Apple Pencil(USB-C)お触りレポ / サンデーAFJ 2023年11月19日号
去る10月17日に発表のみが行われていたApple Pencil(USB-C)が、11月2日より発売と店頭での実物の展示が開始されました。
今回はApple 銀座にてそちらを触れてきましたので、そのレポートをお送りいたします。
今回のApple Pencil(USB-C)は事前情報としてApple Pencil 2nd generationよりも短くなっているとありましたが、確かに持ってみた感じ小さい。
Apple Pencil 2nd genが新品の鉛筆とすると、Apple Pencil(USB-C)は少し使って短くなった鉛筆くらいの感覚でしょうか。
しかしUSB Type-C端子を引っ張って出現させるとApple Pencil 2nd genと長さが同じになりました。つまり端子を中に内蔵した分だけ短くしてあるということですね。
その頭の部分を引っ張って出現するUSB Type-C端子ですが、この引っ張る際の触覚は流石Apple純正といった感じで、無駄に出し入れしたくなるような感覚です。また、内部も光沢仕上げとなっているなどクオリティ自体は高いです。
今回のApple Pencil(USB-C)はiPad側面にマグネットでパチっとくっつきますが、そこから充電することには対応していません。そのためくっつけてもディスプレイにアニメーションが表示されませんでした。ここはApple Pencil 2nd genユーザーからすると少し違和感がありますね。
このApple Pencil(USB-C)、実質iPad 10th generationのために作られたようなApple Pencilですが、実はiPad mini 6th generationにも最適なのではないかという仮説が筆者の中でありました。
というのもiPad mini 6th genはApple Pencil 2nd genにも対応していますが、Apple PencilとiPad miniの縦の長さがほぼ同じなため、iPad mini 6th genを縦持ちする際に側面に側面にくっついているApple Pencilがグラついてしまうという問題がありました。しかし今回のApple Pencil(USB-C)は短くなっていることからその持ちにくさが解消されているのではないかと。
ということで実際にiPad mini 6th genにApple Pencil(USB-C)を装着させてみました。
実際にやってみると縦持ちでのグリップ感が劇的に良くなるというわけではありませんでしたが、短いことによる持ちやすさはほんの僅かではありますがあるように感じました。
総じて今回のApple Pencil(USB-C)はiPad 10th genユーザーはもちろんの事、iPad mini 6th generationユーザーにも適していると思いました。
iPad miniでApple Pencilを使いたいユーザーは手帳・メモ用途が多いと思います。そうなると筆圧感知は不要。ダブルタップによる機能切り替えと充電の手間さえ許容出来れば案外悪くない選択な気がしました。
皆さんはApple Pencil(USB-C)にどのような感想をお持ちでしょうか。もし購入したよという方がいらっしゃいましたら、是非AFJで教えてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?