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ファーレンハイト(プレイメモ)

ファーレンハイトは『Heavy Rain』や『Beyond: Two Souls』『Detroit Become Human』で知られるフランスのデベロッパー、Quantic Dreamが2005年に出したPS2のゲーム。
気になったのでプレイしてみました。

あらすじは•••
ある日、主人公のルーカス・ケインはダイニングレストランのトイレにて、まるで誰かに身体を操られているかのように、自分の意思とは無関係に殺人を犯してしまう。

正気を取り戻した時には見知らぬ死体が目の前に横たわり、動揺を抑えられないケインは早々に逃亡を図る。
まもなく死体は発見され、ニューヨーク警察の捜査官であるカーラとタイラーの二人が事件の真相を解き明かすべく、僅かな手がかりを頼りにルーカスを追い詰めていくが•••
ルーカスは事件の最中、自身が持っていた超能力に目覚め、その能力は幼い頃からあったものだったと思い出す。
事件を追ううちに、この一連の奇妙な体験は、マヤ文明の儀式を重んじ世界の覇権を牛耳ろうとする組織が絡んでいて、それに巻き込まれたのだと分かる。
そうして、古代からの予言により重要な役割を持っているという少女を巡り、世界の命運を賭けた戦いに身を投じることとなる。

自分を追っていた警官のカーラを味方に得ながら、予言の少女を見つけ出し、クロマ(力の源)の泉へ連れて行く。
組織との最後の決戦を経て、泉から力を回復した彼女により寒波に滅びかけた世界は癒され、元通りに。

ルーカスはようやく安息を得るのだった。

完!

という、ミステリーかと思いきやトンデモ展開だし、マトリックス並みの空飛ぶ戦闘バリバリだし、最後の急展開もよく分からず酷い。

特に、感情値?というものがあり、それが最低値になるとゲームオーバーで、回復手段が無く、低いまま進むと最悪詰んだりするのがツラかった(前のチャプターからやり直せば良いが、他キャラのエピソードも一緒にやり直しになるのでツラい)

QTEも物凄く多く、息つく暇が無いくらいにシツコイ。

これには辟易しました。
更に、一昔前のゲームだから仕方ないのかもしれませんが、操作性も悪く、カメラ視点も微妙で、隠れて進むところは大変だった。
正直、二度とやりたくない。
それでも希有な体験をしたなぁ、と感慨深くもありw
何せコレを元に傑作ヘビーレインや後の作品が生まれたのだろうし。
当時、ADVゲームとしては革新的?なシステムで、ADVゲームというジャンルに一石を投じたんでしょうし。

というワケで、オススメは出来ないが一見の価値ありかもしれないゲームでした。