【新型コロナウィルス】感染の広がりを長期的に防ぐための「新しい生活様式」


新型コロナウイルスの対策を検討する政府の専門家会議は4日、感染の広がりを長期的に防ぐための「新しい生活様式」の具体例を公表した。日常生活で、この生活様式を心がけることで、新型コロナだけでなく、ほかの感染症の広がりも防ぐことができ、自分自身だけでなく家族や友人らの命を守ることにつながる、としている。全文は以下のとおり。


(1)一人ひとりの基本的感染対策

◆感染防止の三つの基本
(1)身体的距離の確保(2)マスクの着用(3)手洗い

・人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空ける
・遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
・外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる
・手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする


◆移動に関する感染対策
・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
・帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に
・発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにする
・地域の感染状況に注意する



(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
・まめに手洗い、手指消毒
・せきエチケットの徹底
・こまめに換気
・身体的距離の確保
・「3密」の回避(密集、密接、密閉)
・毎朝体温測定、健康チェック。発熱またはかぜの症状がある場合はムリせず自宅で療養


(3)日常生活の各場面別の生活様式
◆買い物
・通販も利用
・1人または少人数ですいた時間に
・電子決済の利用
・計画をたてて素早く済ます
・サンプルなど展示品への接触は控えめに
・レジに並ぶときは、前後にスペース

◆娯楽、スポーツなど
・公園はすいた時間、場所を選ぶ
・筋トレやヨガは自宅で動画を活用
・ジョギングは少人数で
・すれ違うときは距離をとるマナー
・予約制を利用してゆったりと
・狭い部屋での長居は無用
・歌や応援は、十分な距離かオンライン

◆公共交通機関の利用
・会話は控えめに
・混んでいる時間帯は避けて
・徒歩や自転車も併用する

◆食事
・持ち帰りや出前、デリバリーも
・屋外空間で気持ちよく
・大皿は避けて、料理は個々に
・対面ではなく横並びで座ろう
・料理に集中、おしゃべりは控えめに
・お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避けて


◆冠婚葬祭などの親族行事
・多人数での会食は避けて
・発熱やかぜの症状がある場合は参加しない


(4)働き方の新しいスタイル
・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤でゆったりと
・オフィスはひろびろと
・会議はオンライン
・名刺交換はオンライン
・対面での打ち合わせは換気とマスク


新型コロナウイルス感染症対策専門家会議--------
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 5 月 4 日)
新しい生活様式の実践例はP9
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627553.pdf

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