いつの日か たった一日でいいから戻りたいと思う日々を 今生きてるのだろう。
shinさんが、「怪獣の花唄」について書いてくださったのが、とっても好きだったので紹介させてください。
という言葉にぐっときてしまい、この歌を思い出しました。
花男さんの「暮らし」という歌。
再生リストごとしか貼り付けられなかったので、この中の「暮らし」って歌を聴いてみてください。
太陽族というパンクバンドのボーカルだった花男さんが、娘さんとの暮らしのことをうたってる歌です。
太陽族が活動休止してから、花男さんは地元の北海道で家族と一緒に手作りの音楽活動をしてます。
太陽族って名前なくらいだから、パンクとはいえとってもあったかい歌ばかりのバンドだったんですけど、花男さんソロになってからは、そのあたたかさが何十倍にもなって、ほんとに太陽みたい。
タイトルにしたこの歌詞。
今の暮らしをこの先に思い出したときに、たった一日でいいから戻りたいって、思うんだろうなって、その「今」にわかってるとこが素敵だと思うんです。
shinさんもそうなんです。ちゃんとわかって、お子さんたちを大切にしてる。そこがほんとに、素敵です。
そして、矛盾してるようなこと言いますけど、わたしは「だから今を大切に楽しんでね!」とかは言いたくないんです。
だって、そんなプレッシャーかけられたら、もう楽しくなくない?
わたしはそのプレッシャーからいつも逃れたいと思ってます。前にもそのことは書きました。「人生とかけて夏休みと解く」説ね。
「いつか終わるんだから思い切り楽しめ!とか言うけど生き抜くだけでオッケーなのです!」みたいな、わたしのモットーです。笑
話逸れたけど、怪獣時代の子供たちを追いかけまわす忙しい日々のなかで、ふと、こんな時間をいつか愛しく思い出すんだろうなって思ってしまうこと。それがそのまま美しいと思うんです。
考えたら、子供が小さい頃だけじゃないですよね。時間とともに、変わってくものはいくらでもあって、それは少し寂しくて悲しいけど、この時間をキラキラと思い出す未来を想像して、涙ぐんでぎゅっとなる、そんな気持ちを持っていたいなって思います。
shinさんと、かわいい奥様と、かわいい息子さんたちの、エピソードをこれからも楽しみにしてます。
太陽族の大好きな歌「裸電球」。
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