見出し画像

2022/09/24 教えて予報士さん

①熱帯低気圧ができる仕組みは?
1.赤道より離れたコリオリの力が働く場所。
2.低気圧性の風(反時計回り)が発生している。
3.地上と上空の風向風速の差(鉛直シア)が小さい。
4.水蒸気が水になる時のエネルギーで発達するため、海水温が26度以上必要であるとされる。
5.大気の状態が不安定で上昇気流が起きやすい
6.対流圏の中層(500~700hPa)が湿潤である。

②シアーライン・収束点・前線の違いは?
スケール(大きさ)の違いで使い分けることが多い。
前線は長いためスケール的には大きいが、より細かいスケールで風向風速が変化している場所をシアーラインと呼んでいる。シアーラインの発生する場所で水蒸気が多いと雲が発生し、天気を崩す要因となることがある。
収束線は点、線や帯などオールマイティでさまざまなスケールで用いられる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?