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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第48日「人生、金儲けやない、人儲けや!」

読書ノート 2024/4/20

❶[1BOOK]
「人生、金儲けやない、人儲けや!」
吉田潤喜著 ヨシダフーズインターナショナルジャパン(株)
2020年3月19日 初版発行

❷[3POINT +1]
◎まえがき
だから、人生は恩返し。人生はブーメラン。自分がしたことが必ず返ってくる。そして、運も、人生も、自分でつくることができる。
それが、生き馬の目を抜くような厳しいアメリカ社会で学んだことだ。それを、いろんな人と共有できれば、これほど幸せなことはない。

① アメリカ・苦難の時代
☆決断は10秒!
私の人生はすべて「10秒の決断」だった。だから、4回も破産しかけたのかもしれないが、その決断が間違っていると思ったことは一度もない。たとえ失敗しても、次の扉を開ければいいだけのことなのだ。

② 人生を動かす「人儲け」
☆「不安」はエネルギー〜なぜ多角経営か
しかし、私は「不安」や「恐怖」が悪いものだとは思っていない。潰されるのが怖い、負けたら怖い、という感情はいくらあってもいい。なぜなら、そうした「不安」というものが、最高のエネルギーになる。
商売も、勝つか負けるかの戦いだ。負けたら怖いという不安があるからこそ、多角経営に走った。それが今、18社を抱えるヨシダグループに成長するという幸運をもたらしてくれたのだ。

③ 成功とはカネやないで!
☆ポジティブ・リベンジ
私の原動力である「こんちくしょー!今に見とれ」精神は「仕返し」、つまり「リベンジ」だ。
「仕返ししてやる!」というエネルギーを、仕事や人生を動かす方向に転換させるのだ。このエネルギーはものすごく強烈だから、驚くほどの原動力となる。
誰にでも不幸な生い立ちがあったり、不幸な目に遭ったりすることがあるだろう。その怒りを溜めたままにしないで、「こんちくしょー! 今に見とれ」と口に出し、人の人生を変えるためのエネルギーに転換させるのだ。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
このご縁を大切にします。

❹[1episode]
☆おわりに
かく言う私は、自分の人生に満足している。たくさん失敗したし、たくさんバカもやったが、やりたいようにやってきた。だから講演をする機会に恵まれた今、できるだけ多くの人に会って、そんな私の人生を伝えたいと思っている。
私が尊敬する友人に帝国ホテルの小林会長がいる。日本に帰ってくるたびに、食事をする仲だ。その小林さんが私のために書いてくれた文があるので、私流に紹介しよう。
「凡人は縁のある出会いなのに、その縁に気づかない。阿保は縁のある出会いなのに、それを活かすことができない。成功者は袖触れあう縁だけでも涙を流して喜ぶ」
これを読んだとき、じんと来た。これからも、袖触れあう縁の人達とたくさん出会っていきたいし、その縁を活かしたい。こうして、本を通して出会うみなさんとも他生の縁があると思っている。

❺「本を語る」
著者本人の圧倒的エネルギーを浴びた後で、この本を読ませていただきました。
[思いついたこと]
この本が出版された直後、友人が「読書会」を開きました。そして著者である吉田会長が、アメリカからオンラインで参加されたのです。私は偶然、その場に居合わせることができました。今から思えば、奇跡のような瞬間だったのですね。あとで聞いたところで、友人はかなりの量のグルメソースを購入したそうです。
[そして]
今回、望月さんが主催して、リアルでセミナーを開いてくださいました。日程が発表された時は、仕事の初日に当たっていたので、スルーしたのですが、望月さんから直接連絡をいただき、これは絶対に参加しなければ!と思い立ち、仕事の日程の方を調整して、申し込みをしました。おかげで、スペシャル席。吉田会長が演壇を降りた直後に、どさくさに紛れて握手までしちゃいました。まさしく「袖触れあう」ご縁ですね。
[しかし]
このご縁を活かせるかどうかが、本当の勝負です。セミナー参加者は、200名以上に上り、講師もまた総員9名という豪華版です。私は例の如く、セミナーの休憩時間や懇親会で、名刺を配りまくりました。「吉田会長と望月さん」にいただいたチャンスです。一人でも多くの方と繋がりたかったのです。今は、自分から頭を下げていく立場ですが、いつかは向こうから挨拶にやってくる、そんな人間になってやる!
セミナーの内容も、ただふむふむとうなづいているだけではないのです。講師それぞれの話し方、伝え方、身振り手振り、資料の見せ方、作り方。さらに今回は、講師クラスの方々が自分の周囲に座っているのです。どんなメモの取り方をしているのか、話の中のどこにうなづいているのか、それらを観察するのに忙しくて・・・。すべては、自分が講師として話す時のため。
[だからこそ]
お金を払って、さまざまなセミナーに参加し、講演会のお手伝いに行くのです。一番、感動するのは、どんな話でしょうか。ズバリ、その人にしか語れない物語です。ものを売るときも、ストーリーがなければ売れません。おっと、これは吉田会長の受け売りです。改めて「ストーリー」に着目し、自分にしか話せない話、書けないストーリーを書いていこうと決意しました。

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