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強いチームの条件

おはようございます(^O^)/。

高知のまめさんでーす♪

今日も、日本を変える為に目が覚めましたー(^0^)/

『まめまめーる』は、心のサプリメント。。。(^_-)-☆

今日も、絶好調で楽しそうに笑顔で過ごしましょう。

今日はいい日だ( ^^)Y☆Y(^^ )。
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野村克也さんが語った伸びる選手・強いチームの条件

2020年02月12日致知より

三冠王を獲得した強打の名キャッチャーで、監督としても日本一に3度輝いた野村克也さんが亡くなりました。
84歳でした。
南海、ヤクルト、阪神、楽天の監督として通算24年。
他球団で戦力外となった選手を蘇らせ、強者を倒す戦略・戦術は他球団からも高く評価されていました。
名監督が月刊誌『致知』だけに語った「伸びる選手」「強いチーム」の条件を再録し、故人の功績を偲びます。


結局は、1日24時間の使い方

1年目のシーズンが終わった時、2軍のマネジャーから呼び出されましてね。「我々は素質があるかないかは見ていれば分かる。
おまえはプロ野球では無理だ」と。
要するに、クビってことですよ。
クビになるのは仕方ないにしても、納得できないわけです。
だって2軍にいただけで、まだ試合にも出ていないんだから。
なんとかクビを免れましたが、このままだったら来年また同じことになりかねない。
どうしたらうまくなれるか、どうしたら1軍に上がれるかって、24時間そればかり考えていました。
でも最終的には、1日24時間の使い方だな、と思いました。
ライバルに追いついて追い越すにはどこで差を縮めるか。
グラウンドではみんな同じ練習しているんです。
グラウンド外での過ごし方がポイントだと思い、自分で個人練習のメニューをつくりました。
まずは、攻撃面だなと思って、練習後に毎日素振りをコツコツやっていくことにしました。
これからの野球はパワーだと言われていたので、ウエイトトレーニングも欠かさずやりました。
といっても、いまのような道具もお金もない時代でしたから、醤油の一升瓶に砂を詰めて、それを使って鍛えたんですよ。
悔いを残したままクビにされたくない。
やることだけはやろうと自分に言い聞かせました。
プロの世界は当たり前ですが、どこまでも自分との闘いですよ。
夜、僕が素振りをしていると、先輩が若い奴を連れて繁華街に行く。
「僕はいいです」って言って残って自分でつくった個人メニューをこなしていましたね。


王・長嶋のような人材がいる組織が強い

強いチームと弱いチームの境はどこにあるのか。
やっぱり、中心なき組織は機能しません。
鑑(かがみ)になる人が組織にいるといないとでは、チームづくりが全然違う。鑑というのは、例えば王や長嶋のことです。
巨人から南海にトレードされてきた選手が何人かいましたが、彼らが口を揃えて言ったのは「王さんや長嶋さんがあれだけやるから、我々もボヤボヤできないですよ」と。
 
要するに野球の技術はもちろん、私生活も含め、模範となる選手です。
「王に見習え」「長嶋を見習え」と言える選手がいると、チームづくりがしやすいんですよ。
だからあの巨人のV9という偉業は、単にいい選手が揃ったからでなく、いい選手たちがみんな熱心に野球に取り組んだんでしょう。
また、その指揮官だった川上さんも偉かったと思います。
ある時ミーティングに長嶋が遅れてきて、しかも筆記用具を持たず、手ぶらだったそうです。
川上さんは長嶋を注意して、筆記用具を取りに行かせて、その間、ミーティングは中断したと聞きました。
鑑となる選手とはいえ特別扱いせず、礼節を乱した時はきちんと叱る。
また、そうすることで他の選手も引き締まるんです。
だから、強いチームには節度、いい意味での厳しさがあります。
逆に、弱いチームは仲良しチームになっていますね。
ヤクルトに行ったばかりの頃、ミスした選手がベンチに帰ってきた時「ドンマイ」と声を掛けた選手がいたんです。
「何がドンマイじゃ、このバカやろう」って烈火の如く怒ったんですよ。
プロはミスが許されない世界です。
その感覚がなくなっていくんです。
 
優勝を目指して戦っていることはもちろん、プロは高度な技術をお客さんに見てもらわなければいけない。
どう考えても、プロの世界ではミスは許されないし、厳しくて当たり前なんです。
その後、ヤクルトでは慰めの言葉は一切禁止しました。
 
また、弱いチームはどうしても個人成績優先主義になりがちです。
楽天には近鉄の残党選手が多いのですが、彼らは万年Bクラスだから、端から優勝は無理だと思っている。
自分の年俸を上げるには、個人成績を上げて評価されるしかないから「フォア・ザ・チーム」という精神が薄くなるんです。
弱いチームがそういう意識でやっていたのでは、絶対に勝てません。
自分はチームが勝利するために何ができるか、何をすればいいのかを考えてプレーするような選手が増えないと、強くなりません。
あと、これは強い、弱いに限らず、どのチームにも言えることですが“組織はリーダーの力量以上にはならない”これは当たっていると思います。
強いチームにするにはスカウトや育成、フロントの体制などいろいろな要件があるけれども、一番力を注ぐべきは監督が成長すること。
そうでないとチームのレベルは上がっていきませんね。

(本記事は『致知』2010年12月号 特集「発心、決心、持続心」より一部抜粋・編集したものです。

◇野村克也(のむら・かつや)
昭和10年京都府生まれ。
29年峰山高校からテスト生として南海(現・福岡ソフトバンク)ホークスに入団。
本塁打王9回、打点王7回を取り、40年には戦後初となる三冠王となる。MVP5回。
45年ー52年監督(捕手兼任)。
その後、選手としてロッテ、西武を経て55年引退。
平成2年よりヤクルト監督としてリーグ優勝4回、日本一3回。
11年から3年間阪神タイガース監督、14年から社会人野球シダックス監督、18年から東北楽天ゴールデンイーグルス監督。
22年同チーム名誉監督就任。
著書多数。
最新刊は『野村の実践「論語」』(小学館)。
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それでは、今日の言葉です。

うまくいってるときは、周りに人がたくさん集まる。
だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや
野村克也
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