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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第2日目「ChatGTPで一番ラクして頭のいい人になる」


❶[1BOOK]
「ChatGTPで一番ラクして頭のいい人になる」
岡崎かつひろ著 東京ニュース通信社発行 講談社発売  2024年2月29日

❷[3POINT +1]
◎「まえがき」
もっとラクして頭のいい人になりたいと思うなら、ChatGTPを使えばいい。
これからは「書けない」「思いつかない」「できない」悩みは
ChatGTPに解決してもらって、本当に大事なことに頭を使う時代。

①「オカザキ式プロンプト」で、ChatGTPを使いこなす!
「知りたいことを次の3つのことに分けて尋ねればよい」
1)私がしたいこと
2)ChatGTPにしてほしいこと
3)そのための条件

② ChatGTPが、苦手なこと、得意なこと
☆苦手なこと
1)感情を感じること
2)未来の予知
3)具体的な場所や人の個人情報
4)リアルタイムな情報の提供
☆得意なこと
1)質問に答えること
2)ストーリーや問題を解く手助け
3)知識を教えること
4)言葉遊びや面白い回答

③ ChatGTPは「こそあど言葉」が苦手
ChatGTPを使いこなすためには、代名詞を減らすことが重要です。
そのためにも、使用頻度の高いものには固有の名前をつけるようにしてみてください。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
ChatGTPを上手に使って、自分の負担を減らす

❹[1episode]
☆あとがき〜私たちはChatGTPでバカになるのか?
ChatGTPを活用することで失うものはもちろんあるでしょう。
しかしそれは今まで我々が不要としてきたことと同じ。新しい技術の登場とともに失うべき能力なのではないでしょうか。
ではChatGTPで私たちが逆に得られるものは何か?
私は、ChatGTPを使うことで「漠然とした考えの中でなんとなく過ごしていた時間」を失うかわりに、「生産的に考える力」を得ると考えています。
今までの対人でのやり取りなら曖昧で良かったことも、ChatGTPを使いこなすには明確にしなければなりません。つまり、ChatGTPを使いこなすことを考える方がずっと頭を使うことになり、より優秀な人が育つのではないかと思っています。
ChatGTPは「人をバカにするツール」ではなく、「賢くするツール」なのです。

❺[思いついたこと]
「ChatGTP」という字面も見ただけで、もう近寄りたくない!と思ってしまう人もいるかもしれません。あるいは、「2001年宇宙の旅」みたいに、コンピュータに乗っ取られてしまうのではないか、と恐れてみたり、反対に、自分はAIなんかに負けないぞ!とから元気で迎え打ったり。新しいツールが流行るたびに、人はさまざまな反応を見せてくれます。
それでも、ほとんどの人がスマホを持つに至る経緯を、すでにみんなが目撃したはずです。
その結果、「自分に必要なアプリだけを入れて、使いこなせればOK」という状態になりましたよね。

[そして]
そこで問題になるのは、「自分にとって必要な」のなかの「自分」です。
自分は何をやりたいのか?
そうです、本書の中で著者が言っている「3つのこと」、その1番目です。
どんなに進化しても、AIやスマホやPCが「気を利かせてくれること」はありません。
だとすれば、思ったような回答を引き出せないのは、「自分」ということになります。

[しかし]
どんな優秀な頭脳を持つ人でも、時間には限りがありますね。
使えるものはなんでも上手に利用して、時間を節約しよう!
これは、現代においては普通のことです。
例えば、料理にしても、掃除にしても、洗濯にしても・・・
おかげで、主婦にも「時間」ができたのです。

[だからこそ]
ChatGTPを使いこなして、無駄な動きを省力し、本当に大事なことに時間を使えばいいのです。かつて、PCによって、何度も同じ計算をする必要がなくなったり、一度書いた文章を簡単に添削できるようになって、どれだけ事務作業が軽減されたことでしょうか。
こうして書いているうちに、私もChatGTPを使いたくなってきました。
実は、私自身はまだ、ChatGTPをあまり利用していません。プレゼン用の資料を作るときに、イラストを選んだり、キャッチコピーのアイデアに詰まった時など、軽く使ってみました。まさに、自分の命令次第で、引き出せる回答が見事に変わり、いかに自分が「曖昧な」表現をしていたのか、人に伝わらない説明をしていたのかがよくわかりました。
これからは、ChatGTPを「うまく使いこなせること」が著者の必須条件になるのではないでしょうか。


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