「差し入れ」という文化。
先日弊社でネイルサロンをオープンした折、顧客様をお招きしてレセプションパーティーみたいなことをさせてもらったんですが。
そのパーティーにお越し下さったお客様が後日、自店にお越し下さって、「これもしよかったら(先日のお礼に)。」ということで差し入れを持ってきてくださったんですよね。お礼を言いたいのはこちらなのに、本当に頭がさがる思いでした。
なんていう、美容室では、実はままあるワンシーン。
その後そのお客様との話題にもなったんですが、今日はそんな、美容室への差し入れに触れ思うところをブログにしてみたいと思います。
「差し入れ。」皆様はどんな時、どんな場所に向けてされますか?
まだ自分のサロンをオープンして間もない頃、(私は勤めていたサロンから3駅くらい離れた場所で開業させてもらっているんですが)たびたびその当時の顧客様からお祝い方々、差し入れをいただくことがあって。
それを聞いた両親から、「そうやって3駅渡ってバス乗り継いで、そのうえ差し入れまで持って行くようなお店って、あなたにはある?」
あえて漢字で書きましょう、「有り難さ。」
感謝の気持ちを深く持つように重ねて諭されたことがありました。
大切な時、大切な場所にいてくれる、大切な人。
語弊があるかもしれませんが、「お医者様と美容師さんはどっちがえらい?」
そんな質問を投げかけられた時、早速私なんて、お医者「様」なんて書いちゃって気後れ感満載ですが(美容師様ってなかなか聞かないですもんねw 。)
表向きは、ね、、、。って思うところもあれば、「大切なもの」を「継続的に」お預かりするっていうところだけで見れば、おおおぉおっ!? ソフトバンクに挑むDeNA!!?? 割と第6戦7戦くらいまでもつれこめそうな気もしなくも・・・
すみません、ひどい脱線ですね。
文化を創造できてこそ。
おっきくでましたけど。
出来上がるものは、ちっさくてもいいと思うんです。風土というか、空気感というか。
「お店やさん」のありようって、きっとこれから先の時代もっともっと変わってくるんですけど、もしそれでも。シャッターおろさず、生き残る意義がそこにあるんだとしたら。
「人と人」、「人間対人間」だから生まれる、効率の悪いところとか、それだからこそ生まれる袖すれ合う摩擦熱のようなあったかさ(どんなだw、を感じられる風土がそこにあるかどうかなんじゃないかなーなんて。
「猫」の手も借りたいとか言っちゃう←、暮れのサロンワーク。
いい空間づくりってものに励みたいものです。
乱文失敬。でわでわ。
株式会社ICHIE 代表取締役
hair design space i.chi.e オーナースタイリスト/伊藤 護
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