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【マナシェア中目黒・三軒茶屋】シェアハウスのレシピ②『コンセプトを決める』

 「シェアハウスをやりたい」「どうやって運営してるんだろ?」という方の疑問に答えていく「シェアハウスの作り方」シリーズ。
第2回目は『コンセプトを決める』です。

コンセプトなし型➡コンセプトあり型へ

 私がシェアハウスに興味を持った5年程前はシェアハウスはまだまだ
「賃貸料が安い・初期費用不要・家電が揃っている・場所がいい」という条件面重視で、コンセプトが明確なシェアハウスは少なかったように思います。

「外国人が多く集まる英語力アップシェア」や「起業家を目指すシェア」「クリエーターズシェア」など、明確な目的を持った人達が集まるシェアは昔から存在していましたが、ちょっとニッチな感じ。

実際マナが3年前『MANASHARE 中目黒』をオープンさせる際も、募集広告サイトの営業さんからは、

「まずはノーコンセプトで募集しましょう。それでも空室が埋まらなかったらコンセプトを打ち出しましょう!」

と言われました。
マナとしては「それって、逆じゃない?」という印象でしたが、当時はシェアハウスに求められるものが、「同じ趣味」とか「あらたな出会い」とかよりもかなり「条件」寄りだったんですよね。

募集会社としては、「下手にコンセプトをつける=コンセプト以外の人が来ない➡空室が埋まらない」ことを危惧されたんだと思います。

でも今はシェアハウスに求めるられるものが『条件+α』に移行してきたことで、+αのコンセプトが明確でないと、シェアの魅力が伝わりにくくなってきていると思います。

時代の流れとして『コンセプト=シェアハウスに住む価値や魅力』と捉える方達が増えてきているので、コンセプトを決めることはとても大事。

今は「まかない付きシェアハウス」「ランニングシェアハウス」「多世代シェアハウス」など、さまざまなコンセプトを持つシェアハウスが続々と増えてきていて楽しい!とワクワクしています。

コンセプトを決める

 自分が作ろうとしているシェアハウスが市場(シェアに興味を持つ方)のニーズにあっているかももちろん重要ですが、

「自分がどんなシェアハウスにしたいか」ももちろん大切です。

単なる投資の1つではなく、ビジネスとしてor自分の住まいとしてシェアを作りたい方には、どんな空間・どんな時間を共有する場にしたいかという最初のコンセプト作りがとても大切。

実際にそこで生活している住人さんの顔をなんとなく思い浮かべながら、漂う空気感や温度感を言葉や絵にしておくと、その後の物件選びや住人さんの面談時に迷いが生じた時に、立ち返ることができる軸になるからです。

コンセプトを明確化して伝えておくことは設計士さんやハウスマネージャーさん、住人さんとの内見時の会話においても重要で、

「あれ?こんなはずじゃなかった。。」

という事態をお互いに回避するのにとても役立ちます。
マナもオープンするまで、いやオープンしたあとも、想定外の出来事は発生しています。それでも「ここは○○を大切にしているシェアハウスだ」という軸に立ち返ると、自ずと判断できるできること多く、あまり思い悩むことはありません。モヤっとしたり、判断に迷いが生じた時に立ち返る場所としてコンセプトを決めておくことはとても大切だと実感しています。

☆次回は『マナシェアのコンセプト』についてお話したいと思います。

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