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人生をやり直すために、関西から東京へ上京してきた23歳バツイチ高卒女子。 友達がひとり…

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人生をやり直すために、関西から東京へ上京してきた23歳バツイチ高卒女子。 友達がひとりもいない寂しさをバネに、自分の新しい人生の毎日を記録していきます。 好きな食べ物は納豆、カニパン。 好きな言葉は「悲しい恋愛コラムを読むよりも、楽しいデートスポットを探せるような恋をしたい」

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  • マミの東京上京物語

    人生をやり直すために、関西から東京へ上京してきた23歳バツイチ高卒女子が、 友達がひとりもいない寂しさをバネに、自分の新しい人生の毎日を記録していきます。

最近の記事

マミの東京上京物語#7「私にできること」

東京で住む家も無事決まり、ベットを購入して最低限の暮らしができるようになった。 ですが東京で暮らしていくために最も重要な[働くところ]が決まっていませんでした。 東京でどんな仕事をしよう・・・。 早く仕事を決めなければ食べていけない。 そもそも私のやりたい仕事ってなんだろう・・・。 それ以前に、私が出来る仕事ってなんだろう・・・。 私のやりたい仕事、それは文章に関わることができる仕事。 とは言ってもなんのスキルも持っていないし、文章をきちんと書いたこともない。 きっ

    • マミの東京上京物語#6「鳥のフルコース」

      まくら売り場に案内してもらい、ふと横を見ると相変わらず眩しい笑顔の店員さん。 売り場に案内してもらったので、店員さんはもうどこかへいってしまう。 だけど、もう少しだけ話していたい・・・・・・! まくらだけでも一緒に選んでほしい。 一緒に選んだまくらを毎晩抱きしめながら、店員さんの笑顔を思い出させていただきたい・・・・・・! そのときの私は、完全によこしまな気持ちで満ち溢れていました。 冷静を装い「どんなまくらがオススメですか?」と聞く私。 すると「羽根まくらがおすすめで

      • マミの東京上京物語#5「東京は眩しくて」

        無印にすがりつくように入った私。 先ほどのニトリでは2時間以上も転がり続けた・・・・・・。 その甲斐があり、ベッドの硬さには感覚が研ぎ澄まされたような気分でした。 今回は軽快にゴロゴロと転がれる気がする。 自分史上最高のベッドを見つけるため、精一杯転がろう!! 銀座の街で干からびそうになりながらも、やっとここまで歩いて来た。 今度こそ優しく私を包んでくれる葉っぱに出会いたい・・・・・・! そしてゴロゴロと転がり続けたイモ虫。 たくさん転がった末に、最高の葉っぱにたどり着

        • マミの東京上京物語#4「ニトリ姫になりたくて」

          吸い込まれるようにニトリに入った私。 ニトリなら、私の財布に優しいベッドがきっと見つかるはず! そして、「お、ねだん以上」のフレーズにふさわしい優雅なベッドと出会えるはず! 優雅なベッドを手に入れた暁には、私はこう呼ばれるでしょう。 「ニトリ姫」と。 ニトリ姫、うん、悪くない響きだわ。 実は、私はこれまで、ベット選びに何度も失敗してきました。 たとえば以前、住んでいた部屋の収納を少しでも増やそうと「収納付き」のベットを選んだことがあります。 たしかに、収納場所は増え

        マミの東京上京物語#7「私にできること」

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        • マミの東京上京物語
          7本

        記事

          マミの東京上京物語#3「ベッドを探しに三千里」

          念願の新居が決まりました。 まさか、東京に来て、こんなに素敵な部屋に住めるなんて・・・・・・。 私の心は高鳴るばかりでした。 そして、実は私には、東京に来たら実現したいことがひとつありました。 それは、「言葉を勉強したい」というものでした。 言葉といっても、英語ではありません。 ・・・・・・日本語です。 私は昔から文章を書くのが苦手で、国語は超が付くほどの嫌いな教科。 だから、普段の話し言葉もギャルみたいな言葉ばかり使っていました。 でも、年を重ねるごとに、周りの人

          マミの東京上京物語#3「ベッドを探しに三千里」

          マミの東京上京物語#2「この部屋に住みたい、だけど、物件の審査が・・・・・・」

          「東京で暮らすのはムリ・・・・・・。こんなに寂しい気持ちになるなんて、東京に来るまでは気付かなかった。なんで東京に来たんだろう。関西に戻りたいな・・・・・・」 そう落ちこんでいた私の元に、一通のLINEが届きました。 それは、東京に来て最初に知り合った、五反田にある不動産会社の担当者さんからのLINE。 その担当者さんは、関西にいた友達が「東京で家を探すんだったら、この人に相談するといいよ」と教えてくれた人でした。 東京にひとりも知り合いがいない私にとって、その担当者さん

          マミの東京上京物語#2「この部屋に住みたい、だけど、物件の審査が・・・・・・」

          マミの東京上京物語#1「寂しい、辛い、帰りたい」

          はじめまして、まみといいます。 関西出身、バツイチの23歳です。 春の季節、就職や転職などで上京される方も多いと思います。 実は私も、今年の春に関西から上京しました。 私はこれまで、旦那との離婚や、友人の数百万円の借金の肩代わりなど、沢山の失敗をしてきました。 そんな失敗をすべてリセットしたいという思いの中、勢いのまま上京してきたのですが、東京に知り合いはひとりもおらず・・・・・・。 住まいや仕事も決まっていない状態の中、「東京にいればきっとなんとかなるかも・・・・・・

          マミの東京上京物語#1「寂しい、辛い、帰りたい」