことであるとか。


私の名前はウルフリード・ブランシェット。16歳、人生の楽しみは風呂と動物。職業は一応、狩狼官だ。


私の母、12代目ウルフリード・ブランシェットは、10年ほど前に失踪を果たした。
果たしたというのは、母が自分の意志で姿を消したとしか考えられないからだ。その証拠に母は、呪われた狩狼官の家系であるブランシェット家の狩狼道具のほとんど全てを運び出し、決して他人に渡してはならない機械たちを世の中に解き放った。
まだ幼かった私は、母のことなどほとんど覚えていないけれど、雪のように白い肌と柔らかい薄い赤紫色の髪がきれいだったことは覚えている。
それともうひとつ、母が機械好きで、古い映写機で映画を見せてくれたこと。真っ暗な部屋で見た映画は、今思うと特段面白いものでもなかったけど、その時は不思議と心が躍るような喜びと楽しさがあったように思う。

父親はわからない。祖母に聞いても、知らぬ存ぜぬの一点張りだ。何か隠しているような気もするし、もしかしたら母と以前組んで悪党を狩っていた魔道士グレムナードがそうなのではと、今でも少しだけ疑っている。
ちなみに彼はファウストの養父で、母から私の助力を頼まれていた。

なんとはなしに違和感のある話だ。

失踪したのであれば、どうしてグレムナードに娘の助力を頼んだのか。
狩狼道具も気に入らなければ、誰も訪れない山奥の断崖絶壁の下にでも捨ててしまえばいいのに、どうして実家からそう遠くないこの町、ノルシュトロムに解き放ったのか。
かと思えば、絶対に誰も盗めないような、内陸タヌチャッチャ地方の強者たちに渡していたり、やっていることが支離滅裂でさっぱりわからない。

グレムナードが語った思い出の母は、賢くて効率重視な一面を持っていた。
そして奇しくも、祖母から命じられた狩狼道具の回収は、私にしてはかなり捗っている。
まるで見つけてくださいとでも云わんばかりの速さで。

この違和感が、なんだか仕組まれているような、あるのかないのか知らないが、まるで母の思惑通りのような、そんな嫌な予感となって体に纏わりついているのだ。

その予感を確信に近づけさせているのが、先日の回収物だ。


私とファウストは郊外の壁の向こう、貧民街の義賊三姉妹からブランシェット家の開発した狩狼道具、その中でも特殊な移動補助具を譲ってもらった。そんな珍しいものを3種類も同時に。
さすがにそんな仕組まれたかのような偶然を、幸運と捉えるほど呑気な性格はしていない。

賢くて効率重視な母に、偶然とは思えないような移動補助具。
そう考えだすと、あれもこれも仕組まれていたような気がしてくる。

思えば最初に回収した狩狼道具は、ブランシェット家の象徴である鋏であり、母が最も得意としていた武器であり、本来は母から私に受け継がれるはずのものだった。

全てが全て必然ではないけれど、偶然の中に意図的な必然を混ぜているような、そんな気がしてならない。


私はぼうっとする頭で思考を回転させながら、お湯の中へと顔半分ほど浸けて、ぶくぶくと空気の泡を作っては壊していった。



「ねえ、ファウスト。この町に普通だと登れなさそうな建物ってない?」
「さらっと質問してくるけど、お風呂で溺れてるとこ助けてあげたの、ちゃんと感謝して!」
ベッドの上で寝転んでいる私の顔を、ファウストが覗き込んでくる。
そういえば頭が重いし、全身が鉛のように重く気怠い。どうやら風呂の中で考え事をし過ぎて、そのままのぼせてしまい、ファウストと下宿の女学生たちに助けられたらしい。

「ああ、うん。ありがとう」
「雑! 心が籠ってない! やり直し!」

ファウストが両手をわちゃわちゃと動かしながら掴みかかってくるので、上半身を起こしながら両手を伸ばし、がしっと捕まえて動きを制する。
そのままぐるんと半回転させて、後ろから抱きかかえる形で膝の上に乗せる。
居候されてわかったけど、この同居人は捕まえ心地が丁度いい。程よく小さく、程よく温い。
もし将来大きめの犬か猫を飼うことになったら、このくらいの大きさが丁度いいと思う。

「それで、登れなさそうな建物って何?」
「お母さんのことを考えててね」

ファウストに風呂場で考察していたあれこれを伝えると、途端に丸っこい目つきが、不機嫌な猫みたいに1段階細く鋭くなる。
彼女は母のことが嫌いなのだ。
養父であるグレムナードの心を盗んだ相手、養父の人生を壊した仇敵、そんな風に考えているようで、今でこそ比較的仲良く過ごせているが、出会った当初は私にまで敵意剥き出しで困ったものだった。


実の両親の顔も知らない少女と、実の母親に失踪された私。
血の繋がらない父親だけがいる少女と、血の繋がった母親しかいない私。

互いに何か足りないことを自覚したまま、時々もしも違う人生があったらなんて考えながら、でもその言葉は誰にも口にすることなく生きてきた。
魔法と才能しか縋れるものがない。機械と力しか頼れるものがない。

他のものは諦めていたけど、本当は寂しかった。
その寂しさを埋めるものがずっと欲しかった。

私たちは同じようなものだから、掛け違えていたものが少しずつ近づいて、歯車と憎まれ口が不思議とうまく噛み合って、寝食を共にできるくらいには仲良くなれた。


「あの女のことは、パパに訊くのが一番手っ取り早いんじゃない?」
「やっぱりそう思う?」
「あんまり訊きたくないけど、他にあの女のことよく知ってる人いないし」

ファウストは心底嫌そうな顔をしながら、それでも一歩、猫の歩幅くらいのような小さな、巨大な生物のような大きな一歩の距離を譲ってくれている。
正直私もあまりグレムナードの思い出話は訊きたくないけれど、明日は譲ってくれたことに甘えようか。



「そうだなあ……もし彼女が何か仕組んでいるとしたら、おそらくわかりやすいところだろうな」
グレムナードが煙草の煙を燻らせながら、遠い目をしてノルシュトロムの街並みを見上げている。
その背後では喧嘩中の猫のように鋭い気配をまとったファウストが、養父の髪の毛と服の襟首の部分を引っ張って、おまけにガシガシと膝の裏やふくらはぎを蹴っている。
「彼女はよく自分は効率重視だと言っていた。ということは、誰もが知るような目立つ場所にあって、普段人の出入りがまったくない、3種類の移動補助具を使わないと登れない、そんな場所なんじゃないか。例えば、あれとか」

グレムナードが指さした先には、一本の塔のような建物がそびえ立っている。
旧ノルシュトロム灯台。市街地中心部にそびえ立つその塔は、巨大な運河へと結ばれる水門の上に新たなる都市としてノルシュトロムの街並みを築き始めた時代に建てられたものだ。
かつては都市を拡張する作業員や荒波を超える猟師たちを助ける光であり、現在の海の上に築かれた現ノルシュトロム第1から第7灯台が造られた後は、町の発展のシンボルとして周辺に公園や学校が整備され、老朽化で立ち入り禁止になった今も市民を静かに見守っている。

ちなみに恋人になる前の男女が訪れると、その恋が成就される、なんていう実にありがちな迷信もついて回っている。

「ふーん。で、パパはあの女と行ったの?」
「いや、そりゃ1回や2回は行くだろう。灯台前公園なんて、油断しきった男女を狙った窃盗犯とか、逆恨みで復讐に燃える勘違い野郎の巣窟だぞ」
ファウストが犬のように唸りながら、細かく上下に飛び跳ねながら、グレムナードの太ももに膝蹴りを当て続けている。
「痛い! やめろって!」
「やめない! 顔がいつもより緩んでるもん! あの女の話をする時は、いっつも鼻の下を伸ばすんだから!」
私からは暗くて不健康そうな目つきの悪い男にしか見えないが、養女にだけは判る変化があるらしい。


「なるほど、灯台ね」

改めて旧ノルシュトロム灯台を見上げると、確かにそれらしい造りをしている。
本来は内部を螺旋階段で進んでいく形状のようだけど、現在は封鎖中。そのため内部に入るには外壁に途切れ途切れに設置されている用途不明な外階段、そこへと飛び移っていくしかない。
塔の外壁は意図的にそうしているのか、段階的に外に膨らんだり内側に沈んだりしていて、真っ直ぐ垂直に伸びているわけではなく、あえて登らせないように不自然な段差を作っているようにも見える。
おまけにいつの時代に打ち込まれたのか不明な手摺りや突起、そんなものが無作為に、しかし微妙に意図的なものを感じさせる距離感で埋め込まれていて、しかも途切れ途切れに梯子や休憩用を思わせる窪みまである。

まさか母が丁寧に突起を削ったり、梯子を掛けたりしたしたわけではないだろうけど、そう思わせてしまう不自然さは、なんとなく以前グレムナードの語った悪戯っぽく笑う母の姿と合致するものがある。

「よし、登ってみようか」
「気を付けなさいよ。落ちたら無事じゃ済まない高さなんだから」

その時はその時だけど、おそらく落ちることはない。そんな自信があった。
壁に吸着する手袋、腰で体重を支えるワイヤー式のフックショット、足裏から噴射して跳躍を補助する補助具。
それを駆使すれば天辺まで登れずとも、おそらく途中で落ちてしまうことはない、と思う。
もちろん油断は禁物だけど。

私はゆっくりと息を吸って、助走をつけて地面を蹴って跳び上がり、そのまま噴射の勢いで1段2段高い位置へと手を伸ばす。
壁に貼り付いた手はそう重くない体重をしっかりと支えて、不自然な突起は狙って付けたかのようにフックを引っ掛けてくれる。
トカゲのように壁をよじ登り、ジャンプして高さを稼いで、フックショットで次の道を捕まえる。

やはり意図があるのだと思う。
わざわざ移動補助具を同時に揃うように世に放った意図。私の用意した道を進んでみなさい、そんな意思が隠されているように思うのだ。

フックを伸ばして外階段の手すりに引っ掛けて、そのままワイヤーを手繰り寄せながら階段へと転がるように上がり込む。
壁と内部を隔てる扉は施錠されているが、なぜか開閉用の部品が外へと飛び出して、そこがまた新しい取っ掛かりとなって、私の体を上へ上へと進ませる。

その繰り返しを数度、時折ぶつかるように叩いてくる風に注意しながら数をこなし、登り始めて十数分、もしかしたら1時間近い時間が経過したかもしれない。
ようやく灯台を投打至らしめる部分、巨大なレンズを設置された灯篭まで手を伸ばし、無事に到達を果たしたのだった。


灯台は構造上、レンズを設置した灯篭の下に必ず灯室という部屋がある。
もし母が何かを隠すとしたら、灯室にあるのではと踏んでみたのだけど、どうやら予想は正解だったらしい。

灯篭の隙間から下の部屋へと潜り込み、薄暗い空間の中で目を凝らすと、箱にカメラレンズと4本の足をつけたような、犬の玩具のような形状の機械が数体。
その内の1体は何もない壁を眺めているような恰好をしていて、箱の上から古びた映写機のような機械が埋め込まれている。


古い映写機に触れると、カラカラと音を立てて作動しながら、薄暗い壁に向かって他愛もない映像を映し続ける。


ノルシュトロムとも違う見覚えのない町の景色。
20代半ばの肌の白い腹の大きく膨れた若い女。
暖炉やスープ、グラス、どこにでもあるような食卓の風景。
産婆に取り上げられる赤ん坊。
そっと指を掴ませる汗で前髪が額に貼りついた若い女。
布製のベビースリングに包まれる赤子。
ゆらゆらと揺れる陽に照らされた路地。
ようやく見覚えのある風景。私の実家。
今では絶対に見ることのない祖母の笑顔。
訓練場に並んだ機械。
壁に捕まって立ち上がる幼子。
ノルシュトロムの街並み。
まだ若いけど疲れた顔をしているグレムナード。
寂しい朝焼けと港。
どこかへと旅立つ船。
再び冒頭の町の風景。
便箋の上を走る万年筆。

【親愛なる娘へ。開拓都市ワシュマイラで待つ。12代目ウルフリード・ブランシェット】


映像はそこで終わった。短い、たった数分の映像。

映写機がカラカラと回り続ける。
私はどうしようもなくなって俯いたまま膝を抱えて、どうにもならない感情を涙と一緒に零す。それと一緒に吐き出される獣のような泣き声。
それを掻き消してくれるのは、外で降り始めた雨音だけ。

人間というのは、どこまでも自分勝手で、身勝手で、好き勝手をする生き物なのだ。

なんの理由があって、どんな事情があって、私にこんな生き方を押しつけるのか。

なんで一緒にいてくれないのか。
なんで父親の名前も知らないのか。
なんで今更、試すように追いかけさせるのか。

なんで幼い私を残して、失踪してしまったのか。


毎日ばあさんに鍛えられる日々。母を追いかけることだけが目的の人生。
そんなものが欲しかったんじゃない。

普通の、ごく当たり前の、家族そろって一緒にごはんを食べて、家にいたら誰かがいてくれて、他愛のないどうでもいいことを語り合って、寂しかったら手を繋げる相手がいる。
ただそれだけで良かったのに。


寂しい。

ずっと寂しいの。

なんでいなくなっちゃったの?


『……お母さん』





陽が傾き、外は真っ黒い重たい雲。しとしとと降り続ける雨は顔を上げることさえ嫌になる。
けれど膝を抱えるばかりではいられない。
そう、ゆっくりと立ち上がろうとすると、床を激しく揺らすような衝撃が2度3度。その直後に灯台は、不意に横殴りにされたように倒れ、灯台を灯台至らしめていたレンズは地面に衝突して砕け散る。

「さっさと出て来なさい、ウルフリード!」

引っ繰り返った灯室から、反射的に映写機の取り付けられた機械を抱えて這い出ると、ファウストが腰に両手を当てた姿勢で立ち、その背後には滅茶苦茶に並べたパイプオルガンのような、彼女の使役する悪魔ササラモサラが浮かんでいる。
その無数の鉄の筒からは煙が噴き出していて、どうやら塔の中ほどを一斉に攻撃して、無理矢理倒してしまったようだ。

私がなかなか降りてこないからって。

「早く降りてきなさいよ! 雨も降ってるし、もう帰りたいの!」
「だからって灯台壊さなくても」
「うるさい! 帰りたいの……って、あんた泣いてるの?」

私は袖で情けない顔をぐしぐしと拭いて、泣いてないと強がってみた。見え透いた虚勢だ。

「別にどっちでもいいけど、さっさと帰るよ! パパ、後始末は任せたから! 子どもに迷惑ばっかりかけてる大人たちの罰!」

ファウストが私の背中をぐいぐいと押しながら、下宿への帰宅を促す。
娘の凶行に呆然としていたグレムナードが、駆け付けた警察隊に取り囲まれているけど、それはいいのだろうか?
「いいの! 鼻の下伸ばした罰だもん!」
随分と酷い罰もあったものだ。破壊規模が規模だから、しばらく留置場から出られないかもしれないのに。

まあ、グレムナードに破壊能力が無いと判れば、出処の不明な悪魔の仕業として片づけられるんだろうけど。

「でも、灯台壊すことなかったのに」
「あんたがいなくなったのかもって思ったの」
そう口を尖らせて、私の腰にしがみついてくる。
私はなんだか内側から温かいものが込み上げてきて、ファウストの金色の柔らかい髪を、猫の毛を撫でるようにわしゃわしゃと撫で回した。

「いなくならないよ。うちのお母さんじゃあるまいし」
「笑えないね、その冗談」

そうだね、笑えない冗談だね。

でも、そんな冗談だって言いたくなるのだ。こんな雨の日には。


ちなみにグレムナードはすぐに容疑者ではないと判明したけれど、目付きと顔色が悪いということで別の容疑を掛けられ、解放されるまでに1週間という時間を要したのであった。



今回の回収物
・ドッグスマトン
箱にカメラレンズと4本足をつけたような形状の機械犬。隠れた敵を見つけて警報器を作動してくれるように後日改造した。鉄色。
威力:― 射程:E 速度:B 防御:― 弾数:30 追加:―


(続く)


(U'ᄌ')U'ᄌ')U'ᄌ')

狩狼官の少女のお話、第14話です。
いわゆる余談、おまけ話回ですね。本編より重要度が高い回ですけど。

このシリーズはモフモフバトルコメディーなのですが、たまには内面も触れておかないとと思い、今回書いてみました。
どうでしょう? ひとえに作者の性格がよくないと思います。

作者ぁ!

まあ、私なんですけど。

雨の日は憂鬱な気分になって、色々と嫌なことを考えてしまうものです。
あと寒い日もそうですね。よくないですね。お天気は厄介者です。

では、また次回で。