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『きみトリ』プロジェクト

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書籍「きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ」出版と普及プロジェクトに関連した記事や進捗レポートを配信していきます。
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2019年6月の記事一覧

定例会という日常がプロジェクトをつくる

定例会という日常がプロジェクトをつくる

メンバーの聖子です。学びのシェア会では、2018年1月から2〜3ヵ月に一度、定例のシェア会をひらいています。(詳しくはこちらの記事をどうぞ)

先日に第9回をひらき、さっそく発表者の3名がブログに記事を書きました。
「体験を最終的に"書く"に落とす」ことに意欲が高い面々^^

開催して1週間以内に、これらの記事があがってきたのを見て、わたしが思ったことが2つあります。

1つめは、
この学びのシェ

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《裁く》について対話し考える場

《裁く》について対話し考える場

本の執筆のことで過去の記録を捜索していたら、2年前の投稿が出てきました。R&D(研究開発)の結果を記録しておくってほんと大事だなぁ。

わたしたちは果たして、
人を裁き刑を課す、その決断を下す場に立ち会えるほど、
十分に成熟した市民なんだろうか?

ああ、そうだった、そうだった。わたしの関心は常にここにあったんだ。
今、ぎゅーっと「人を裁くということ」というテーマに降りていっています。

思えば、

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『児童虐待から考える』

『児童虐待から考える』

ようやく「万引き家族」を観ようという気持ちになった。わたしにとっては、観るのに相当の覚悟の要る映画だ。

いくつかレビューを読んでいるうちに、ふと、やはりこの本を一読しておきたくなった。

杉山春
『児童虐待から考える〜社会は家族に何を強いてきたか』

2017年の暮れに出たときにすぐに買って、一年半積読してあった。この間にも新たな児童虐待事件は起こり、わたしの関心は途絶えることはなかった。この本

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第6回編集会議をしました(2019/6/11)

第6回編集会議をしました(2019/6/11)

6月11日に第6回 編集会議を行いました!

2時間半しゃべって、もりもり!

●進捗状況
・全体の30%ほどきたところ。
・ぼちぼち書けてきているので、この調子で長さやテーマを気にせず各自「書き散らし」ていく。
・それぞれの現場を持ち日々活動しながらも、「本を書く」という軸があるため、興味関心は広がり、考察は深まっていて、よい流れがある。

●大事なこと
・書きたいと思うこと、書く衝動を大切に

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「ここまでは考えた」を積み重ねる

「ここまでは考えた」を積み重ねる

本を書く、出すと決めたこと、みんなで取り組むと決めたことで、自分の担当テーマ以外のテーマも、今までとは違う視点から考えられるようになった。

観察、感受、思考、発信の精度が上がってきたと思う。

気になることに足を止めて、時間をとって、自分の中に深く潜って、言葉にしていくのは、エネルギーを使うことだから、しんどいことでもある。

でも一旦考えて、自己対話をはじめて、人と対話してからふりかえってみる

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人と同じにできない子ども

人と同じにできない子ども

10代のあなたに、もしくはあなたの中の10代のあなたに、この手紙を書いています。10代って私が私になるために、とても大切な時期だったなと思っていて、何度も振り返ったりしています。いま10代を生きている人や通り過ぎた人と、10代のころのことを話せたりしたらいいなと思って手紙を書くことにしました。時間差で、これを開いて読む人が、何を思うかな。私と、あるいはほかの人と、思ったことを話してくれたり書いてく

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