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思い出とともに、僕はこれからも進んでいく。

気が付けば、年の瀬。今年は大晦日・元日ともに仕事のため、1年の締めくくり感を体感していないのですが、いくつかのカテゴライズに分けて2018年を振り返ります。

●仕事
「採用活動に、もっと愛を」そして「採用活動をわたくしごとに」を目指した採用活動を展開。毎月1人の職員を取材し、ストーリーをつむぐ「あそがたり」の運営・ライティングや現場職員を中心とした「採用チーム」の発足。働く人を増やす短期的目標と働くを語れる人を増やす長期的な目標の両方を達成し、働きやすい環境をつくるように仕事に取り組む。また、障害者や外国人の雇用に関する研修にも参加し、多様な人材を意識することができた。それ以外にも、理念教育を行うプロジェクトリーダーや夏祭りの実行委員を担当。数百人の組織で働く難しさを感じるとともに、「採用の立場からの組織改革」を実感するやりがいを得ることができた。

●小さなコト起こし/場の設定
・障害をお持ちの村上さんに取材し、そこで得た情報や感情をもとに曲をつくる生き様ソングプロジェクト。うたづくりの過程をオープンにし、延べ1,100名の方々がうた作りに関わった。この取り組みが取材され、朝日新聞の記事に。

・福祉を対話する文化をつくる「Dialogue FUKUSHI」をコンテンツ化し、僕の思いと共鳴した方をホストとし、様々な地域で開催。京都・大阪・兵庫・和歌山・滋賀・愛知・東京だけでなく、学生団体の集まりでも開催。年明けは、奈良・福岡・企業の研修プログラムでも開催予定。

・さようなら、わたしのバリアをコンセプトとした音楽イベント「BYE MY BARRIER」を開催。友人の娘のリオナちゃんが20歳になるまでは開催し続けることを決意。

・小さな企画をいくつか。転機にフォーカスしたトークイベント「THE SWITCH BAR」や介護領域の採用を考え直す「KAIGO JINGER」、シゴトBARの店主となり「思い付きを持ち寄る夜」など企画・運営。それ以外に、障害をお持ちの方を中心とした単なる飲み会や東海×ソーシャルな集まりなど要望があれば「それっぽく」して場を設定。

●講演や研修など人前でお話しする機会
僕の活動や価値観を紹介する機会や聞き手や対談をする機会、研修プログラムを提供する機会がいくつかあった。次年度以降もいくつか決まっている案件があるので、嬉しい限り。価値観や経験は惜しみなく伝えていきたい。

03月17日/Amazing Fukushi Festa@金沢駅
06月15日/ライフデザインと仕事@関西学院大学
08月04日/外交的なコミュ障の場づくりのススメ@みんなのサマーセミナー
09月29日/福祉の普通を捉えなおす 聞き手@IPPUKU
10月29日/地域コミュニティ・人に関わるしごと@近畿大学
10月30日/総合学習@園和小学校
11月11日/THINK UNIVERSAL 〜多様な個性をどう可視化するのか? 聞き手@西正寺
11月27日/わたし発の地域づくり&竹端先生との対談@コミュニティワーカー実践研究会
12月09日/自分と福祉をつなげて生きる@生き方見本市KOBE
12月12日/モチベーションアップ講座@アウトリーチ型研修in高槻

●大きなプロジェクトや立場の変化
・NPO法人月と風との理事に就任。代表の清田さんから「話があるねん」と妙にかしこまった連絡があった。塚口のマクドで「これから新プロジェクトをやる。お前の力が必要やねん」と打診があり、「やる!」と快諾。その後、看護師の友人(布尾ちゃん)と十三で飲み、酔いまくったのは良き思い出。

・KAIGO LEADERS OSAKAのメンバーに就任し、後方支援を担当。破壊と創造を繰り返しみんなでつくった自信企画「CONA」を関西で展開していくよ。

・自主企画が増えてきたので、それらの活動に屋号を付けようと思い立ち、「ふくしあそび探究舎」と名乗り出す。自分なりの踊りで、福祉を表現するがキャッチコピー。ロゴがめちゃ可愛い。

・約1年前からゆるやかに温めていた障害をお持ちの方が働く拠点をいよいよオープン。名前は「三休-THANK YOU-」。まちの人たちとどんな拠点にしようかと話し合うオープンミーティングを毎月開催し、拠点がまちに馴染むように丁寧に準備を進めてきました。来年春から本格的にスタートします。チャリティーを開始して1週間、みなさまから応援メッセをいただき、気持ちに熱が入っています。不安だけど楽しみ。

このように箇条書きでまとめていくと無機質感が出てしまいますが、1つひとつの出来事には、血の通った人間臭いエピソードが存在します。そう、生きている。気持ちが入っている。しんどいことや怒りを覚えたこと、感動したことや嬉しいことが詰まっている。1人でだったら、こんなにも本気になれませんでした。一緒に遊んでくれたみなさま、ありがとう。やりたいことってわたしとあなたの間にきっとあるのだと思います。これからも一緒に遊びましょう。

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。