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2021-04-01エイプリルフールの嘘みたいな泥仕合と De11-11Ys #006

開幕してから間もないタイミングでこれだけ濃い試合を見るとは思わんかった。外国人が全滅してるDeNAvsコロナで1軍選手をいっぺんに4人欠いたヤクルトはドン・フライvs高山のような壮絶な殴り合いになった。

前半の内容全然覚えてないよ…。先発は山野だったか。初登板でいきなりマスクを被る予定だった(であろう)西田がコロナ感染で離脱。マウンドに上ったら塩見山崎の連続後逸などで足を思いっきり足を引っ張られ、2回に大炎上。正直ツイテナイ。ただ投げてる球自体は球速も150前後出てたし力強くもあったのであとは制球力とスタミナってことになるんだと思う。頑張って欲しいね。

打線は正直2回で上茶谷を捕まえられるとは思わんかった。上茶谷のストレートがシュート回転し続けたのもあったがきれいに打線が繋がり中村犠飛からの山田3ラン。

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初球のインハイと3球目のカットボールの中途半端なスイング。例年序盤は外スラを振りやすいかつ今の調子を考えればこの場面でストレートはちょっともったいない配球には感じた。もちろん上茶谷が真ん中高めに投げたのが一番悪いんだがね。山田もその直球を逃さずスタンドに持っていったのは見事。1号と全く同じ高さコースのホームランナのでまだ復調と呼ぶには早いが、守備もある程度良くなってきてるので復調も近いのかなぁと期待するよ。

そして試合が落ち着くかと思われた7回。3連打、一挙4点の猛攻で追いつく。特に平田に変わった後の速攻は素晴らしかったね。

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まず山崎。この場面、代わりぱな、四球を頭にいれることはあってもまずはストライクゾーンに投げたくなるところ。迷わず振り抜いた結果レフトライン際。これで1点差。

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続く中村に至っては初球は振り抜くとだけ決めてたのかもしれない。ほぼ態勢を崩されながらレフト線にぽとりと落とすヒット。今まで何度と無く見た形のヒットでもある。いやーようやっとるよ。


最後に8回の坂本。清水の3連投を避ける形で投入された坂本は高津監督にとってもギャンブルだったと思う。本人もここまで勝負を分ける場面での出番は初だったんじゃないだろうか。先頭に四球を出した時は正直ヤバいと思ったよ。

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さらに得点圏でいきなり四球2つ。もうストライクゾーンにしか投げられなくなったところで腹をくくったようなストレートが2つ決まった。相手が若手でパワーヒッターとは言えない山本ということもありねじ伏せることができた。続く嶺井も直球で押し切った。

今まで「球はいいが何故か打たれる」と言われてきた坂本さん。やっと調子を上げてきた。

結果としてこの3連戦、塩見、山崎、大下、坂本と27からU30くらいまでの野球選手としての脂の乗り切る年齢の選手が本当によく頑張ってる。世代交代がなかなか進まないヤクルトに置いて彼らの活躍は将来への希望なんだ。

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