マクギネス真美

英国在住の編集者/ライター/コーチ。www.mamimcguinness.com 共著…

マクギネス真美

英国在住の編集者/ライター/コーチ。www.mamimcguinness.com 共著『ハッピーハッピーロンドン』(双葉社)。 http://bit.ly/vypqlphttp://bit.ly/1HwMXNuhttps://note.com/coachmamita

最近の記事

イギリスの紅茶について、ほんとうの淹れ方をあなたは知らない。

イギリスといえば紅茶。 イギリスでは毎日約1億杯の紅茶が飲まれているといいます。(コーヒーの消費も増えていますが、コーヒーは1日7000万杯という統計なので、やはり圧倒的に紅茶の方が多いですね) 言わずと知れた「アフタヌーンティー」発祥の地でもあるので、日本の方たちにとっては、イギリスの紅茶といえば、優雅なそれをイメージするかもしれません。 そのせいかどうか、日本にはたくさんの「紅茶教室」があり、そこでは、高価なティーセットに高級な茶葉を使った紅茶を楽しまれていることが

    • ロンドンの風景。

      • イギリスのハロウィーン

        少し時間がたってしまいましたが、今日は、イギリスのハロウィーンについてお話しさせてください。 というのも、わたしがハロウィーンの「トリック・オア・トリート」を生まれて初めて体験したのがイギリスだったからです。 イギリスに住みだして最初の年のハロウィーン。下宿先の子どもたちが近所の友だちと一緒に「トリック・オア・トリート」にでかけるといいます。「ハロウィーンなんて、日本ではやったことない。」というわたしに、大家さんが「じゃあ、真美も一緒に行って見て来たら?」というので、子ど

        • Please, please. プリーズ、プリーズ。

          以前、イギリスでは ‘Thank you’という言葉が 重要だということをお伝えしましたが、 ‘Please’という言葉も イギリスでの生活ではとても大切です。 たとえばレストランでオーダーをするときにも、 イギリス人はオーダーの最後に必ず ‘Please’ をつけます。 人にものを頼んだり、尋ねたりするときにも ‘Please’ は欠かせません。 幼い子どもがいる家庭では、 子どもにこの言葉をしつこく教えます。 子どもが「○○ちょうだい。」などといったときに、親は ‘W

        イギリスの紅茶について、ほんとうの淹れ方をあなたは知らない。

          ティッシュをしまう場所

          イギリスに住むようになって驚いたことが いろいろあります。 これは冬に気づく(思い出す)ことが多いのですが、 イギリスには、折りたたんだティッシュペーパーを セーターとかカーディガンの袖口に入れている人がいます。 わたしが見るのはいつも女性ばかりで、 男性がこうしているのは見たことがありませんが、 果たして女性に限定されたものかどうかは まだ確かめきれておらず……。 そもそも(ほとんどの)イギリス人は ハンカチをいうものを持っていません。 トイレにはハンドドライヤーか

          ティッシュをしまう場所

          すすがないイギリス。

          わたしがイギリスで、イギリス人と暮らすようになって驚いたのが、 食器を洗ったあとに、イギリスの人たちはその食器を水ですすがずに、 泡のついたまま水切りラックに置いていたこと。   最初は「イギリス人は環境のことを考えて、水を無駄遣いしないために、 最小限のすすぎで抑えようとしているのかしら?」とか、 「洗ったあと、必ずティータオル(日本でいう手ぬぐい、 食器用布巾のようなもの)で食器を拭くからかしら?」(←もちろん、 洗ったあとに水分を拭き取る場合もありますが、実際には、 そ

          すすがないイギリス。

          ありがとう(Thank you)の国、イギリス。

          イギリスで大切な言葉といえば 何と言っても ‘Thank you’です。 この言葉は、あらゆる場面で頻繁に耳にします。 たとえば、レストランで……。 ウェイティング・スタッフが、 テーブルに案内してくれたら、 まずは ‘Thank you’。 そして、椅子をひいてくれたら ‘Thank you’。 コートを預かってくれたら ‘Thank you’。 メニューをわたしてくれたら ‘Thank you’。 オーダーを決めて、メニューを下げてもらうときに、 メニューを

          ありがとう(Thank you)の国、イギリス。

          はじめまして。イギリスに住んでいるマクギネス真美といいます。

          以前から読者として時々立ち寄らせていただいていた、このnoteという場所。今日から私も仲間に入れていただくことにしました。 わたしは、2003年に「長期(1年か長くても2年)のホリデー」のつもりでイギリスにやってきました。そして、いろいろあって(!)2019年の現在までこの地に住み続けています。 noteをはじめたきっかけは、日々の暮らしの中で感じたことや見聞きしたことを、このまっさらな紙面(スクリーン)に綴って、読者の方と分かち合いたいと思ったことです。 実は2006

          はじめまして。イギリスに住んでいるマクギネス真美といいます。