今日はキャリアについて、経験に基づく私の考えをお話ししたいと思います。
私にとってキャリアは人生におけるアラカルト（一品料理）のフルコースです。

え？フルコース？何それ美味しいの？

ということで、私レストランへようこそ！今日はこのお店のフルコースメニューをご紹介いたします♪w

これまでの人生において、計画的にキャリアを積み重ねたり、転職ごとにキャリアがアップした感覚は全くありません。
どちらかといえば行き当たりばったりで、その都度急ブレーキを踏んでまた発信するように仕事をしてきました。
社会人になり、新卒の会社が自己破産し、ホテルマンとしてアルバイトから働き、息子を授かり結婚し、専門学校の職員となり、離婚して子供を一人で育てて。。。人生って色々ありますよね。皆さんそれぞれ自分だけのキャリア（出来事）があるはず。良い悪い関わらず、その出来事を味わい尽くすことが「人生を楽しむ」ことにつながると考えています。

例えば
新卒で入った着物の会社：稼げたら良いと思って入ったけど、着物って面白い！柄にも意味があり、歴史があり、日本文化の芸術作品を身に纏える究極のアートだな。
会社が無くなる瞬間は喪失感がすごかったな。お客様に怒鳴り込まれたときも怖かったな。迷惑をかけてしまったお客様が自宅に招いてくれてご飯ご馳走になって人の温かみに触れられたなぁ。
私が社長ならあんな思いは社員にさせたくない。

「社員が働き続けられる会社を作ろう」

また別の例え
出産：女性の体だから出産できる。そして女性の骨格は赤ちゃんとフィットするようにできている。命懸けで命を産む。新しい「愛」を知る。子供が生まれてからお母さんは子供と共に「母」になる。育児って「育自」だな。

「ありがとうとごめんなさいが言えたら良い。最強の味方でいよう」

フランス料理のように前菜の次にメインがくる、という決められたものではなく、毎回毎回自分の信念に基づいて一品料理（アラカルト）を選び、食べてみたら美味しくなくても、よく噛んで味わい尽くす。そんな風に私のキャリアがあります。

大切なのは「味わい尽くすこと」
そしてこれからもよく噛んで味わっていきたいです。