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夫婦の生活費問題で泣いた話[後編]

今回の記事は[前編]の続きとなる。


前回の記事に対して、夫からコメントをもらった

前編を端的に表してくれている。

自分にはお菓子やジュースを日常的に買う習慣がなく、それは生活必需品ではなく贅沢だと思っていた。
だから自分で買うときには生活費からではなく、自分のお金から出していた。なのにまめみんは好きなように(彼女なりのルールがあって節度はあったが…)生活費を使ってる。しかもその生活費の大半は自分が出しているのに!と思っていた。
2人で話し合うと、そもそも手元に残すお金を同じにすると決めたことを忘れていた。支払うお金の額ではなくて、手元に残る額で平等性を保つことにしたはずなのにその意識が希薄だった。
それよりも生活費の大半を自分が出しているんだから、「自分の意思やルールが優先されるべき」という考えがあった。ただこの考えを常日頃からはっきり持っていたわけじゃない。
潜在意識というか自分でもあんまり自覚出来ていなかった。だからまずは自分にそういう意識があることに自覚することが大事だった。自覚しないと直しようがなかった。

本当にそのまま転載させてもらった。(許可済み)

じゃあ具体的に何をやってみたのか?


その後夫婦でやってみた事は以下の通り。
我が家の生活費システム(前編参照)は気に入っていたのでそのままで、

①もっともっと細かく、「何は生活費を使って良くて、何は自分のお金を使うのか」を2人でリスト化してみた。

私たちの場合、「生活費」に入れるものは以下。

  • 2人で食べる自炊の買い物

  • 2人で食べる外食

  • 2人で使う日用品

  • 愛犬関連


「自分のお金を使うもの」は以下。

  • 1人で食べる外食

  • 夫婦以外の友達と遊ぶ関連のお金全て

また、夫婦2人でする旅行に関しては、お互い自腹で1:4の割合で出し合う事とした。とにかく思いつく事全部リスト化した。リスト化にはアプリを利用した。
そして問題の「私が食べるお菓子」について。夫は生活費に入れよう、と言ってくれた。「まめみんがひとり暮らしだとしても買うものだよね?それなら必要経費なんだなって思った。」と話してくれた。そんな風に言ってくれるなら、私も買ったお菓子は率先して夫と分けて食べることにしよう。

まーなんと!しっかり腰を据えて話し合いをするだけでこんなに優しくなりあえるものなの?
あの日あの瞬間、コンビニでは険悪でも、後からこうやって冷静に話し合えば良いんだ。

②私の資産を全て夫に公開した


実は私は働き始めてからすぐに資産運用をしていた。しかも節約も好きだったので、稼ぎは少ないけど資産はそれなりにあった。
どこにどのくらいお金があるか、全部話してみる事にした。自分からまず開示していかないと、何も始まらないんじゃないかと思って。でも、もう養ってもらえなくなんじゃないかとめちゃめちゃ怖かった。
案の定、夫には「え、そんな持ってんの?じゃあ俺がお金出してあげるの馬鹿らしいね」と一言目に言われてしまった…ちょ、待てよ。やっぱりいきなり全部上手くいくわけはないのだ。また私は泣いた。
「でも、2人はフロー(稼いでくるお金)が違うんだよ!今離婚になっても夫は大丈夫だけど、私は少ない稼ぎでやってかなきゃいけないんだよ!私が頑張って築いてきた資産は、結婚しているうちはあなたのものでもあるから!そういう考えにしたいから!今全てをさらけ出したのに、そんな言い方しないで!」と泣いた。泣きすぎ。夫はすぐゴメンと謝ってくれた。
何はともあれ、この後やっと、夫の収入や資産も知る事ができて、2人で「未来の資産形成どうしようか」という話し合いができるようになっていった。

①②から学んだ事


①夫婦の中で一瞬険悪になった空気、それこそ話し合うべき事である。険悪な瞬間はあえて話そうとせず、あとから冷静に話し合いを設ける。何度だって後からフォローし合える。
②自分が「夫に知られたら怖い」「夫に言う必要ない」と思ってる事こそ、手放して相談してみる大切さ。自分から開示していかないと相手の事は知れない。

なぜ自分の資産を夫に知られるのが怖かったのか?その理由は前編の最後に記載してある。
(私の場合は母が関係していた)

お金の話から、夫婦関係の見直しまでできたという話。やっぱり2人で夫婦を運営していくうえで、お金の話は切っても切り離せませんな。

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