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ロッテンマイヤーさんが消えてファンキーなお姉さんが私の守護にやってきた日の話

私はあまり親から褒められたことがなかったので
あまりというか全く褒められたことがなかったので
人を褒めるのがとても下手なんです。
なんかこう、むず痒いというのかな。
歯が浮くような感じの褒め方になってしまって
どうにもこうにもな感じなんです。


親に褒めてほしいがために
良い子ちゃんを演じ続けてきた私は
常にロッテンマイヤーさんのような人が
背後についているような感じで
いつもなんというか
監視されているような感覚でした。


あ、なんのこと?っていうのは
守護霊のようなもののことです。

わかんないですよ。
ただの妄想なのかもしれませんが。


今から何年前かなあ。
まだ事務所がアメリカ村にあった頃なので
少なくとも10年以上前になると思いますが
自転車を押しながら
アメ村のオムライス屋さんの前を
ゴロやんと歩いているときのこと。

ふと
ロッテンマイヤーさんがいなくなった。

あれ?
どうしたんだろう?
いちいち指示してくれる人がいなくなった。

ゴロやんに
「ロッテンさんおらんようになってしもたけど
私、生きてる?」

「あははははは 生きてる生きてる
それに、それが普通やで」

「なんか自分がここにおらんような感じや。
ほんまに生きてる?」

「生きてるで」


なんかそんな会話をしているとき
ふとファンキーなおねーさんが私の中にやってきた。

なんか、きたきたきたきた
なんや?この人?
ノリノリやな〜


いや、妄想かもしれませんよ。
でも私の中ではっきりと
いれかわったのがわかりました。

P「なんかウーピーみたいなファンキーな人きたで」
G「ははははは。誰やそれ」
P「わからん」
G「面白いな」

これまでは
カゴの扉が開いていても
飛び出ていけなかった私が
扉をこじあけてでも飛び立てるような
そんな感覚に変わったのです。


音楽的なことで言えば
歌の中に出てくるフェイクなんてとても苦手で
譜面がないとダメだった私が
突然、フェイクはできるし、即興できるし
譜面なくてもへっちゃらで。
一体どうなったのだ〜?

その人は長らく私のことを見守ってくれていたようなのだけれど
今度はまたコマなし自転車に乗ってるような日がやってきて
ちょっとフラフラした感じで
はっきりと誰もいなくなった感覚のときがあるのです。
おそらく、その日に
ファンキーなお姉さんは還っていったのだと思います。
「もう大丈夫ね」と思ってもらえたなら嬉しいけれど。

そして今の私は
おそらく20年前とは違う人やと思います。
昔からずっと好奇心は旺盛だったけれど
保守的で神経質で無難なところを行く人だった私ですが
今では随分と図太くなりました。笑

いつも海の底にへばりついてるような性格でしたが
集中力と持久力がより一層増し
自分でも感心するほどその集中力は役に立ちます。
虫眼鏡で紙を焦がすときほどの集中力です。
人が何を言っても集中しているときには
聞こえないし見えない。
人に声かけられても
本当に聞こえないし見えないのですよ。
それくらい集中しています。
子供の頃からそれはそうだったけど
今は、もっと深い集中力です。

人と話している最中でも
その話の中に何か自分が考えていたことのキーワードがあると
そこから突然、集中モードに入ってしまいます。
そして、喋っている最中に音楽が聴こえてきたりすると
すぐにリズムと音を頭の中で採譜しだすので
会話ができなくなってしまいます。

だから音楽ききながら自転車乗るのも無理です。
勉強なんて全くできません。

そのくらい集中力が増しました。
そして持久力、持続力も。


今は、コマなしになって随分たちますが
おそらく、私の両親はいるでしょう。
いつもず〜〜〜〜〜〜〜〜んという感じでそばにいると思います。
そばというか中かな。
背後霊とか守護霊とかっていう立ち位置ではないですね。
中霊というか私というか。
一体化してると思います。
そして一緒に楽しんでいるんじゃないかなあ。

なので何か食べたりするときは
両親も一緒に食べているという気持ちで食べます。
それにしても
もうちょっと褒めてほしかったなあ。

さっきもアホドル三奈ちゃんが来てて
体型の話をしてて
「三奈は、太ももとお尻とウエストが太さ変わらへんから
人形みたいやなあ」
と褒めてるつもりで話してるのだけど
三奈が「それ、褒めてるんですか」
いうて爆笑してましたがな。
「今、ブログにそれ書いてたとこやねん」
それにしても褒めるのはやっぱり下手やな。

ロッテンさんとファンキーなお姉さんありがとう。
それ、ただの人格障害ちゃうのん〜〜〜。笑


彼女たちは
両親の死とともに完全に消えていきました。笑

両親には感謝しております。
お父さん、お母さん、ありがとう。

ちゃんちゃん。

大変大変感謝申し上げます