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2021-11-12 Ys2-2G 原樹理の思いと共に投げ込んだ金久保と「優勝を渇望してた漢」青木の一打と #CS03

正直3試合で日本シリーズ進出を決められるとは思わなかった。一方で今日落とすとかなり空気が変わるだろうとも感じてた。小川石川の調子が必ずしも良くなかったし。だからこそ原樹理今日のピッチングに期待はかかっていたが。

投手直撃のライナー。初回の立ち上がりの内容が完璧だっただけに、本人にとってもチームにとっても非常に辛いアクシデントだった。だからこそ代わった金久保がホントよう投げたよ。

代わった直後は完璧な内容。回跨ぎから徐々に左への対応の悪さが露呈するも粘りのピッチング。4回ウラに微妙な判定が覆らず満塁のチャンスを逸しいやーな空気が蔓延するなか。5回も乗り切った。

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次が左の大城ということでウィーラーは間違いなく勝負せざるを得ない場面。低めにボールを集め続けカウントを奪う。ただ、これだけだと逆方向へのアプローチのうまいウィーラーにラストボールがシュート回転して入ってくる球になっちゃうと逆方向がこわいなぁと。きっちりホップしたストレート投げきれた金久保の勝利だった。原樹理の想いも背負う形の全力ピッチングだったよ。

その後も1点差緊張感が走る試合。動いたのは7回ウラだった。継投はデラロサ。1アウトから不調のオスナに一本が出る。西浦が犠打を決め1死二塁。ここで川端登場もほぼ勝負を避けるような形で塁を埋める。そしてバッター塩見。

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こういう時塩見は欲をかきすぎてボール球追いかける傾向があるが、CSの塩見はちょっと違う。きっちり外のスライダーを見極め満塁まで持ってきた。

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初球。内角球が甘く入ったところ、はらうようにレフトへ運ぶ!チームで一番日本シリーズ進出を渇望していた漢がここで決めた!

この打席で2点が入ったとことを考えると塩見の走塁も良かったと思う。ややレフト線よりの当たりとはいえ強い当たり。ホームに投げればクロスプレーもあり得たところ。塩見が果敢に三塁を狙った事で中継廣岡の気を引くことができた。

表彰ではMVPを取り損ねズッコケも見せた塩見だったが、影のMVPは間違いなく塩見だよ。

クライマックスシリーズ優勝で後は日本シリーズを残すのみになった。長いプロ野球の歴史でもっとも長く野球を楽しめる2チームの1つになったんだ。最後まで楽しまんとねぇ!

優勝マモノ2021-2


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