470日目。

noteをはじめとしたSNSでたくさんの人とつながって、たくさんの人の言葉を読めることは、わたしにとっては、とてもおもしろい体験です。

特にお子さんのいる方たちの日常を綴った言葉は、わたしにとっては、とっても興味深いものです。

お子さんが生まれて成長し、絶賛イヤイヤ期、とか。
幼稚園、小学校、中学校入学。
高校受験、大学受験。
部活、夏休みの過ごし方、バレンタイン時期のお菓子作り、修学旅行。

日々のいろんな出来事の中で、
どんなことで泣いたり、怒ったり、笑ったりするのか。
どんなことが楽しくて、どんなことが大変なのか。
そのとき、親である書き手の方は、何を思っているのか。

言葉を通して、その方の暮らしを垣間見る。

お子さんがいる方にとっては、日常の当たり前の風景なのだと思うのですが、わたしにとっては、新鮮な驚きの連続です。

へぇ〜、お子さんがいるとこんな体験をするんだな。

こんなことを感じて、こんな気持ちになるんだな。

*

自分の胸に抱かれて泣いていた人が、ハイハイして、やがて歩くようになって、くるくると変わるいろんな表情を見せてくれて、喜怒哀楽いろんな感情を一緒に体験していくわけですよね。

その体験は、わたしからすると、キラキラ輝く宝石のように見えます。
（もちろん、子育てって大変なこともある。そのことは、重々承知しています。）

宝石のようにキラキラと輝く「子育て」という体験を、わたしはこの人生の中で経験することは、おそらくないでしょう。

*

だからこそ、いつもこう思うのです。

わたしにとっての宝石はなんだろう？

子育てほどおもしろい経験はないのだとしたら、それに匹敵するくらいのおもしろい経験を自分にさせてあげたらいいね。

*

わたしは今回の人生ではこんな経験をするんだ！って、人それぞれテーマがあるらしいじゃないですか？

肉体がなくなって、魂だけの世界に行ったとき、

あなたは「子育て」っていうおもしろい経験をしてきたんだね！すごいね！お疲れさま〜。
わたしはこんな体験をしてきたよ！
なかなかおもしろかったよ。

って、そんなふうに言えたら、きっと楽しいな。

*

わたしが生きたいと思う「おもしろい人生」って、どんなものかな？

あなたにとっては、どんな人生が「おもしろい人生」ですか？

ついつい、自分の中の小さくて狭い「正しさ」に引っ張られそうになるけれど、「正しいわたしだった」って思って死んでも、ちっとも楽しくない。

「おもしろいわたしだった」って思って死ねたら、それはきっと、おもしろくって最高の人生だった、ってことだよね。