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カンボジアの最貧困層水上生活者について


今月の初めに、ずっと行きたかったカンボジア🇰🇭に初めて行ってきました。

現在、バンコク国立博物館のガイドとして活動しているので、カンボジアの遺跡は、本当に興味深いものでした。

その一方で、実際に見ておきたかったカンボジアの最貧困層の水上生活者の現実。

カンボジアには、琵琶湖の4倍くらいあるトンレサップ湖という湖があります。
この湖の上で生活する人たちがいるのです。

家はもちろんですが、教会や小学校もあります。

水上の家
教会
小学校

陸上に家を持つお金がないため、土地代がかからない水上で生活しているそうです。

家は、気軽に引越しが可能で、お隣さんと気が合わなければ、すぐに別の場所に移動できるという気楽な面もあるそうです。

観光客を見かけると子どもたちが、たらいに乗ってやって来て、「1doller」と物乞いをする姿は、本当に心が痛かったです。

物乞いをする子ども

お金をあげたい気持ちでいっぱいだったのですが、この子たちにお金をあげると学校に行かなくなってしまうそうで、あげないようにと言われました。

ベトナム🇻🇳でも少し前までは、水上生活者がいたそうですが、今は政府がお金を出して、皆陸上に住んでいるそうです、

映画「すれ違いのダイアリーズ」ではタイの水上生活の様子が描かれているので、興味があったら、是非ご覧になって下さい。
水上小学校の先生のお話を描いた心温まるとても良い映画です!

アジアに住んだり旅をしているといつも目の当たりにする貧困の問題。

そういう光景を目にするたびに何かできないかと思いながら、なかなか行動に移せないでいる自分がいます、、、

今回はカンボジアのツアーに入っていた日本人経営のクッキー屋さんが、カンボジア人の雇用を生むために作った会社だと知り、素晴らしい取り組みだなと思ったのでたくさん購入しました。
味もとても美味しかったです。

日本人経営のクッキー屋さん

「Angkor Cookies」
Charles De Gaulle, Krong Siem Reap, Cambodia

Google mapで「Angkor Cookies」で出てきますので、カンボジアにご旅行の際のお土産にぜひお立ち寄りください。

本当に小さなことですが、クッキーを購入することで少しでも多くの人の雇用に繋がってくれたらと思います。



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