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子連れ国際会議出張(オーストリア編)③

3歳児を連れてオーストリアへ行った際の記録。オーストリアに到着してからの様子を書き残す。

ウィーン国際空港からタクシーで移動し、23時過ぎにホテルについた。会議の場所はウィーン工科大学だったので、ホテルはオペラ座にほど近い所(というか、アパートの一室。booking.comで予約)を予約した。日中、シッターさんに部屋で息子を見てもらったり、大学まで歩いて息子と一緒に来てもらって、近くの公園で遊んでもらったりもできたので、この選択は最適だったと思う。

アパートの管理人の方はとても親切で、付近のスーパーやレストラン情報を沢山教えてくれた。滞在中も「何か困ったことはない?」とこまめに連絡をくれて、特にトラブルは何もなかったけれど、心強かった。

国内の学会では、託児制度がある物も多く、息子も良くお世話になっている。学会以外の出張も合わせると、東京、大阪、富山、石川、香川、島根、福岡、、と、3歳10か月にして既に数多くの都道府県を訪れた経験がある。普段からこども園に通っているものの、初対面のシッターさんにいきなり引き渡されると、不安が募り、大泣きしてしまうこともしばしば。ただ、最近では「今日の先生は優しい人?」と私に聞いてきて、しっかり説明をすると納得して笑顔で(歯を食いしばって涙をこらえて「バイバイ…」と言われるときは、胸が痛む)シッターさんの元に行ってくれることもある。

ウィーンでは、実はシッターの専門の方ではなく、現地でオペラ歌手として活躍されている日本人女性にお願いした。彼女とは、「ウィーンの森の散歩道」という、現地に住む日本人向けコミュニティサイトで知り合い、メールでやりとりをしてお願いすることに決めた。

このサイトに「〇月〇日にベビーシッターをしてくれる方募集」と書き込んだところ、5名くらいの方から連絡をいただけた。幼稚園教諭の免許を持つ方や、現地で大学に通う方、日本語の話せる現地出身の方など、バックグラウンドは様々だが、皆本当に親切で、優しいコミュニティだなと感じた。またウィーンに子連れ出張する機会があれば、この掲示板を利用したいと思う。

シッターさんとはもちろん初対面だったが、「とてもやさしくてお歌が上手な先生」と息子に説明していたところ、「早く先生に会いたい!」と乗り気に。そしていざ対面すると、「ママ、行ってらっしゃい!遅く帰ってきていいよ!」と大手を振って見送ってくれた。呆気にとられた。そして息子は宣言通り、私が返ってくるまでシッターさんと仲良く楽しく過ごしていた。何か波長が合ったのか、安心する雰囲気があったのか。相性が良かったらしい。涙ながらにお別れ、、とならずに良かったし、外出中安心して仕事に集中できた。

息子をシッターさんに預けたのは、3日間ほどで、10時頃から16時頃まで、または午後だけ、だったと思う。少し延長をお願いしたりもしたので、最終日に改めて時間を計算して清算し、シッターさんの口座へネットバンクで振り込んだ。個人的に価格を設定してお願いして、業者との契約ではなかったので、費用は自腹で払い研究費での清算は行わなかった。国内会議で託児を利用する際は、格安で(1日1500円など)利用でき、しかも大学に戻ったら、年間で上限はあるものの、その費用を全額補助してもらえる。まあ、今回は仕方なし。

ちなみに、、、シッターさんに息子を預ける際は、水筒、着替え一式、おやつ、帽子を手提げの保冷バッグに入れて息子に持たせた。水筒の中身は麦茶。麦茶のパックを持っていき、ホテルの冷蔵庫で毎晩麦茶製造してました!実は、近々また海外出張に子連れで行くため、こんな感じでおやつなど準備を進めてます。

海外出張に持っていく息子グッズ

グミは、ちょっと虫歯が心配になるけど、飛行機に乗るときのみ見抜き対策や、ちょっと待ち時間が長くて暇しているときなどに最適。ラムネも。

ウィーンでのあれこれは、また書きます。

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