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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第45日「なぜ、あの人はいつも好かれるのか」

読書ノート 2024/4/17

❶[1BOOK]
「なぜ、あの人はいつも好かれるのか」
本田健著 (株)三笠書房 王様文庫 2020年1月20日 第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎プロローグ〜感情、考え、言葉、習慣ー人間関係を好転でさせるシンプルな法則
人から、好かれる、共感される「ちょっとした習慣」を知り、実践していくにつれて、「もっとわかってもらいたい」「なぜ、あんなことをするのか、理解できない」という2つの悩みから自由になれます。
《人間関係の秘密》を知るだけで、「人と楽しくつながる」生き方へと大きく方向転換できます。

① 「すべきだ」に縛られない
☆「自分のルール」を優先するか、相手を大切にするか
私たちは自分でも気づかないうちに、自分だけのルール」をつくっています。そして、「自分が無意識のうちにつくったルール」を破られたとき、怒りの感情が湧き出て来るようになっています。
怒りを鎮めるには、「自分はどういうルールを持っているのか」を思い出すことです。その上で、「それは怒るほどのことなのか」と自省します。
人間関係での感情のやりとりは、できるだけ「その日のうち」に精算しておくことです。イヤなことがあったら、相手に伝えましょう。そうやって本音でつきあうから、友情は深まっていくのです。

② 人と「折り合っていく」スキルを磨くには
☆相手を“味方“にできる人、“天敵“にしてしまう人
「お互いが相手を選べない」ところに悲劇があるわけです。
職場でも、基本的に価値観が自分と違う人たちと折り合っていく必要があります。ですから、「人間関係で悩む」のは当然ですし、とても自然なことなのです。
自分の不運をただ呪うのか、「人を理解するチャンスをもらった」ととらえるかで、あなたの今後も変わってくるでしょう。

③ 相手の心を動かす6つのマジック・ワード
1)お疲れさま
2)よくやってるね、すばらしい仕事をされていますね
3)わかってあげられなくてゴメンね
4)傷つけるようなことを言っていたら、許してね
5)大切に思っているよ(愛しています)
6)ありがとう

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「人を理解するチャンスをもらった」と捉える習慣を持つ。

❹[1episode]
☆エピローグ〜人に好かれることは、とても大事 人を好きになることは、もっと大切
自分の「才能」の中に、「人生の目的」が隠されているように、「人間関係」の中に、その人の「人生の課題」が全部入っています。
人間関係だは、イヤなこともよく起きますが、楽しいこと、うれしいこともいっぱいあります。面倒くさがらずに、ぜひ人間関係を広げてください。
「未来を選ぶ」のは、あなたがです。
この本の最後に伝えたいことは、すべての人が100%、「自分の未来を決める力」を持っているということです。
人間関係についても同じことが言えます。あなたの理想の関係をつくってください。

❺「本を語る」
新刊を追いかけるのもいいですが、自分の本棚にすでにたくさんの「宝物」がストックされていることに気づきました。
[思いついたこと] すでに一度は読んでいる本が大半ですが、特に前回の1000日では、見落としていたことが多いことにも気づいたのです。初期の読書ノートは、時間に追われていたこともあり、「継続すること」が主眼になっていました。今回、改めて本棚を検証して、やたらと「本田健著」に目が止まるのです。難しい本ばかり読んでいると、ついつい健さんの優しい文章を思い出してしまうのです。
[そして]
テーマが細かく設定されているので、焦点が絞りやすいことも、「読みやすさ」の一つだと思います。サクサク読めるということは、すんなりと心に染み込む一方で、すぐに消えてしまうのも事実です。だから、同じテーマで、視点や切り口を変えて、何冊も出版されるのは、つねに思い出せるように、という健さんの思いやりでもあるのでしょう。穏やかな表情で、優しい口調で、でも「厳しい」言葉を繰り返されると、否が応でも、記憶に残っていきます。
[しかし]
決して、優しいだけではありません。読みやすいだけでもありません。人生で一番大切なこと、一番悩むことである「お金」と「人間関係」について、実に見事に、じつに鮮やかに、真実を明らかにされていく文章は、作家の卵としては、見習うべき文体だと思っています。音読していると、それがよくわかります。私は長らく、「本田健」という作家のことを「小説家」だと思っていました。「自己啓発」や「ビジネス書」を書く人だという認識があまりなかったのです。最初の出会いが「ユダヤ人大富豪の教え」でしたからね。
[だからこそ]
「伝えるためには、どんな文章を書くべきか?」を吸収するために、定期的に「本田健」の著書を読み直していきたいと思います。読書ノートの公開を始めて、まもなく4年になります。今日もそうですが、前回発表した文章を読み直した上で、この作業に入っています。この4年間で、私自身も少なからず「次元上昇」しました。すでに「視点」が変わっていることを確認しています。今後も、この作業を通して、さらに上昇していけたらいいな、と思います。

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