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THOSE WHO REMAIN(プレイメモ)

開発はCamel 101。サイコホラーアドベンチャーゲーム『THOSE WHO REMAIN』
プレイしました。

舞台は、奇妙な失踪事件の噂が町中を駆け巡って不安と恐怖が立ち込める田舎町「ドーモント」。
この町で暮らす主人公エドワードは、美しい妻と娘に囲まれ完璧な人生を歩んでいたが、他の女性と不倫していたという過ちを犯していた。
ある夜、エドワードは不倫関係を解消するため、不倫相手が待つモーテルへ向かう場面から物語は始まる。

しかし、待ち合わせの不倫相手どころか住人すらいないことに気付く。
いつしかエドワードは得体の知れない暗闇におり、光の当たる場所にいないと正体不明の何者かに襲われると分かる。

↑写真じゃ分かりにくいが、暗闇のなかに無数の人間が目を光らせて立っていて、暗闇に入ると問答無用で殺される。

なので、建物内を探索するときは、まず部屋の電気を点ける事から始まるw

ちょっとでも暗い室内に入っちゃうと、問答無用で殺さr

裏の世界?に通じるドアを行き来してキーアイテムを入手し進んでいく流れで、徘徊する怪物から隠れて逃げながら行動するステルス要素があったり、謎解きはちょっと分かりにくい部分もあるけど、そんなに回りくどくなく、分かるとすんなり行く。

そんなこんなで、エドワードは街を彷徨う中でドーモントの住人達に起きた悲劇、別れ、過ちの物語を垣間見るのだが───

時折現れる謎の男に促され、住人達が犯した過ちに裁きを下していく。

許すのか罰するのか。
選択はエンディングに影響をもたらす。

つまるところ、町の怪異はひとりの少女が追いやられた死を切っ掛けに、少女の母が娘の無念を晴らすために魔術を行ったことが混沌を招いてしまった。っていう。

裁きの刻に現れる、顔がメタルな男は悪魔のような存在、という感じかな。

ま~ホントよく人が吊されてました。

アートですね。

ちなみに、要所要所で少女の母が(すでに常軌を逸した怪物みたいになってる)が追いかけてくるんですが•••

↑母親から逃げ惑う廊下で、家具が行く手を阻んでくるんだけど、椅子が邪魔してくるのには参った。
椅子を掴んで取り除く動作がマジやりにくい(右スティックの動作が調整したって遅い)
背後から絶叫しながら追ってくる母親にはかなりメンタル削られました(ゲッソリ)

もう、こっちが発狂するわ(した)

とにもかくにも、無事クリアはしたものの、スタッフロール中にエラー落ちしちゃって、消化不良感が凄かった。

結局バッドエンドだったんだけど(罪人を全員許さないとバッドエンドになってしまうらしい)
ストーリーにもよく分からないとこがあって、主人公が家族で乗っていた車で事故を起こし、娘を死なせてしまっていたらしいんだけど、それが不倫とどう絡んでくるのが全然分からない。
そのエピソードいらなかったんじゃね??

海外のホラーゲームって、ホラー要素は良くてもストーリーが破綻してることが多くて、いつも納得出来ずに終わるのが不満だ。たまには納得させて欲しい。
主人公の妄想でした~彼はまだ悪夢の中にいます~悪夢はまだ終わっていない~等々、オチはその辺でも良いんだけど、思わせぶりな伏線が回収されてなくて、結局アレは何だったんだ?ってさぁ•••
ゲーム作ってるうちに何を謎としてたか忘れちゃったんかなぁ。

クリアにかかった時間は7時間くらい。
思ったより時間掛かったね•••(憔悴)
チェックポイント間隔が微妙で、一撃死するくせに、場合によってはかなり前からやり直しとか不親切だったからね•••(疲労)

まぁ、今回のバッドエンドのオチとしては、主人公もまた罪を犯しており(冒頭で話し合いをするために会いに来た不倫相手を殺してしまっていた)警察に追い詰められ、悪魔の男には嗤われる、みたいな。

ちなみに、マルチエンディングでグッドエンドの他にナイトメアエンドとかもあるらしいが、セーブはオートセーブしかないし、バグもかなりあるので周回プレイはしない。したくない。面倒くさい。

ゲームの感想としては、分かりにくくて取っ付きにくいパズル要素には困らせられたが、全体的にはなかなか良く出来ていたと思う。
アランウェイクやサイレントヒルなニュアンスがホラーゲーム好きの心をくすぐり、楽しませてくれました。