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整理収納アドバイザー1級を取得しました

先月のnoteにも記載しましたが、2024年3月末に「整理収納アドバイザー1級」に認定されました。

世の中には、素晴らしい整理収納アドバイザーがたくさんいらっしゃるので、自分は趣味にとどまっている気がしますが、今後、何かしらのかたちで、誰かのお役に立てたらと思っています。

今回は、私がなぜ整理収納アドバイザー取得に至ったのかを整理します。

整理収納への目覚めは2019年

私が整理収納に目覚めたのは、ごく最近です。

幼少の頃は、主に収集癖のある父により、家はいつもギチギチ状態でした。
(これは今もそうで、私が一人っ子のため実家の片付け問題が深刻です)

家電は壊れていないのに炊飯器が3個ある、ペットボトルについてくるおまけをコンプリートするまで集める、自分宛に届いた郵便はすべて保管しておくなど。

私もその背中を見て、ぬいぐるみを大量に集めたり、お気に入りアーティストのCDやグッズを収集したりしていました。

上京して一人暮らしの学生生活でも、ずぼらな感じは変わらず。

社会人になってヨガをするようになってから、やましたひでこさんの「断捨離®」という概念や、近藤麻理恵さんの著書に出会ったように思います。

そして間もなく結婚と妊娠。
子ども用品が追加されるのに、お互いに一人暮らしだった夫と持ち寄ったモノであふれており、産休・育休の間に、一気に片付けたい気持ちが沸き起こったのでした。

そこでまずは「整理収納アドバイザー2級」講座を受講しました。
1日完結型で整理収納のセオリーを知り、腑に落ちる内容でした。
また、その通りに実践したら少しずつ家が整い、綺麗になると気持ちもスッキリしておもしろい、自分がやりたいことに集中できる、という気付きのループに入っていったのです。

自宅の一角 長女の書いた家族の絵

ただ、私は第一子を里帰り出産しています。
本来であれば自宅を整えたかったのですが、実家も赤ちゃんを迎えるには心もとない状態でした。そのため、産休中に実家の片付けに手をつけたのですが、おなかが大きくなるたびに片付けの重労働さに気付きます。

とりあえず、自分の部屋にある雑貨(小学生の頃にもらった同級生からのプロフィール帳、交換日記などが懐かしすぎる!)、教科書、すべて取っておいたテスト用紙、もう使わない文房具などを片付けるので精いっぱい。

母には片付け欲が伝搬し、一緒に古本買取を出したり、メルカリの発送に付き合ったりしてくれましたが、一方の父は、手放したモノをゴミ捨て場から拾い戻してくる始末でした。

産後はとにかくバタバタで、里帰りから帰った後は夫がある程度整えてくれていたものの、やっぱり家は中途半端。
毎日家にいると、気になる箇所が目に入ってモヤモヤし、気分が晴れないことも多かったです。

2021年から改めて一念発起

それから日々「1日1捨」「ミニマリスト」「シンプリスト」といった考えに感化されながら、少しずつ不要なモノを手放しています。

そして2021年には、次女の出産とともに、ほぼ夫がコーディネートしてくれた一戸建てに引っ越すことになります。

※実は長女の出産前後(賃貸)、次女の出産前後(一戸建て)、私が妊婦でほとんど機能しない中で、夫がワンオペ状態の引っ越しを2回もしています。感謝ですね。

長く住み、家族との思い出をつくっていく家。
仕事も生活も落ち着いてやりたい、わくわくする日々にしたい、そしてSHElikesを知って自分の好きに正直でいていい、と思う気持ち。

その気持ちを大切にするため、次女が夜通し寝るようになった2023年10月に「整理収納アドバイザー準1級」をウェブ講座で受講(コロナを機にウェブ講座ができたのだと思いますが、子育て中には本当にありがたかった!)、2024年3月に「整理収納アドバイザー1級」を取得しました。

認定証

整理収納アドバイザーの難関は2次審査

「整理収納アドバイザー」は基本的に座学のため、受講後の簡単な筆記試験にパスをすれば「準1級」までは安易に取得できると思います。

その後のハードルは2次審査。
試験管との面談後、レポート課題を提出することになります。
私は「実践編」として、義理実家の食品パントリーを整理させていただいて、Before・Afterの写真を交えながらA4・10枚のレポートにまとめました。

以前はこれが対面でのプレゼンテーションだったり、YouTubeでの動画提出だったりもして、内向型の私には難しいかも…と思っていたのですが、ライターの強みが活かせる「レポート」ならと思い、挑戦できました。

そのため受験タイミングによって、現在ご活躍中の整理収納アドバイザーさんの強みは異なりそうだとも感じています。

整理収納の3大メリット(時間・経済・精神)

整理収納のメリットは、テキストにも書いてある以下の3点です。

・時間的効果(例:探し物に時間を使わない)
・経済的効果(例:無駄な買い物をしない)
・精神的効果(例:気持ちよく過ごせる)

整理収納アドバイザー準1級認定講座テキスト

我が家も整いきっていないところがたくさんありますし、日々子どもたちに荒らされます。
そのため、心地よい家づくりは道半ばですが、メリットは大いに実感しています。

「毎日忙しいけれど自分の時間をしっかりつくりたい」
「物価高の中、少しでも節約したい」
「お気に入りのモノに囲まれてご機嫌に過ごしたい」
というお気持ちがあるなら、片付けは本当におすすめです。

今後はモニターさんの募集なども行うかもしれませんが…まだ未定です。

長く過ごす家を心地よくは実践中。
次は、長い時間を過ごす「仕事」を心地よくしたいと心新たにしています。

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