2020-10-04 それでも希望はあったこと #090

90試合目。今季残り30試合。一言で言えば情けない試合ということになる。昨日が昨日だっただけに勝ちたかった。結果的には2点差。ポテンヒットと青木の不在の2つが直接尾を引いたようにも見える。

ただ、それでも勝ちたかった。昨日今日に始まったことじゃない。

ここ数年ずっと続いている苦手意識。今年はコロナ渦、更に相手の低迷という事もあり、例年に比べれば球場の歓声も少ない。にも関わらずこのような試合をされているようでは本当に辛いものがあるのよ。

ただ、今日は多少の希望も見ることができた。昇格組の寺島と久保。

寺島はケガから復帰後戸田では1ヶ月無失点。満を持しての昇格。

まず初回の内容がすこぶる良かった。

画像1

先頭メヒアとの対決はちょっと球速が足りないのが気になったが、続く大盛相手に徐々にギアを上げ始める。アウトコースにボールを集めつつ徐々に球速を上げていき6球目でMAXの145kmが出た次の球でチェンジアップをインローに落とす。しっかりと意識付け出来た配球ができた。

次の回の鈴木誠也には一発を食らったが2回1失点。持ち味は出せた内容だったと思う。

そして久保。久保は戸田では先発もこなしながら2点台のピッチングを続けてきた。

今日は2回無失点ピッチング。1巡目は下位だったのでほどほどに見ていたが、2回の上位打線も同じく鈴木誠也にヒットを打たれるものの安定したピッチングが光った。

先頭打者田中広輔の打席

画像3

スライダーを意識させるだけさせといて最後はアウトローのストレート。139kmなのに手を出させなかった。あと最後の會澤の打席。

画像2

アウトからインに投げ込み最後はアウトローのシュート系のツーシーム。最後まで高さを間違えずに投げきることができた。足りない球速を制球でカバーできるピッチャーになれば先発の目も見えてくる。

9回ウラ、中山の2ランや1日1善ができてる濱田。少しずつ若手が結果を出し始めた。正直今勝てて居ない状況下で若手がどれだけ育つのかというのは難しいところでもある。基本ビハインドの時は勝ちパターンの投手が出てくる。その高いハードルの中で若手が結果を出す事は簡単じゃない。だから責任を取らせるのはベテランの仕事だとも感じている。

それでも今、試合に出て結果を残している若手には期待はするよ。なんとかこのシーズンを耐え抜いて欲しい。

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。