さて、本記事では引き続き、10代におすすめの哲学書をご紹介します。しかも今回は２冊です！さっそく見てみましょう。

この本は、変化に対応できる人こそが、人生を豊かに生きる秘訣を持っていると教えてくれます。世界中で社員教育や人材育成の教材として使われていますが、それだけではなく、読者一人一人にとっても分かりやすい内容となっています。しかも、わずか１時間もあれば読み終えることができます。これも明確なキャラ設定と親しみやすい寓話だから成せること。老若男女を問わず全ての立場の人に愛されている理由がよくわかります。

私がこの本から学んだ教訓は、「変化を恐れず受け入れることが、人生を豊かにする鍵だ」ということです。

私は特に中学受験生や高校受験生の皆さんにお勧めしたいです。受験勉強に励む中において、自己研鑽できるからです。是非手に取ってみてください。時間の使い方、判断の仕方に磨きがかかり、効果的な勉強ができるようなると思いますよ！

次にご紹介するのは、「星の王子さま」です。宇宙を舞台に繰り広げられる物語は、読者に人生とは何か、本当に大切なものは何かを問いかけます。サン=テグジュペリ自身がリラックスした状態で書き上げたというこの作品は、どこか懐かしく、心温まる物語となっています。勉強や日常生活で疲れた心を癒してくれることでしょう。

この本から学べる大切なメッセージは、「目には見えないものこそが、最も大切な価値を持っている」ということです。

日常のコミュニケーションにおいて、相手の話の表面だけ捉えてわかったつもりになるのではなく、そこに至ったプロセスや背景、生い立ちなど目に見えないところを見つめてあげて、相手に共感できるようになりたいですね。