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プロジェクトをするうえでのファーストアクション

本日は第3回ビハーラケア研究会。死生観やケアの本質を磨く理念教育の時間です。

今年度、委員長をつとめています。
僕は後方支援にまわり、メンバーに各回の主担当を担っていただいています。

今回のテーマは外国人介護従事者。2008年からEPA制度が開始されたり、昨年11月から技能実習生に介護領域が拡大されたり、来年4月に就労ビザに特定技能が新設されたりなど介護現場に外国人介護従事者が増えていく可能性があり、職場環境の整備や職員の理解が必要になってくるでしょう。だから職員の理解に重きを置き、外国人介護従事者にまつわる知識を提供するだけでなく、外国人介護従事者の死生観や文化を知る交流ベースの内容にしました。話し手の外国人介護従事者は、なんと11名!違いがひしめき合う時間になりそう。

プロジェクトをするうえで意識しているのは、ダニエル・キムの「組織の成功循環モデル」。関係、思考、行動、結果の4つの質。どれをはじめに高めるかによって循環のスムーズさが変わっていく提議で、結果の質を求めるとバッドサイクルに、関係の質をまず高めることがグッドサイクルになるそう。

だからプロジェクトを立ち上げたら、メンバーとの関係性をつくることから行います。自分の人となりを伝え、相手の人となりを知る。そこから信頼が少しずつ生まれるのだと思っています。

「言葉の壁や文化の違いがあるから、彼女たちとなかなか上手くコミュニケーションできていない。だから、今回は交流に重きを置きたい」と意見を述べた担当者を信頼し、本日の研究会を楽しみます。

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。