もしメンヘラや恋愛弱者が、ふつうの、あかるい家庭を築けたら。

はんぶん悪ふざけで始めたお婿さん募集が、おかげさまで記事を書くまでになりました。嬉しさと切なさと心強さが33パーセントずつ占めています。みなさま、いつも弊社を応援いただきありがとうございます。株主優待券として「かたたたきけん」を噛まずに10回言えた方に配布したいです。今後ともよろしくお願いします。

恋学というサイトから月数本、記事がでます。「ウェブでお婿さん積極採用中! 婚活のためにエア株式会社を作っちゃったアラサーはこちらです。」ご意見等お待ちしております。恋愛に一歩ふみだせない女子をエンパワメントする内容を依頼されておりますので、ガンガン、ドーピング剤を撒いていく所存です。

さて、タイトルの数十文字で、煩悩と俗世に縛られた概念にお気づきになる方も多いことでしょう。

ふつうの家庭ってなんだよ。
あかるい家庭ってなんだよ。

既婚の方にはペッと吐き捨てられそうな考えです。ふつうとか、あかるいという言葉自体、ふわふわでキラキラすぎます。それこそ、白馬に乗った王子様を待ち続ける能動的な女子や、ある日とつぜん空から可愛い女の子が降ってきて同棲を始めることを妄想する男子とおなじで、わたしも白馬に乗ったあかるい家庭を夢みているのかもしれません。

そうそう、恋愛弱者という定義をしておかなくては。カテゴライズしたら面白いのですが、今後の自由研究でやっておくことにします。ここでは「あたたかい関係を保てないために、身の破滅を呼ぶ恋愛をしてしまう人」としておきましょう。一度も恋愛経験がないというようなことではなく、恋愛をしても通常の生活が続けにくくなるのをくりかえし、血みどろになるようなことです。つまり、わたしです。

そんな恋愛弱者が結婚して、生活をつづけ、赤子を育て、そりゃあ苦しいこともあるけれども、笑って暮らしていたら面白くありませんか。恋愛に傷ついて踏み出せない人にとっても、わたしと同じように異常な経験をしてかなしんでいる人にとっても、ちいさな灯台のような希望になればと思っています。

じぶん、たいせつに。
それでは、よい週末を。

<終>

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