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『だから私はメイクする』を読んで

就職活動真っ最中でこのご時世。
生き甲斐にしてきたイベントがこの影響で消えてしまい、テレビでは暗い話題ばかりでぶつけようのない悲しみに暮れる毎日です。

こんな暗い気持ちではなにも手につかない!なにか読もう!そういえば劇団雌猫さんの新しい本まだ読んでない!ということに気づき、購入しました。

趣味と仕事の両立のこと、浪費とお金のことなどを書籍にされている劇団雌猫さん。1人のオタクとして劇団雌猫さんの本や記事は小まめにチェックするくらいには大好きです。


『だから私はメイクする』
原案:劇団雌猫 漫画:シバタヒカリ

私は中学生の頃、つけまつげを3枚重ねて涙袋を
ギラギラさせたメイクをしていました。
休日はそんなメイクをして外に出ていたわけです。

家族からは「つけまつげ無い方がいい」「そのメイクは正解なの?」などと言われていました(笑)
うるせーよ!!と、思いつつ負けずにこのメイクを続けていたのですが、このエピソードがそのまんま載ってて笑っちゃいました。

なぜメイクをするの?メイクをするのは誰かから好いてもらうため?見た目を綺麗にするため?コンプレックスを隠すため?きっと様々あると思います。

メイクが“好き”な人の多くは目指す自分になりたいから。自分のためにメイクをしているのだと思います。自分が気に入った色のリップに自分が気に入った色のシャドウ。

少なくとも中学生時代の私はそうでした。
自分に合いそうな形のつけまつげに、自然のまつげには出せないバサバサのつけまつげ。選ぶのが楽しくて仕方なかったです。端をちょこっと切ってタレ目にもキレ目にもできて、下まつげにもできて、私にとってつけまつげは一種の趣味になっていました。

メイクに興味がない、する必要が無いという気持ちの人にとったらそりゃこんな大金(デパコス買ったら軽く諭吉が3人程家出してしまいます…)をつぎ込む意味が分からないよなぁなんて思ったり。

メイクをしない人に「なんでしないの?」という人もよく見かけますが、それも野暮ですよね。必要がないからしてないだけなのですから。

というお話もこの漫画には盛り込まれています。

あぁ、お気に入りのコスメでメイクして、お気に入りのお洋服を着て推しが見たかったなぁ…と潰れた現場に思いを馳せ、これからの現場が潰れないよう切に願いました。

と同時に、次の現場のことを考えられるくらいには気持ちが復活しました!なんだか良い栄養を摂取できた気分です。

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