見出し画像

一度死んだから言えること!

◎今まで書かなかった下半身事情1

実は今まで特に書いてこなかったのですが、目覚めた時から下半身にずっと事情を抱えていらのです。さらっと流す事も考えたのですが、やっぱり生死を問う入院という状態で、どんな事が起こるのか?を書くのもこの闘病日記の目的でもあるので、ここの話を書こうと思います。

全身麻酔で手術をしたことがある人は、たぶん分かると思うのですが、麻酔で意識不明になると、尿道にカテーテルを入れられることがあるのです。この麻酔って、実は膀胱括約筋が麻痺するんです。

前にも、鼠経ヘルニアという症状で全身麻酔で施術した時も、膀胱括約筋が麻痺してました。この時は5時間も手術に掛かったのですが、終わると同時に麻酔を切って強制的に目覚めさせられましたので、今回のようなことはありませんでした。

しかし、点滴で保水しているのと緊急手術だったこともあり、水分の制限もしてなかったので、夜には膀胱に尿が溜まってパンパンになり、カテーテルを挿入して排尿するしかなかったのです。

この膀胱括約筋の麻痺は全く自覚が無いので、気張るなんてことは不可能なので、どの方も同じくカテーテルを使って看護師さんが排尿をしてくれます。ただし、めっちゃ痛くて場所が場所なだけに、メンタルが普通に凹みますし、もう一生やりたくないものです(笑)

今回の入院では長期入院になったので、常時排尿状態にする必要があり、そのカテーテルを初期の段階から入れっぱなしだったのです。


膀胱の状態

目覚めてからI、CUで説明を受けたはずのですが、その記憶が無くて、一般病棟に引越しした時に説明を受けたと長く信じてました。

なぜか?

実は下腹部からあそこまでの感覚が全然なかったからで、不思議に苦痛を感じる事が無くて、まるで記憶喪失のように私の中から消えていたからなのです。よくよく考えてみてください、喀痰除去と排尿とで私は毎日体の上下でカテーテルのお世話になっていたのです。いや~感覚が無くて良かった(笑)

尿道カテーテル

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?