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え、今?桜の俳句でーす

タイミングずれてる‥のはそっちのほうさ。私の時計で生きていきます。
ちょうど札幌あたりは満開らしいです。ほらね、日本は広いんだから~
この春は桜の俳句を多く作っていたので、その一部を。
それにしても桜の季節は毎年あっけなく過ぎてゆくものですね。

   花吹雪わたしを置いて行かないで
     (これは投句に含まず、です)


髪切りて日向の道へ桜まじ

先日、髪をバッサリ切った。
ロングヘアーにゆるっとデジパをかけていたのを、肩先までの外跳ねに。ちょっと若返ったかも?(若作りだろ、と言わないで〜)
前の方が似合っていた気もするが、脚の不調でスニーカーしか履けなくなったし、仕事ではジャブジャブ洗えるパンツスタイルばかりだし、同じ髪型も飽きた頃だから、これでいいのだ!

気分転換できたところで、noteの記事アップも増やしたいところ。
俳句もまた思案‥思案‥

私だけまだ止まってる花曇

優しげな憂いが心地よく感じられる花曇。
慌しい年度初めに、ふと立ち止まらせてくれるような空気感が落ち着く。
新年度は周囲からも影響を受けて前のめりになりがちで、そんな中で自分のペースが上がってこない焦りから不安になっていたことに気づいた。
(雰囲気と直感で作句しています💦客観的な説明は、上手くできません。)


我が町もオメカシをして夕桜

桜が咲くと、地味な地元の景色が少しよそゆきになる。私の気分も上がる。

桜時ひととせごとの子の写真

子ども達が小さい頃は、近所の桜の下で毎春、写真を撮っていた。3月なのに新品のランドセルを背負わせたりして。可愛かったなぁ、泣ける😭
だいぶ普通の句💦

花朧里の母への父の文
※鶫さんのコメントを受けて推敲

(推敲前)花朧母に宛てたる父の文

「花朧」が使ってみたくて、類想句。
遠い記憶は曖昧に優しく、花と空の境界を埋めていくような気がして。
⬇️推敲に悩み、別句も出してみる。どっちがいいですか?

母宛ての亡父の手紙花朧

都合よく忘れるをとこ花筏

長い説明になります。
男女の違いというより性格に依るのだろうけれど、あっさり忘れてしまったり、いい様に解釈したりする人が羨ましいような恨めしいような、わりと「引きずる」私。プライドがあるので嫌がらせはキライだけれど、心の中で「覚えとけよ」なーんて捨て台詞をキメてみたりする。
「花筏」に「執着」を感じ取るのは私だけだろうか?散ってなお美しくあろうとし、しかも束になって水面を揺蕩う姿は、哀れなような恐ろしいような「念」を感じてしまう。

前に詠んだ句もテーマが同じ。褒めてくれた人⛄️1名⬇️

どこまでもついてゆきます花筏

🌸

自分で選びすぎずに出してみることにしました。
(まだまだ下書きにたくさん残っていますが。)

理由は、、、
「これだ!」というのは先ずできない。
一時「これだ!」と思っても冷静になって見ると「違う‥」ことも多い。
自信満々で出したら、すかっ⤵️と低評価のこともある。
ウケねらい、カッコつけは恥ずかしいからやめたいが、見逃しがち。
要は、ど素人には客観的な判断が難しい。

それが俳句というものでしょうか。
よろしくお願いします。

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