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築き上げたものをこわす勇気。

「すばるくん、転職かぁ。勇気あるなぁ、いいなぁ。」

と、学年では一つ下にあたる夫が言った。すばるくんとは、昨日年内でジャニーズ事務所を退所すると発表した関ジャニ∞の渋谷すばるさんのことである。

本人は認めないけれど、夫は関ジャニ∞がそこそこ・・・いや、かなり好きだと思う。

わたしが妹の付き添いでたまたま彼らのライブに行くことになったときはかなりいじけてたし、車でもしょっちゅう彼らの音楽を聞いてるし、気がつけばメンバーをあだ名で呼んでるし、錦戸くんは顔が甘すぎる、あれはズルイとか言っている。

そんな愛してやまないグループの渋谷さんとは同年代の男子としてなにか通ずるものがあったのだろうか。脱退&退所を転職と言った夫。

先日もちょうど、「人生折り返し地点にいるのかどうかはわからないけれど、そこそこまで来たよね、まだやれてないことの方が多すぎる気がする、人生一度きりなんだから仕事だってもっと選んでいいよね」なんて話をしていたところだった。

わたしも35歳になってみて、このアラフォーとよばれる年齢はすごく微妙なところにいるなぁと感じる。

20代の頃より日々すぎるのが早い上に、一年一年気持ちが違う。動き出すなら立ち止まっている暇はないなぁという想いも年々強くなる。

まだまだ若いと思いたいじぶんと、次のステージに行きたいならリミット的に今かなぁと漠然と思うじぶん。

この年齢で転職をする友人は確かに多い。「転職するなら最後のタイミングだと思って」と皆んな口を揃えて言う。

でも、築き上げたものがなかなか大きくなってきている年齢でもあるがゆえに、自分に正直に生きるための新たなレール作りはものすごい大きな勇気と決断が必要で。

だってその築いたものをこわすときには確実にそこに悲しみも生まれてしまうから。

渋谷さんとは才能や背負うものや置かれている状況はあまりにもちがうけれど、夫婦共々同年代の人間としてこの先の人生を考えさせられたり、逆に勇気も与えられたようなそんな昨日の記者会見でした。

関ジャニ∞のとくに渋谷さんが大ファンの妹は「今年一番のショック」とめちゃくちゃ落ち込んでいたけれど。今日はごはんたべれたかな?おしまい。

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