憧れてた海外② 生活編

海外への憧れが強すぎて1年間海外で生活してみた話です。

注意:20年以上前の話です

前回のお話はこちらから

ホームステイ

正直英語は全くできませんでした。

学校でも万年最下位くらいの成績だったので…でも海外への憧れがあったので英語は頑張ってたんですけど、話すのと勉強は大違いでほぼ役に立ちませんでした。

旅館での英会話の先生の実家でホームステイさせてもらったんですけど、まあしゃべれないんで英語。めちゃくちゃそこのお母さんに嫌われちゃって笑

風当たりすごい強くて。私の他に日本人の男の子と韓国の女の子もいて、この子たちは留学で来てた学生さんなんですけど、可愛がられてましたね。

私は学生じゃないし、自力で来たただの日本人なんで、ホームステイ代も高めに取られてたし、何かにつけて怒られたり意地悪されたりしました。

幸い英語がわからないのでダメージ少なかったですけど、海外に来てすぐ洗礼?を受けましたね。

それ見てた韓国の女の子がここからもう出たほうがいいよ!部屋探すの手伝うからとそんなに支払ってるのであればシェアハウスしたほうがいいと街に出て一緒にシェアハウスを探してくれました。

いい条件のところがあって韓国の人がやってることもあり、事情を説明してくれて無事シェアハウスが決まりました。

シェアハウス

それから次が決まるまで2〜3週間くらい韓国の人と暮らしてほんとに良くしてもらいました。
英語教えてもらったり、私が日本語教えたりして…楽しく過ごさせてもらいました。

お別れの時に美味しい韓国のラーメン?があるからと連れて行ってくれたんですけど、辛いの苦手でも大丈夫!っていうからオススメ頼むと真っ赤なスープのラーメンが出てきて…

もう見たことない赤の液体ですよ

これはあかんやつ…でもせっかく連れてきてくれたんだし…食べなきゃ!ズズッゲホッ…

食べられませんでした。帰りにごめんねーってアイス買ってくれました。いや、こっちこそごめんね…。

ファームステイ

そろそろ働いたりしたいなー英語できないけど…と思ってたとき仕事を斡旋してるという東南アジア系のおじさんから住み込みで働ける仕事あるよ!お金ももらえるよ!みたいな情報もらって連絡取ってもらって早速会ってもらえることになった。

なんか電話口で口論してるようにも見えたけど…気のせいかな…笑

約束の時間3時間くらい過ぎてそこのおばあちゃん(ボスらしい)が来て開口一番「あなた騙されてここに来たの?」って言われて…

いや、騙されてませんけど?(多分)なんかすごい色々聞いてくるんだけど、会話がはっきり成り立たないので、とりあえず住み込みはオッケー、私の手伝いをしてちょうだい!ただし給料はないからと言われて…

それでもいいですと言ってすごいオンボロな車で山奥に連れて行かれて…

あとであのおっさん怪しいやつだったよって言ってました。3時間も後に来たのは家族にその子怪しくない?みたいな警戒があって止められてたらしいです。

でもなんか気になるから行ってみるわーで来てくれたみたい。

海外の生活憧れてたんですけどなんか違うな…と思いつつ、でもまあ海外の人と働けるし生活できるからいっか。

お仕事

着いた先は山奥にある牧場…とはいっても馬だけで馬主の馬を世話してるところ?今でもよくわからないのですが、個人の馬を預かってたり、乗馬体験させたりするところでした。

私の他にもイギリスからきたホースインストラクターだったかな?の子が2人いて小さい規模ですけど、こことは別にもう一つ違う場所にも持ってて家族で経営してるようでした。

まあ結構なおばあちゃんだったし、体格がポッチャリだったんで(ビックサイズ)歩くのもよいしょみたいな感じだから洗濯とか掃除とか買い物が大変だからそういうの手伝ってほしいと。

することない時はインストラクターの女の子のお手伝いしてあげてみたいな感じで働き始めました。

まあ英語できなくてもこれならやれそう!と思って、掃除したり、買い物付き合ったり、散歩に付き合ったり最初はおばあちゃんの行くとこについていって荷物持ったりしてた。 

そのうちごはんも作るようになったりしてわりとすぐ馴染んでしまいました。

他にもカジノに連れて行ってくれたり、ご飯連れてってくれたり観光にも連れて行ってくれたりした。

馬を逃してしまって「逃げた!!」という英語が通じずなんとかジェスチャーやらなんやらでやっと大変だ!!ってなって探してると近所の人が捕まえてくれたり…

お客さんに出すスコーンをいつもおばあちゃん作ってて、私もやりたい!って言って教えてもらって作ってたんですけどここでやっとそれらしいことできたあ!スコーンて!!って1人喜んでました。

おばあちゃんイギリス人なんでティータイムみたいなのあるんですよ。もう素敵やん!!これこれ!!やりたかったの!ってやっと念願叶いました。

あとはひたすら牧場の馬のフンを集めていました。

3部へ続きます

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