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詐欺師にご注意

東日本大震災直後に実際にりんごの花であった、詐欺未遂の話。

人の優しさにつけ込んでくる手法でした。


東日本大震災の直後、

まだ自粛ムード真っただ中、

節電モード真っただ中、

りんごの花がある荒木町も人通りも少なく、

街灯も控えめで真っ暗だったころのお話。


その頃はりんごの花も、客足が遠のき、

日によってはお客様がゼロと言う日もありました。

そんな中飛び込んできた、2人の男性客。


男性A「予約のご相談で。。。

20人ぐらいで予約したいんですけど。」

私(心の中「わっ!嬉しい♪なんて有難い!!)

「もちろん大丈夫ですよ。お日にちはお決まりですか?」

男性A「日程は未定なんです。決まり次第ご連絡します。

このお店の名刺などありますか?」

私「もちろんです。どうぞ」


男性A「ところで、ここは青森出身の方が経営されているのですか?」

私「はい、私が青森の十和田市出身です。」

男性A「実は。。。私たちは、東北復興支援のお手伝いをしていて、今皆さんから、募金を募っているのですが、ご興味ありますか?」

私「え。。。?募金ですか?」

(心の中「どうしよう。。。この人たち信用できるのかな?」)


そこで、一連のやりとりを聞いていた店長登場!

店長「うちは直接の知り合いを通じて、支援しているので、すみません。

男性A「あ、そうですか。では、また~!」

そして、そそくさと帰っていく男性二人組。

私(心の中「あれっ?予約の話はどこに行っちゃったの?」)


店長「あれ、詐欺だよ。人の親切につけ込んで、お金集めてる。東北復興支援なんて、丸っきりの嘘だよ。」

私「店長、さすが!!営業で色んな人見てるだけあるね!私、予約で舞い上がっちゃって、うっかり募金する所だった(-_-;)」

店長「気をつけようね。」

居酒屋には、本当に色んなタイプの人が来るので、良い人生勉強になります。

皆さんも気をつけましょう!


サポートしてくださったら、飲食店の裏側的なことも書いちゃうかも。。。