リアコは繰り返す

リアコ。
リアルに恋してしまうこと。

全くまとまってはいないが、リアコについて今思っていることを
書き記しておきたくなったので書いてみる。

私について

二次元・三次元問わず好きになったらリアコになりがち。
(例外もある)
特技は妄想。人生の半分以上はオタク。
中学生の時に占ツクの扉をノックしてしまう。今好きなのは三次元。

とまあそんなオタク気質+夢見がちな女です。
世間から見たら夢女子といっていいかもしれません。
(女子と呼べるほど可愛いものではない)

久しぶりに来たリアコの波

なぜ急に文章にしたくなったか。それは久しぶりにリアコの波がきたから。
来てしまいました。多分こんなにがっつり来るのは5年ぶりくらい・・・?
とはいえこの5年間でも普通にいろんな好きな男(推し)との妄想はしてます。それはもう息をするように。妄想でしか得られない栄養がありますからね!!

これはいつもと違うかも、割と本当に好きかも、と思ったのは楽しいだけじゃなくてしんどくて浮き沈み激しいから。
いま私が好きな人は実在する人物。年に何回かは会える。(接触はできない)以後、彼と呼びます。

最初は他の推しと同じようにかっこいい、応援したい、可愛い、付き合ってくれないかなハ〜くらいのマインド。
ところがどうしたことか、彼の姿を生で目にしたり、恋愛観を聞いたり、
他の推しよりも距離だったり年齢だったりが近いこともあり、気付けばもう頭が彼のことでいっぱい。
さらに友人と虚妄トークを繰り広げることもあり余計に加速するリアコ心。
顔が好き、声が好き、笑顔が好き、仕事への向き合い方が好き、見た目とのギャップが好き、字が好き、今これ書いてて泣きそう!!!!

気付いた時にはもう遅かった。

リアコはしんどい

リアコのしんどいところは、こちら側で心の変化が起こっている間、彼は全く関係していないということ。
つまり勝手にめちゃくちゃ好きになって勝手に苦しくなっている。
ワーーーーーーーーなんて残酷!!!!!!

なんならその間彼女と過ごしているかもしれない。
ツラツラツラーーーーーーー

とまあまだ俯瞰して見れているだけいいのかもしれないが、辛いものは辛い。リアコなんてしんどいだけではないか。この苦しみは過去に嫌という程経験したから、認めたくなかったし、少し遠ざけてみたりもしたけどダメだった。本能には逆らえない・・・

好きだこれは。この人が横にいる未来が欲しい。

リアコ営業とかよく聞くけど、どういうつもりなんだ!!!!少女漫画みたいな体験を振りまいてるだけなのかなあ・・・それならそれもありか・・・

いい影響

ただ、リアコになってよかったことも少しある。
それは美意識の向上だ。 

今更何をどうしたってそんなに可愛くなれるわけではないけれど、
以前よりも可愛くなりたい という気持ちが強くなった。
彼は私のフィルター抜きにしてもかっこいい。
彼と付き合いたいとかほざいてるけど隣に立つなんておこがましい。まあ無理なんだけど。目に映るのもおこがましい。これはとにかく可愛くならねばいけない。

よく某番組で推しができてマイナス20kg!!みたいな特集があるがかく言う私も彼女らと同じ属性で、夜な夜な彼を思って走っている。
しんどい。けど綺麗になって彼に会いに行きたい。この人自分のファンなんだ嬉しい。と思ってほしい。

彼は賢い女が好きらしいので、資格も取得した。
資格はいずれ転職するから取っておこうと思っていたけれど、彼がいなかったら行動に移せていなかったと思う。

彼を好きになってしまってから、美意識が上がって資格取得できて、貯金もするようになったり、自分を前より好きになった。
これはリアコでなくてもオタクだったらあるあるかもしれない。
本当に感謝でしかない。

我にかえる

ただここでもしんどいのは、推しにはそんなこと知ったこっちゃないと言うこと。 ワーーーーーーーー!!!!!(突然の幼児化)
ダイエットして勉強して、好きな人に振り向いてもらうんだ!!みたいな乙女マインドで自分を鼓舞しているけれど、お前が恋しているのは別世界の人だ。と言わんばかりの虚しさが襲って来ることは多々ある。

その時は心の中の彼に慰めてもらうが、それもまた虚像なわけで・・・
悲しい。

本当はどこかで分かっている。
自分が見ている彼の姿はほんの一部で、本当の性格や生活なんて何も知らなくて。彼が見せる一部分に自分の理想を重ねてそれがどんどん膨らんでいるだけなこと。彼のことは知れば知るほど好きだけど、実際に恋してるのはきっと本人でなくて彼に似た虚像だと言うこと。
きっと私が好きで、付き合いたいと思っている彼は私の妄想が作り出した人物で、実在しない。
Oh・・・何を言っているか自分でもわからない・・・

だてに夢女歴が長い訳ではないので、いつかこの恋も終わることは分かっている。
今まで好きになった人たちもリアルの充実や、他のものへの興味などで自然に「推しとしての好き」に変化していった。
今の彼への想いもいつか終わりが来ると分かっているから、「自分を磨くためのモチベーションだ!!!」くらいに思いたい。いやそんなことはなくて好きなんだけど。付き合いたい・・・付き合いたい・・・

もう周りが結婚しだすくらいの年齢なので、いい加減現実を見たいところだけどきっとリアコは繰り返す。
今の彼への想いが消化されても、きっとまた他の人を追いかける。
どうにかならないのか・・・傷つかなくて済むから届かない人を好きになってるのもあるんだろうな。

いつか転職先の仕事で一緒になった、いつか街でばったり出逢った、
生まれ変わったら同級生だった、そんなことばかり想像しながら日々を消化する。
いつかこの想いも綺麗に消化されますように。

推しへ
夢の中でいいから逢いに来てーーーーーーー!!!!!!!!!!!


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