モナリザも最終日には声に出して笑う

これはわたしの大好きなバンドの大事な歌です。

その中のフレーズ、「モナリザも最終日には声に出して笑う」。

ひと色展の最終日の記事を書くときに、これを使おうって、ずっと決めてました。

でも、こんなに、本当に100%の、「アイラブユーの世界」になるなんて、予想外でした。

日曜日だからなのか、外遊びグッズを持ってる親子連れさんがたくさん来てくれました。

刺繍のまねっこたちを、乱暴に扱う子どもなんてひとりもいなくて、みんな優しく、そーっとさわって、ブランコに乗せてゆらしたりして遊んでくれました。

小さい子を見ると、すぐにあれこれちょっかいを出したくなります。これもさわっていいよーとか、どの匂いが好き？って指差しあったり、わたしのほうが遊んでもらってました。

たくさんの方に優しくしてもらって、まねっこたちも大喜びだと思います。

リピーターの元気なおじさまが、アサミさんに「ラブレター」って言って、俳句？を色紙の裏表に3枚も書いてきてくださって、ぐるりと回って絵を観てくださって、じゃあね！って手を振りながら、また回廊に戻っていってしまって、出口こちらですーーー！みたいな、楽しい一幕がありました。

この一部始終を目撃してて、なんか涙が止まらなくなっちゃいました。なんでだろう。
父とか父の友達とか、こんな感じの一見めんどくさいおじさんだったなーって、ちょっと思ったからかな。とにかく、ほかほかする出来事でした。

最終日のカフェは13:00から！

開店と同時にお客さまが来てくれておしゃべりしたり、ラジオに参加したり、さっちゃんのピアノを聴いたり、お湯を汲みに行ったり、カップを洗いに行ったり、お菓子を追加しに行ったり、その合間にいろんな方とお話して、お客さまの歌を聴いたり、ちゃっかり一緒に歌ったり。バタバタと、あっという間に楽しい時間がすぎていきました。

最終日は特別に、お客さまのお気に入りの子をひとり、席に連れてくシステムにしましたよ。

わたしのために、さっちゃんが「スワローテイルバタフライ」を弾いてくれました。
思い入れたっぷりなこの曲。優しく、でもずしんずしんと心に刺さりました。
好きな歌を覚えててくれてありがとう。すてきに弾いてくれてありがとう。

さて、最終日のお菓子の紹介です。

あこはるかさんのラジオでお菓子紹介をするときに、誰も読めなくて、お隣のお客さまや、コメントで教えていただきました！ノア！フランス語でクルミって意味だそうです。

実はこれ、東京駅の大丸に「クルミっ子」を買いに行ったら売り切れで、キョロキョロしてて見つけたお菓子です🐿️

りすだし、これはもう、クルミっ子と同じ、うわの空そのものじゃない？

なので今回、まさかクルミっ子が手に入るとは思ってなかったので、最終日にお出ししようと決めてたお菓子です。

想像よりもお客さまがたくさんみえたので、足りなくなっちゃって、ごめんなさい。

紅茶はもちろん、カレルチャペックカレルチャペックカレルチャペック！！
もう流行語ですよね。

コーヒーも好評でした！

三毛猫珈琲　陽だまりオーガニックブレンド。

ティーバックみたいに、お湯にひたしておくだけで、美味しいコーヒーが出来上がるやつです！

大盛況のカフェで、幸せなあたふたを味わってるうちに、あっという間に閉店時間。

てことは、もう、ひと色展の終了時間。

えーー。もう終わりーー？

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最初に書いた、「アイラブユーの世界」って曲ですけど、これはラッコの話から生まれた曲だそうです。

ラッコって、眠るときも海に浮かんでるから、流されないように海藻とかを巻きつけて寝るんですって。でも、まわりにちょうどいい海藻がないときはどうするのか？

なんと。となりのラッコと手を繋いで寝るんですって！！なにそれかわいい！！

その話を聞いたときに、「アイラブユーの世界🎵」ってフレーズが浮かんだそうです。

なんかね、準備から一緒にいろいろがんばってきて、こんなにハッピーな場所と時間を作れたみんなとなら、手を繋いで海に流されるのも楽しいかもなーって思うんです。だって、初めてこの記念館にきたときは、なーんにもない寒々としたただの空間だったんだもん。

それをこんなにあったかい場所にできたみんなとなら、どこに流されたって、絶対に素敵な場所を作れるでしょ。

なにもなかったこの壁に、最初に浮かんでたのは、ハートの光でした。

そりゃ、モナリザもゲラゲラ笑うでしょうね。

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ひと色展に、来てくださったみなさま、サポートしてくださったみなさま、遠くから応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました！

みんなと手を繋いでる気持ちです✨

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ひと色展、珍道中や裏話など、またゆっくり書きますね。

ひとまず、お疲れさまでした！