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iPhone 15シリーズお触りレポ / サンデーAFJ 2023年9月24日号

皆さんこんにちは。Hervectorの虎豆しば2号です。
去る9月22日金曜日、iPhone 15/15 Plusと15 Pro/15 Pro Maxが発売開始されました。
筆者は今年もスルーしたのですが、Apple 銀座にて実機を触ってきましたので今回はその実機を触れた感想についてお届けします。

iPhone 15 Pro/15 Pro Max

まず目玉のiPhone 15 Pro/15 Pro Maxから。第一印象は「軽い!」。発売日ゲットされた方の投稿や、実際に実機を触れた方が口を揃えて軽いと仰られていたので、その意見を聞きすぎたせいでハードルが上がって結果的に言うほど軽くない、と感じてしまうオチかと思っていたのですが明らかに軽いことが分かります。

手に取った瞬間に衝撃を受ける軽さ。

感覚的にはこのタイミングで販売終了となってしまったiPhone 13 miniのケースを装着している状態に近く、筆者が使用しているiPhone 13 Proと同じ6.1inchなのに圧倒的に軽く感じました。
逆に6.7inchのiPhone 15 Pro MaxはiPhone 13 Proと体感的に似ていて、それでいて画面サイズが大きくなるのはかなり良いなと感じました。
また実機を触りに行った際にiPhone 12 Proユーザーの方と行ったので、そちらとも持ち比べてみました。実はiPhone 15 Pro、重量の数値的にはiPhone 12 Proと全く同じなのですが、不思議なことにiPhone 15 Proの方が軽く感じるんですよね。

エッジは少し丸みを帯びた。

実際今回のiPhone 15 Proシリーズに関しては前モデルであるiPhone 14 Proシリーズと比較して軽くなっているものの、それ以外にもエッジが少し丸みを帯びました。この事により手によりフィットする、握りやすい形状となっているためグリップ感が向上したことも軽く感じる要因の一つなのではないかなと感じました。

レンズバンプはiPhone 14 Proシリーズと比較して僅かに大きくなったものの、出っ張りはそこまで変わらない。
望遠を使うと1倍画角のどの部分をズームしているか見れる。

そしてカメラ性能ですが、今回から1倍モードでも3つの画角を選択出来るようになったため0.5倍(14mm)、1倍(24mm、28mm、35mm)、2倍(48mm)、3倍(77mm、iPhone 15 Proのみ)、5倍(120mm、iPhone 15 Pro Maxのみ)のトータル6つの画角が選択出来ます。
作例は以下から(3倍で撮り損ねたのでそこだけ抜けてます。。)。

iPhone 15 Proの0.5倍(13mm)
iPhone 15 Proの1倍(24mm)
iPhone 15 Proの1倍(28mm)
iPhone 15 Proの1倍(35mm)
iPhone 15 Proの2倍(48mm)
iPhone 15 Pro Maxの5倍(120mm)

特に気になるのはiPhone 15 Pro Maxにのみ搭載されている5倍望遠レンズですが、暗所性能に関してはそこまで強くはなさそうで、Apple Store店内のそこそこ照度が確保されている状況であっても拡大表示するとノイズが見られました。しかしそれでも普通に見る分には十分綺麗な写真が撮れるレンズとなっていると思います。
iPhoneの望遠レンズで気になるのは最短撮影距離ですが、被写体からおおよそ30cm程離れると望遠レンズに切り替わりましたので、それより近いと1倍レンズで5倍デジタルズームした状態での撮影となってしまうためご注意ください。

側面。米国版はSIMカードスロットが無い模様。
アクションボタンの設定画面。

今回のiPhone 15 Proシリーズからは着信/消音スイッチがアクションボタンに置き換えられました。実際に使ってみたのですがボタンの感触的には固すぎず柔らかすぎずでちょうど良い感触。そして賢いなと思ったのが長押しでしかアクションを呼び出すことが出来ない点。
最初これを聞いた時に何故単押しを選ばせてくれないんだと思ったのですが、単押しだとポケットやバッグの中で押されてしまいアクションが誤爆される可能性がありますよね。恐らくそれを配慮した仕様となっているのだと思います。
ただ長押しで1個のアクションしか設定出来ないので、ダブルクリックでの設定などが行えるようになるともっと幅が広がりそうだなと感じました。

長押しするとDynamic Islandからアプリ画面が飛び出てくる。

デモ機ではアクションボタンにカメラが割り当てられていました。長押しするとDynamic Islandにカメラのアイコンが表示され、そこからカメラAppのUIが飛び出てくるアニメーションが施されていました。さらにアクションボタンでシャッターを切ることも出来るので、アクションボタン長押しでカメラ起動→アクションボタン単押しでシャッターを切るという速写性に優れたカメラになるのでこれは良いぞ!と思いました。

ナチュラルチタニウム
ブラックチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム

カラーバリエーションですが、ブラックチタニウムとブルーチタニウムは実物を見ると光の当たり具合では非常に似ている印象を受けました。今回からiPhone Xを除き10年前のiPhone 5sからカラーバリエーションとして用意されてきたゴールドが無くなりました。同系色としてナチュラルチタニウムという新色が登場しました。こちらはゴールドとはまた異なるため置き換えとは言い難いものの、落ち着いた色で綺麗です。

iPhone 15/15 Plus

こちらも非常に軽量であることが分かる。
無印にもやってきたDynamic Island。
iPhone 14 Proシリーズから受け継がれた48MP広角レンズ。
iPhone 15の0.5倍(13mm)
iPhone 15の1倍(26mm)
iPhone 15の2倍(52mm)

そしてiPhone 15/15 Plusですが、こちらは前回の発表会直後に投稿した号外でも記載した通り、前年のiPhone 14 Pro/14 Pro Maxの美味しいところが無印に降りてきたという感じで、Dynamic Islandと48MP広角レンズが目玉であるものの、こちらは昨年のiPhone 14 Proシリーズお触りレポで触れていると思うのでそちらを参照ください。

ピンク
ブラック
ブルー
グリーン

今回のiPhone 15無印シリーズは色が薄すぎるという点で賛否が分かれていますが、実機を見たところやはりそれぞれ色が薄く、特にブルーに関しては本当にホワイトと言っても過言ではないレベルでしたので、色目的で無印を選択される方は実機を見に行ってから判断することをオススメいたします(イエローは撮影し忘れた。。)。
そして個人的に一番興味深かったのが背面のインフューズドガラス。これまで無印は背面が光沢ガラス仕上げとなっていて、指紋が目立つのが個人的にはあまり好みではなかったのですが、今回のiPhone 15無印シリーズからはインフューズドガラスと称してiPhone 11 Pro以降Proモデルに採用されている非光沢の磨りガラス仕上げとなっています。最初てっきりProモデルと同じ仕上げになったのだと思っていたのですが、触り比べてみると実は違います。Proモデルの磨りガラス仕上げよりも少し引っ掛かるような感覚がありました。しかし指紋は目立たなくなり、触り心地もこちらはこちらで良いものでした。

iPhone 15 ProのUSB Type-Cポート。10Gbps転送に対応している。
iPhone 15のUSB Type-Cポート。こちらはUSB2.0スピードなので要注意。

今回のiPhone 15無印シリーズ及び15 Proシリーズ共通での変更点としてはポートがLightningからUSB Type-Cへ変更となった点ですね。こちらは実使用していく上で恩恵を感じることが多いと思うので、実機を触れただけではそこまでのインパクトは無かったものの、長らく鎮座していたLightningポートがUSB Type-Cに置き換わっているのは新鮮でした。

まとめ

以上、iPhone 15/15 PlusとiPhone 15 Pro/15 Pro Maxのお触りレポでした。実際にiPhone 15 Pro/15 Pro Max及びiPhone 15のデモ機で撮影した写真や、こちらで書ききれなかったトピック等はnote版サンデーAFJの方に記載していますので、そちらも是非ご覧ください。
皆様はiPhone 15シリーズ購入されましたか?もう届いて楽しんでいるよ、という方やまだ届かなくてうずうずしている方も是非AFJで意見くださいね。
それでは今回はこの辺で。

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