2020-08-04 痛い逆転負けとそれでも輝いてた高梨と西田と #038

痛い逆転負けになる。

昨日スワライブで力説してたのだが大型連敗は勝ちパターンが崩れたときに起きやすい。昨年の16連敗も梅野石山が崩れて逆転負けしてからだった。

今日がまさにそういう日で、石山は使っていないもののマクガフの同点弾、清水の勝ち越し弾で勝負ありはちょっと痛い負け方と言わざるを得ない。

さらに大型連敗が始まった日数も含めてちょっと昨年と状況が似てきてもいる。ちょっと良くない傾向になってきている。逆に言えば「ここからどう這い上がっていくか、大型連敗を避けていくことができるか」が今季の課題となってくるんだ。

何度も繰り返して居ることだが、今季は最下位の昨季から年俸ベースでは「補弱」でシーズンを始めている。ただでさえ5人しかいない外国人選手が1軍では2人になっている。この時点でもうおかしいはおかしいのヨネ。

まぁなんにせよチームの調子自体を取り戻すのは山田が帰ってきてから。その前になんとか踏ん張って勝利をもぎ取りたいところだね。

良かったことも話さないとね。今日はなんといっても高梨がよかった。毎回ランナーを抱えつつも要所を抑えるピッチング。そして西田の勝負感も冴え渡っていた。

まずは2回ウラ西田vsクリの勝負。

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前の試合で2-2で打っていた相手という事を考えればこれはリードミスだと言わざるを得ないケースだとは思う。次の打者が一応5割打ってるとはいえ投手の高梨。塁を埋められるケースでかつ3ボール。7割勝負を避けるケースなのにストレートを入れてしまった。せめてスライダーなら結果が違ってた可能性の高い勝負。相手捕手が坂倉ということで若さがモロにでた勝負となった。西田は西田でワンチャンを逃さずよく食らいついたよ。

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そして西田の配球が冴えてたのが打たれる前の長野との勝負。アウトコースでカウントを取りつつ最後はインコースのストレートで空振りを奪う。今日ずっと右のインコースの制球が抜群だったからからこそ出来た勝負。思い切った勝負ができた。

が、故に次の長野の打席は痛恨だった。

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正直2球目打たれちゃうと配球もクソも無いのよ。ただ長野ってちょくちょくアウトローを踏み込んで一発にすることはある。当然西田もその当たりは頭に入ってはいるだろうが、それでも全部が全部スタンドに打ち込むわけじゃない。最終的にスライダーかフォークで落とすため、またはインハイで打ち取る為ののフリとして直球をアウトコースに投げきりたかったんだろうが、そこを踏み込まれて痛恨の同点弾になってしまった。

交代した結果裏目にでたので継投の事を言われる部分もでてくるとは思う。ただ球数120球に達しようとしてたからねぇ。。

そして清水のヒット&ヒット&被弾はほぼほぼ運。ボテボテ→ポテン→田中広輔で被弾はちょっと想定し得ないケース。ハードラックが重なったでいいと思う。制球を大きく崩したり打たれるべくして打たれたって形じゃないのが昨年の逆転負けとの違い。切り替えの方が大事だ。

明日は大西くんのピッチングに期待するよ。

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