佐々木真美

佐々木真美です。仙台の入所施設で暮らしながら、LITALICOという企業で遠隔操作で仕…

佐々木真美

佐々木真美です。仙台の入所施設で暮らしながら、LITALICOという企業で遠隔操作で仕事をしています。

最近の記事

マイトビー I-16とOrihime eye+Switchについて調べてみました!

9年前から私は、株式会社LITALICOにて、マイトビー I-16(以下、トビーや、Oriihime eye+Switch(以下、オリヒメ アイ)という視線入力PCを使って働いています。それで、5年前まで使用していたトビーは、外国製品だったため、壊れてしまったらすぐに修理に出せませんでした。その一方、オリヒメ アイは、日本製なので、たとえ故障しても郵送に時間がかからないことから長期にわたり、利用させてもらっています。ゆえに、身体に負担がなく仕事ができ、ものすっごく充実した日々

    • 医療的ケア児と登校について調べてみました!

      この記事を書くにあたり、インターネットを通じ、医療ケア児と登校について調べてみました!すると、医療が必要な児童の中には学校に通えているケースもいる一方、そうではないお子さんもいる現状を知り、悲しかったです。したがって、 ご本人をはじめとする家族が通って学ぶことを希望されるのであれば、下級生・同級生・上級生と同じ場所で過ごす時間をつくれる社会になってほしいです! 医療的ケア児とは 自力での呼吸が困難なために人工呼吸器を付けている子。また、上手く咀嚼ができなかったり、飲み込む

      • 認知症について調べてみました!

        6年前に他界した母代わりの祖母は、88歳まで脳性麻痺の症状がある私の介助をするくらいしっかりしていました。しかし、その1年後、コンロの火を消し忘れる。元々はきれいに角を合わせて畳むタオルの角を合わせない。といった異変が出始めていました。最初にそのことに気が付いたのは、孫である自分でしたが、普段施設にいるので、いつも家にいるお父さんやおばさんに言う勇気がありませんでした。そうして、言えない日が重なっていったある日、親から「最近、おばあさんボケている」と話がありました。その話を

        • トゥレット症について調べてみました!

          私は、毎週土曜日の18時から18時54分まで、TVにて放送されている(報道特集)という番組を見ています。そこで、たまたまトゥレット症について取り上げられていて、まだ社会に症状が伝わり切れていないことが分かり、自分は障害や病気の情報を世間の人々に引き合わせる仕事をしているので、この記事を作成しました。したがって、より大勢の方にトゥレット症のことを知ってもらうきっかけとなりましたら幸いです! トゥレット症とは トゥレット症の定義については、TSAJ NPO法人日本トゥレット協

        マイトビー I-16とOrihime eye+Switchについて調べてみました!

          医学的リハビリテーションの歴史について調べてみました!

          この記事を書くにあたり、インターネットを通じ、医学的リハビリテーション(以下、リハビリテーション)の歴史について調べました。すると、明治時代から大正時代にかけて、人の手でする治療が世の中に浸透していき、本格的に理学療法や作業療法が行われたのは、戦争で障がいを負ってしまった軍人の職業訓練がきっかけだったことを知りました。したがって、元々の社会復帰は生まれつきディサビリティーを持った人の対象ではなかったことを踏まえ、現在の健じょう者にもリハビリテーションに関心を持ってもらいたいで

          医学的リハビリテーションの歴史について調べてみました!

          身体障害者補助犬について調べてみました!

          この記事を書くにあたり、身体障害者補助犬についてインターネットを通じ、調べてみました。すると、盲導犬・介助犬・聴導犬は、それぞれ違うトレーニングを受け、ユーザーさん個人個人に合った対応が出来るアシスタントドッグとなることを学びました!したがって、実際にどのようなコースがあるかというと、視覚障害者の方の歩行をサポートする「誘導訓練」。また、肢体不自由の方が床に落としてしまった物の拾い上げや運搬。ドアの開け閉めを行う「介助動作訓練」などがあり、日常生活にちょっとした手伝いが必要な

          身体障害者補助犬について調べてみました!

          腸機能障害のある方の困りごとについて調べてみました!

          もし、今、料理中・ご飯中の方がいたらごめんなさい。 このnoteを書くにあたり、腸機能障害のある方の困りごとについてインターネットを通じ、検索してみました。したがって、『周囲の人に避けられてる気がする』『会食制限』または、『カミングアウトできない』などがあると学びました。そこで、この記事を通じ、先ほどのような当事者の思いを世間のみなさんに知ってもらい、誰でも気楽に出かけられる社会になることを願っています! ストーマについて オートメイトとは オートメイトの定義について

          腸機能障害のある方の困りごとについて調べてみました!

          聴覚障害の緊急時のお知らせ方法について調べてみました!

          この記事を書くにあたり、地震や土砂災害が発生したとき、現時点で聴覚障害のある方にどのように状況を教えることが出来ているのか。をインターネットを通じ、調べてみました。すると、人づてに聞く・FAX・知人からのメール・テレビ・防災メールなどが候補としてありました。しかし、停電が起きて電気製品が使えなくなる場合もあるので、ご自身の命を大切にしながら同じ地域の住民である耳が聞こえない方のことも気にかけてほしいです! 聴覚障害とは 聴覚障害の定義は、LITALICO仕事ナビのサイ

          聴覚障害の緊急時のお知らせ方法について調べてみました!

          知的障害のある方の「働き方」について調べてみました! 

          この記事を書くにあたり、知的障害のある方が「どのように働いているのか」をインターネットを通じ、検索しました。すると、とある事業所では、近所の公園のゴミ拾いや、お菓子の袋詰めをされていました。それから、違う作業所では、職員さんが和紙染めを手伝って利用者さんが染まり具合の判断を任されていたり、リサイクルに向け、アルミ缶をプレスでつぶす仕事を行っていることを知りました! 知的障害とは 知的障害の定義については、LITALICOジュニアのサイトから該当個所を引用します。 「知的

          知的障害のある方の「働き方」について調べてみました! 

          脳性麻痺の症状の違いについて調べてみました

          私は、脳性麻痺当事者で、運動機能障害と言語障害があるため、電動車椅子やへッドポインターを使って日常生活を送っています。けれども、同じ障害にもそれぞれの特徴があり、出来ることと出来ないことが個人個人で異なります。それで、つい自分のと比較して驚いてしまったり、うらやましくなったことがあり、改めて症状の違いについて学びました! 脳性麻痺とは 今年の4月までは、根本的な治療はなく、身体機能を維持するリハビリが主と考えられていました。しかし、5月に放送されたニュースにより、脳性麻痺

          脳性麻痺の症状の違いについて調べてみました

          LITALICOで働く金井さんの人となりとお仕事について

          今回は、これまでとは趣向をかえて、私が働いている株式会社LITALICOの社員に対するインタビューを記事にまとめました。インタビューは、オリヒメアイという視線操作PCでFacebookのメッセンジャーを利用して実施しました。 金井さんとのご縁について 金井さんは、現在の事業部に移動する以前、人事担当だったころに私の上司として関わる機会がありました。その当時、自分は業務に対し、あまり視野が広くないタイプでした。そのような私に「仕事は長い目で見て下さい!」というアドバイスを下さ

          LITALICOで働く金井さんの人となりとお仕事について

          職業は違っても、「相手をいい方向に導きたい」という思いは同じ

          LITALICOの佐々木真美です。の佐々木真美です。34本目となる記事のテーマは、「私が現在、依頼を受けている次の仕事である社内の仲間が書いた文章を編集する業務と、理学療法士(以下、PTの先生)が患者さんの身体の機能や変形等々を整えることが似ている」と気が付いたことについてです。 自分が今まで公開してきたnoteの2/3くらいは、職場の上司に幅広い読者に思いが伝わるか。などの確認をしていただいていました。また、施設での日常生活ではリハビリを受け、どこの筋肉がコっているのか。

          職業は違っても、「相手をいい方向に導きたい」という思いは同じ

          使うことを躊躇らっていたプリンター。でも、人柄を出せるすぐれもの

          LITALICOの佐々木真美です。33本目のnoteのテーマは、自分でインクを入れられないことからプリンターを使うことを躊躇っていた私が、「文字と一緒に自分の感性も相手に伝えられる」と気が付き、再び、印刷すると決めたことについててす。 脳性麻痺当事者で発達障害の傾向がある私は、用紙が途ってしまっても1人でセットが出来ないことのもどかしさから、最近までPCに書いた文章を印刷していませんでした。けれども、あるきっかけにより、思いを手紙に託す必要性を感じました。 この記事では、

          使うことを躊躇らっていたプリンター。でも、人柄を出せるすぐれもの

          直接触れ合うことは出来ないけれど、自分にとって大切な存在

          LITALICOの佐々木真美です。32本目となる今回のnoteのテーマは、自分に「信じられないくらい悲しいことも、誰かに思わず話したくなるくらい嬉しい出来事がある」ということに気が付かせてくれた2人の存在です。 私は、4年前から任天堂3DS(以下、DS)の「こんにちは!赤ちゃん」といったゲームソフトを通じ、子育てをしています。自分は今まで、日常生活で嫌なことがあるとすぐに逃げていました。けれども、子供を育てることに対し、たとえ上手くいかないことがあったとしても、その問題に向

          直接触れ合うことは出来ないけれど、自分にとって大切な存在

          学生時代を思い出し、再び、口から話す機会を作ることにした現在

          LITALICOの佐々木真美です。31本目となるnoteの今回のテーマは、「いつの間にか首振りだけで人との会話を済ませていた私が、声を出していこう!」と決めたことについてです。 脳性麻痺当事者で言語障害がある私の学生時代は「おはようございます!」や「さようなら」などの挨拶を発声していました。しかし、今暮らしている施設に入所してからは、それまで気が付かなかったASDの特性が強く現れ、相手からの言われ方に敏感になり、声を出して返事を返すことが少なくなっていきました。けれども、あ

          学生時代を思い出し、再び、口から話す機会を作ることにした現在

          1回断ってしまったリハビリを自分の身体の衰えに気が付き、自らお願い

          LITALICOの佐々木真美です。30本目となるnoteは、身体のどこに効くのか分からず理学療法士(以下、PTの先生)に「しなくていいです」と言ったけれども、それから7年が経った現在は自らお願いをしたことをテーマに書きます。 脳性麻痺当事者の私は、3歳から現在まで身体機能を維持するため、リハビリを受けています。けれども最近、食事の時に食べ物が気管に入ってしまったときの咳き込むパワーが弱くなったため、誤嚥にならないように予防する訓練を始めました。 この記事では、体のどの部分

          1回断ってしまったリハビリを自分の身体の衰えに気が付き、自らお願い