地方活性の切り口としてのアニメ

地方活性って、その地域にどれだけ人を集めるかと言う事で。

飲食店も繁盛するために、どれだけ人を集めるかと言う事で。

「一定の場所に人を集める」という部分で、根底は似ていると思っているのだけど。

りんごの花で起こっていることから、地方活性化のヒントになることがあったので、記録として残しておきます。

りんごの花は通常、青森出身の方や、近隣の会社勤めの方のご来店が多いのですが、3月頃からちらほら、青森出身ではない若い女性のお客様が来るようになりました。

詳しくお話を伺うと、アニメ「キング・オブ・プリズム」(以下キンプリ)のメンバーの一人香賀美タイガ君が、南津軽郡出身設定。

そして、アニメのタイガ回で、いがめんち・バラ焼きを皆で食べているシーンがあって、その2つが食べられる。ということ、更にキンプリ聖地の映画館である新宿バルト9から近いと言う事でご来店くださったとのこと。

「新宿 いがめんち」等と検索したところ、りんごの花のHPを見つけて、来てくださったと言う事でネットの力を改めて感じた出来事でもあります。

更にそれをきっかけに、沢山のキンプリファンの方が来てくださるようになっているのですが、皆さん好きなキャラクターに対する愛が凄くて、実際に青森に数回行ったことがあると言う方もちらほら。

そういうお話を聞くと、青森出身の私は本当に嬉しい。そして、地元活性の切り口って色々あるなぁ、と感じます。

アニメは日本が世界に誇る文化で、実際にりんごの花には、韓国やアメリカ出身のキンプリファンの方も来てくださっていて、そんな方が青森に行く可能性も充分にあり、世界中に青森を知ってもらう良いきっかけになるなぁと。

駅に「タイガ君MAP」とかが置いてあって、ゆかりの場所が分かりやすく紹介されていたら、ファンの方はとても喜ぶと思うのだけど、実際は色々な大人の事情が絡んでくるのかと思うので、一飲食店の女将のたわごとと思って読んでいただけたら幸いです。

サポートしてくださったら、飲食店の裏側的なことも書いちゃうかも。。。