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一度死んだから言えること!

◎悪魔のPT現る!

すいません!前回のナンバリングがズレていましたので、修正させていただきました。!今日は下ネタではありませんが、若干あります(笑)

少しずつ元気になってきた私に、急にリハビリの声が掛かりました。まあ色々ときれいごとを並べてましたが、九死に一生を得て帰還した私を病院の研究材料にしたかったのが本音・・・いやもっと言うなら「自分たちがリハビリをしたことで早期復帰したのだ」という手柄にして、学会への論文発表を考えていた節がありました。

看護師から伝え聞いていたのですが、クリスマスを目前にした数日前に、ニコニコ顔の男性二人が私の前に現れ、私のリハビリ記録を取りたいから協力してくれと言われたのです。

確かに回復はしてきたものの、目覚めて2週間程度の私には、1か月半も意識が無かったことや、その間にどうなっていたのか?、家族はどうしているのか?この先の見通しなど一切の説明のないままでしたし、身体の自由は利かず日々微熱と戦っていました。

つまり自分に対する客観的な情報が得られないまま、日々投薬とオムツ交換は成されているだけで、狭いベッドで身動きが取れない籠の鳥の私に、いきなりリハビリの要請してきたのです。

それもビデオ撮影をしてデーターとして、他の大学との情報交換に使うのだと言ったのです。私は時折担当医がフラット現れて様子をうかがうだけで、何も説明の無いまま日々を過ごしていることに、どんどんとストレスを感じ始めていた矢先の事でした。

もちろん嫌でしたし、首を横に振ったのですが、世の中は前代未聞のパンデミックで、私のような生き返ってきた稀な患者ののデーターが欲しくてたまらないようでした。もちろんその時はただしんどくて、常時120~140あり、体を起こすだけで動悸が激しくなるのです。

そんな私に”悪魔の二人”は
PT男A「太ももや膝に装具を着けるので、それを支えに立ってもらいます」PT男B「立って頂いたらそのまま歩く練習もしましょう」
PT男A「そのあとで車いすに10分くらい座ってもらいますね」

嫌がる私を強引にベッドから起こして、二人がかりで車いすへ乗せました。私の体はふにゃふにゃで全く力が入りません。それに加えて動悸が激しくなって吐き気を催す程度まで行きました。

具合の悪い私は「いやだ!」と首を振り続けているのに、それを見ても知らないふりというか、二人でずっとはしゃいでいました。そしてその場で装具を着け始め、私を無理矢理立たせ、操り人形のように歩かせるのです。

もうパニックになりそうで必死に頭を振りました。
PTたち「しっかり立ってください。お腹に力を入れてください。」
   「後ろから支えますから自分で歩いてください。」

周りを見ても誰も助けてはくれません。あれほど優しい看護師さんたちも、誰一人近寄っても来てくれないのです。そんな私をもう一人のPT は、にこやかな顔をしてずっとビデオに取り続けています。まるで記念写真を撮るように、もう一人のPTにポーズを指示して、私とツーショットと取っているのです。

私「キチガイなのはわたしなのか?コイツらなのか?」
 「なぜ誰も見て見ぬふりをするのか?」

この時のことは「例の幻覚か?」とまで思ったのですが、転院直前のリハビリでその時に映像を少し見せられたので、「あれは真実だったのだ」と理解し改めて、その時の事をはっきりと思い出しました。そのリハビリ室に居た二人こそ、あの悪魔たちだったのです!今ではもう水に流していますが、人生で初めて恨みました。

話を戻すと、僕の立位を歩行データーが上手く撮影出来ないのに業を煮やして、車イスに座らせてくれたのですが、そのまま10分座っていましょうと放置されました。体は崩れて半分倒れているのにです。

もちろんここでも「いやだ!」と首を振ったのですが、言葉もなく動かせない身体ではどうにもならず、とにかくシンドイ中で座り続けると、また悪魔たちが寄ってきて、「もう一度立ち上がりましょう」と楽し気に言うのです。ここまで来るともう鬼ですね(笑)

そしてふらつきながら強引に立たせられ、前へと強引に歩かされるのです。その時に、ストレスに耐えきれなくなった私の腸は、グルグルと音を出して、急な排泄を催促してきました。その頃の私のお尻は自分では調整できないほどボケていて、締まりが悪いとかいうより制御できない状態でした。

そして、ドバっと大きな音を出してそれは噴出され、立っていることから溢れてオムツから漏れて介護着が汚れてしまいました。大の大人が多くの眼前で垂れ流しをしたのです。それがどれほど悲しかったことか、辛かったことか、この悪魔たちから早く解放されたかった。

そして自分たちの手に負えなくなった二人は、看護師に世話を頼んで笹と去って行きました。にこやかに笑いながら・・・。

私だって過去に病院勤務でPT的な仕事をしていた経験もあるので、病院のシステムは理化していますが、あまりにも非人道的だと断言できます。あんなのはリハビリでも何でもない、ただの実験動物への虐待行為みたいなものです。いまでも誰が指示を出したのかはわかりませんが、この話を家族に伝えた時、ゆあんさんは泣いていました。

ゆあん「お父さん辛かったね。よく頑張ったね(泣)」
後で、転院先の看護師やPTにこの話をしたら、皆さん驚いていました。

確かに前代未聞のウイルス騒ぎで、自分たちの名を上げたいのは分かりますが、患者のための医療ではなく、名を上げたい一部の利益の為に医療を使うのは、卑怯とも言える人体実験です。

まあ今から思うとただ一言です。
「あの時はみんなが狂っていた。」


次は”悪魔のPT再び現る!”です   

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