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明日死ぬかもしれない

ここ2、3年、ちょっとした病気に悩まされている。命に別状はないけど、まだ治っていない。風邪で病院に行った時にたまたま相談してレントゲンをとったら発覚。大学病院へ回された時、緊張したのを覚えている。その後、薬で治すのを数回にわたって試みるもうまくいかず、2泊3日、全身麻酔で手術をした。こういう時に、病気は重なるもので、色々な病院に毎日のように通っていた。また、手術の予定もある。

そこで、自然に根付いたのが「明日死ぬかもしれない」という意識。

「明日死ぬかもしれない」と思うと、自ずと行動は変わってきた。

明日やろうじゃなくて、今日やろう。

行きたい場所は、今行こう。

言わなくて後悔するより、言って後悔しよう。

簡単なことのようだけど、時間もお金も限られているし、明日死ななかったら、「その後困らないか?」という不安感もなくはない。

それでも、そうやって無理やり行動を続けていくと、自分が成長していくのが分かる。

常に背伸びをし続けて、気がつくと背が伸びている、そんな感じ。

その時、好奇心で感覚が麻痺していることも多々あるし、背伸びが続きすぎてキツイ時もある。「今日は、いいか」という妥協も時には必要。でも、常にやりたいことに手を出し続けていきたい。伸びようとしないと伸ばせないから。

この2、3年で色々経験してきた。行った国も増えたし、新しく始めたことも沢山ある。無理だと思ったらやめればいい。全てそういう状況にしながら自己責任の上で始めている。

人が1番成長できるときは、周囲ではなく、自ら成長しようとした時だと思う。

知らないことを聞くのも、知らない人に声をかけるのもハードルは随分低くなった。

「ちょっと変わってる」と言われても、「いい線いってる」と捉えることにしている。

今日の私も、明日死ぬかもしれないから、新しいチャレンジを繰り返している。

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