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「peach旅くじ」使い切り企画 「JR九州みんなの九州きっぷ」で移動距離約700kmの九州観光鉄道の旅

2/27の旅の練習を経てついに本格的な旅へ
3/11〜13に九州へ行ってきた話

前枠

あなたは好きなものを最初に食べますか?
それとも最後に食べますか?

私は最後に食べる派
好きで買ったのに賞味期限ギリギリまで寝かしてしまう(たまに過ぎてることも…

先週も東京で好きなフィナンシェ買ってお菓子箱に2ヶ月入れっぱなしで賞味期限間近になってしまったし…

旅に関しても同じで「また使うやろ」と思ったチケットがいつの間にか結局期限間近になっていた

そのチケットはおよそ半年前話題になっていた格安航空会社、peachの旅くじ
5000円札を入れてガチャガチャを回すと大阪・関空発の国内線の行き先の書いた紙が出てきてその空港までの便にしか使えないポイントが貰えるシステム

去年の10月に5,000円札握りしめて心斎橋のPARCOへ行きガチャガチャを回して出た行き先は…

宮崎
九州は福岡・佐賀・長崎しか行ったことがなかったから引いたときはとても嬉しかった

行ったことのない場所だから「まぁ行くやろ」と思っていたら年が明けて期限の3月を迎えてとても焦った…
このまま5,000円を捨てるかどうか
時期も時期で航空券は片道分しか使えないし…

悩んで出した結論は15,000円のフリーパスを買って九州回ろう!

往路は新幹線で博多へ、復路は宮崎から関空へ。
e5489で山陽新幹線を予約しておよそ13,000円。

冷静になれば5,000円をもったいなく思って30,000円使う時点でやばみしかないけど、旅のカリスマを自称するからには旅に出て経済を回さなければ

綱渡りの行程

みんなの九州きっぷは土日祝の連続する2日間のみ使えるシステムで、今回は金土日3日間休みを取ったから金曜は九州への移動と指定席確保のみ、翌日土曜の早朝から行動開始することに

金曜朝に新大阪から博多駅へ向かい、切符を受け取り指定席券売機で以下の全行程を予約

九州観光列車の旅の行程

土曜日

博多→熊本 九州新幹線
熊本→三角 特急「A列車で行こう」1号
三角→熊本→鹿児島中央 九州新幹線
鹿児島中央→指宿 特急「指宿のたまて箱」5号
指宿→鹿児島中央 宿泊

日曜日

鹿児島中央→宮崎 特急きりしま4号
宮崎→飫肥 特急「海幸山幸」1号
その後宮崎空港から関空へ

のはずだったけど…
まさかの「指宿のたまて箱」が満席に…

「熊本で観光する時間ができた」と思っていたけど、夜に博多に住んでいる大学の同期と飲みに行く前にネットで空席情報を見たら「空席わずか」の表示
指定席券売機で見てみると1席だけ空席ありになっていて押さえられたので当初の計画通りに

同期に連れて行ってもらった鍋のお店はとても美味しいかった

日本酒が枡を超えて皿
アボカドとたくあんを海苔で巻くの新感覚

土曜日

博多からさくら543号で熊本へ

熊本であまくさみすみ(三角)線へ乗換
時間があったから駅前をうろうろしていると路面電車の駅が
路面電車に乗れば熊本城を見に行けるらしいけどはじめての熊本は熊本城を見ることなく…

旅行先でなんらかの事情で行くことを諦める、その地域の一番の名所に行かない、体力と相談したときに躊躇なく諦めることを旅のソムリエ界隈では「リボ払い」と表現する。
その基準で行くと熊本城はリボ払いしたことになる。
他の観光地でもたいがいリボ払いしてるから雪だるま式に増えていて一生払い終わる気がしないんだけど。

チョークアートは感動するよね

特急「A列車で行こう」

詳しくはJR九州のホームページ

九州内では熊本県だけまん延防止等重点措置が残っていたから車内での酒類の提供は無かった😭

有明海と雲仙岳が望めるところがとても綺麗だった。
海といえば琵琶湖ぐらいしか近場はないし、きれいな海が観れるのはほんと好き。

有明海をのぞむ
遠くは雲仙岳まで

楽しんでいるとあっという間に終点三角駅へ。30分ちょっとの観光列車ってちょっと忙しない(

終点の三角駅は教会風の建物で駅前には移動販売の珈琲屋さんがあってとっても雰囲気よかった。
天草方面にもいつか行ってみたい。

帰りは普通列車に
珈琲は苦手だし自然素材のキャロットケーキを

途中で5分遅れになってひやっとしたけどなんとか熊本駅へ戻りさくら549号で鹿児島中央駅へ

はじめての鹿児島県。はじめての鹿児島中央駅。
これでようやく北海道・東北・秋田・上越・北陸・東海道・山陽・九州新幹線は全線乗ったことに。山形新幹線と今年は西九州新幹線ができるから乗るノルマは増えるよね。

乗り継ぎは15分だから急いで在来線ホームへ

特急「指宿のたまて箱」5号

詳しくはJR九州のホームページ

入線してきた

ドアが開くと頭上からたまて箱を開けたときようなミストがシューって出てくるシステム

車内に入ると

桜島を眺めながら

めっちゃ揺れる車内でサイダーを飲む

終点指宿に到着

こういうのを見るとザコシが右手出して「シュー」している光景しか思い浮かばない

指宿で砂湯へ

帰りの列車まではおよそ2時間あるしいよいよ行きたかった砂湯へ

ゴリゴリに寂れた商店街を抜けて1.5km歩く

気持ちばかりの南国要素

見えてきた

砂むし会館 砂楽

手ぶらで行ったので1,500円で浴衣やタオルを借りて砂湯へ

階段を降りると砂湯があるシステムでとてもあったまって汗が噴き出た😂
また行きたくなった

砂を落として普通の温泉に入って出るとまあまあな時間に
16:30のバスがちょっと遅れてきたけどぎりぎり間に合って鹿児島中央へ

マグマシティ鹿児島へ

宿でゆっくりしてから鹿児島市電で繁華街の天文館へ

夕食

悩んだけど同期に美味しいと教えてもらったわかなというお店へ
吾愛人って書いてわかなとは読めない

1人用のしゃぶしゃぶがあって最高過ぎた。いいもん食った美味しかった。

おでん
鶏のたたき
口の中で溶けていく食感
メンチカツ

日曜日

朝が早い
7:37だから会社行くときよりは遅いけど、それを逃すと旅程が終わるというプレッシャー

特急きりしま4号

昨日とは逆方向へ
飛行機みたいな荷物入れ

鹿児島中央から宮崎までの2時間半。スカタンラジオを聴きながらどこかで海を見れたらいいなと思っていたらその瞬間はすぐに訪れた
早起きは三文の徳というのはこのことか

朝日に包まれる桜島

ゴリゴリに修正すると

こうなるけど無修正でも十分綺麗
残り2時間特に何もなかったけどこれを観れただけでも儲けもの

というわけで宮崎に到着

特急「海幸山幸」1号

詳しくはJR九州のホームページ

車内

名所の鬼の洗濯板でサービス停車

山間や長いトンネル区間も見所

途中の北郷駅で長めの停車

海幸山幸の由来となった昔話の紙芝居をアテンダントさんがしてくれた

山幸がクズすぎた話のような気もするけどw

飫肥駅に到着

ここで列車をあとにして飫肥城を見に行こうと思ったけど、体力の限界を感じてリボ払い

南郷駅へ

油津駅のほうが栄えているのを知らずに終点まで来て若干後悔した

ライオンズの二軍キャンプ地らしく駅舎はライオンズ仕様に

1時間滞在なのでお昼ごはんを

宮崎へ帰ることに

宮崎駅

繁華街まで歩いてお土産の焼酎を探したあと空港へ

宮崎空港

夕食は宮崎和牛ゴロゴロカレー

空港のお見送りスペースへ

この便に乗るのがそもそもの目的だったpeach6190便で関空へ

ベンツのシターロに乗れた

e5489チケットレス当日割でお得に関空特急はるかへ

京都に帰ったら0時過ぎてて翌日仕事に行くのがほんとに辛かった…

後枠

この旅で行ったことのない都道府県が大分県だけ
別府とか湯布院行きたい…

旅をしているテレビを見ると今回特集していた岡山もいいなぁと思う

今年は旅に出やすくなりそうだからどんどん旅に出たい

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