見出し画像

ニーマルニーサン

人間ってのは、忘れてしまう。いいことも、悪いことも。日記をつける習慣がないじぶんは、もっと、忘れてしまっているんだろうなと思う。

オトナの仲間入りをした1月

人生に一度しかない成人式。地元の中学校に行かなかったじぶんは、会場の隅っこにいた。小学生の頃の面影を残しながらオトナになったみんなを、眺めていた。
唯一の友達とおうちでお祝い。ワインを用意してくれていたけど、栓抜きがなくて格闘する深夜1時。

ちょっと憧れだった、白いフワフワ。

ジムに通い始めたのも、1月。月額でなにかを払うなんて、なんだかちょっとかっこいいなと思った。からだを動かすって、ダイジ。

フェリー、おにぎり、そして焼肉の2月

大学の春休み。東京と仙台へそれぞれ行った。仙台へは、苫小牧からフェリーで。船内で上映されていた映画が、とっても微妙だった。

おにぎりを食べるためだけに、東京行きの飛行機をポチッた。寒空の下、5時間並んだおにぎりは、美味しいと思わざるを得ない。

5時間も並べばおなかが空く。欲張りすぎておなかぱんぱん。豚キムチ納豆と明太クリームチーズと卵黄の醤油漬け。

北見に行って、焼肉をご馳走になった。”ノリが足りねえ”と痛いところをつかれた。

味噌づくりワークショップにも行った。お父さんとわいわい仕込んでいたら、「こんなに楽しそうにやる親子、はじめて見ました」と言われたっけな。

北海道を走り回った3月

大好きな人と餃子を食べて開幕した3月。

知床・斜里→士別→下川→上川→八雲の大移動。こう振り返ると、濃ゆいな。

祖父母の家に数年ぶりに行った。前まではなかった孫たちの写真が増えていた。嬉しさと寂しさを同時に感じた。もっと、会いに行こうと決めた。

大学入学祝いのお返しに送ったお酒。一緒に飲もうと開けずにとっておいてくれた。

3月の写真フォルダははちきれそうだ。たくさんの人に会って、たくさん揺さぶられたんだな。

うまく休憩できなかった4月

ガクンと写真の数が減って、あんまりこの月のことが思い出せない。すごく久しぶりにスパイスカレーを振る舞ったけど、カレーの出来はイマイチで。たまには自転車通学もいいなと思ったけど、結局1回しか乗らずに大学に自転車は置きっぱなし。気合をいれて始まった新年度だったけど、早速サボって美味しいプリンを食べた。

ここでもっと読書とか散歩とかピクニックとか、したいなあ。

10年間ありがとう、の5月

小学校から入っていたチームが閉じられることになった。最後の日、歴代の先輩方も来て。それはそれは楽しくてあたたかくてくすぐったい時間だったのだけど、こんな気持ちになるのも”終わり”の日だから。これから先、同じ気持ちになることなんてないんだろうな。

もうステージには立てないのかな。

失って気がつくもの。ほんとうは失う前に気がつきたいし、失いたくない。できることと、できないこと。やれないこと。心がぽっかり空いたようだった。

新しい出会いを迎えた6月

冗談抜きで、毎朝食べていた納豆ご飯。白米だったことも、玄米だったこともあるけど、家の朝ごはんは必ず納豆ご飯だった。数年続いたこの朝ごはんがなんと、終わったのだ。

納豆ご飯に代り現れた刺客は、いも。スーパーの入り口にある、焼き芋を買って帰ることが習慣になった。冷やして食べるのが至高。200円のこの子を毎朝半分ずつ。納豆ご飯よりしあわせな朝ごはんってないと思っていたけど、あった。数年続いた食卓が変わってしまうのだから、びっくりしてしまう。

誰かが輝く環境が好きだと気がついたのも、この頃。弟の野球の応援、イベントのPM、まちを伝える新聞の連載。むくむくと、なにかが動き始めている気がした。

渾身の一枚。結構よく撮れた。我が弟ながらかっこいい。

夏にときめいた7月

推しのライブに行き、下川の森ジャムに行き、小樽で町中華昼飲みをし、トラックの荷台に乗って草原を駆け回り、エスコンで高校野球を応援し、締めは花火大会。Summerはいいぞ。いや、結構いいぞ。

めっちゃ鹿いた。

夏という季節がそうさせる。季節に振り回されやすい人間だと思っているので、できれば天気の良い場所で暮らしたい。

自分の気持ちに自信が持てた8月

大好きなものを嫌いと言われること、否定されることがとってもニガテだ。嫌だ。

8月のテーマは”強く在る”ことだった。たくさん口にも出していた気がする。

一緒に影で遊んでいるところを撮られていた。

旗をふるリーダーじゃない。でも、伴走するタイプでもない。まずは自分が見せること、示すこと、そうすることで場の空気を創っていくことができるのかもしれないと、思う。

心から信じたいもの、頑張りたいと思える場所に出会えた。

ちょっとひといき、9月

誕生日はじぶんでお祝いしようと道東へ。今年も、ただいま!と言えた。

カレーの付け合わせに胃がやられて、ポカリを握りしめて高速バスに乗ったのも、いい思い出。

店員さんが笑顔で運んでくれた。21歳はじめて言われた、おめでとう。

大学3年の後期もはじまって、本もたくさん読んだ。心機一転、気合がはいると本をたくさん読むのだけど、失速するのがお決まり。こりゃどうしたもんか。

お久しぶりですと何度も言った10月

連休で下川へ遊びに行き、高校生の時に知り合った友達と飲み、大学1年のインターン先へ行き、オープンイベントへ遊びに行き。いろんな人へお久しぶりですと挨拶をできた、いい1か月だった。心がホクホクすることがたくさんあった。また胸を張って帰れるように。頑張ろうと心に誓った。

あと。お昼ご飯をつくるようになったのもこの頃。朝、お弁当をつくるとその日の気分がルンルンになるということもわかった。

いちばん好きな秋の一枚。ジブリの世界みたい。

笑顔の写真がとっても多い、紅葉がきれいな秋だった。

南の地へ降り立った11月

今年度初飛行機は沖縄へ。異文化が広がっていた。行く前に本を何冊か読んだのだけど、先入観と事前知識のバランスが難しいななんて思ったりした。

沖縄のタイ料理屋さん。

ホースコーチングに連れていってもらったのも、すごくよかった。不安や恐怖心を表に出さないように頑張るじぶん、強い力で引っ張らず半歩先を行くじぶん、役割を与えられることに安心感を覚えるじぶん、でも自分から役割に手を挙げないじぶん。強さと弱さを知った。

まだまだ世界は広いのだと思った12月

急に、海外に行きたい気持ちが強くなってきた。いや、もうちょっと前からか。異国の料理を食べたり、新鮮な表現に触れたり、海外のVlogを見たり。あ、そうだTOEICの結果が来たのもこの頃で、自分の英語力にちょっとだけ自信が持てたのもあるかも。

ほんとうは2023年にもうひとつあったのだけど、それはまた2024年にでも。

あんまりうまくいかないこともあって。日の入りが早くなったことのせいにしているけれど、親しき中にも礼儀ありだよなあと反省した。


2023年のうちに、下書きから解放!もう少し書きたいのだけど、まあ、人生ってそんな感じだよナ!書き切れていないことも、思い出せていないこともあるけど。じぶんのための、じぶんの振り返り、おわり!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?