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育休復帰の壁



私は入社10ヶ月でパート社員初の産休育休取得したのですが、育休復帰後に1ヶ月程度勤務して退職してしまいました。
育休復帰後に退職する女性は正規非正規社員問わず依然として多く、継続して働ける環境ばかりではないことがわかります。
(参考:内閣府男女共同参画局|「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について)
私のケースを参考にしながら、なぜ女性社員は育休復帰後に退職していく方が多いのかを客観的に考察してみました。
すると以下の4つの理由が考えられます。

預ける保育園が決まらずに退職するケース

このことを保活とも呼びますが、預ける保育園が決まらずに退職するケースもあります。
地方だと保育園に預けられずに退職するケースは少ないのですが、都心や政令指定都市などの激戦区に住んでいたら保育園に預けられないケースも発生してしまいます。
私は保育園に預けることができ、無事に育休から復帰できました。
しかし待機児童が多い自治体もあり、保育園に預けられずにキャリアが途絶えてしまうことは、これから解決していかなければいけない問題の一つでもあります。

復帰後の業務内容の変化により退職するケース

私の場合、工場の製造課から品質管理課への異動を突然命じられ、また新しいことを一から覚えることになりました。
子育てしながら働くことすらも初めてのことなのに、さらに新しい業務を急に覚えることになり、復帰早々消耗しまくっていました。
このように、産前に働いていた業務内容が産後も変化しなければいいのですが、異動がある場合、人間関係も変わってしまいますので、負担が大きくなってしまいます。
子育ての負担に加えて業務内容の変化による負担が重なると仕事を続けるのも苦しくなってしまいます。

復帰後の人間関係の変化により退職するケース

人間関係の変化は私が退職した理由の一つでした。
私の職場は育休復帰前に面談を申し出たのですが、総務部の方のみの面談で直属の上司と十分な面談をすることができませんでした。
なので、復帰しても直属の上司とは少し距離があるように感じ、結果的にそれがストレスになってしまいました。
私がパート社員初の育休取得者だったのもあり、前例がないのでどのように接すればいいかわからない部分が企業側にもあったのかもしれませんが、復帰しやすい環境ではないと感じました。

復帰後に仕事と子育ての両立ができす退職するケース

育休復帰後の母はとにかく忙しいです。
勤務時間に間に合うように朝早く起きて家事や支度から始まり、保育園の送り迎えまでとにかく忙しいです。
私は仕事が終わってから買い物や夕食準備をし、とにかく一日中働き続けているような忙しさを感じました。
この毎日は長くは続かないな、と感じました。
加えて、保育園に預けたばかりのうちは病気になることも多く、看病のために休むことも多くなります。
育休復帰後すぐに娘が胃腸炎と気管支炎に立て続けにかかり、復帰後すぐに休むことになってしまい、罪悪感を感じてしまいました。

育休復帰後のライフスタイルの変化に備えておこう

育休復帰後は育休復帰前に比べてライフスタイルが劇的に変化する時期です。
1年以上休業すると職場環境も変わってしまうかもしれません。
子どもの急な病気が続いて仕事を休んでしまう日が続き、職場の上司や同僚に迷惑をかけてしまうこともあり得ます。
急なライフスタイルの変化に備えて独身時代や子どもが生まれていない時に貯蓄をたくさんしておき、育休中に新たなスキルを身につけておくと有意義だと思います。
個人的には在宅ワークも可能なWeb制作やWebデザイン、動画編集などがおすすめです。
私はデイトラTechAcademyでWeb制作を学び、通勤のストレス、うまの合わない上司に悩まされることがなくなり、子育て中心の働き方ができるようになりました。
特にデイトラは全コース完全オンラインで各コースそれぞれ10万円以下で学ぶことができて家計に優しくオススメです。
在宅で働けるスキルを身につけることは、主婦業がメインのママにとっては自信に繋がるので積極的に学びましょう。

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