定性分析・定量分析・ミックスメソッド

今日の学び

Qualitative: 定性分析とは
気持ち・意見・理由などの複雑な調査をするときに有効。
WHAT/ HOW/ WHYの質問が多い。

具体的な解決策を導く調査より、社会提言に近い調査も可能。
interpretivist(解釈主義)に近い。
そのため、ontology(存在論)とかepistemology(認識論)も含む。

調査ツール
・インタビュー
・日記
・フィールドノート
・見学
・ブログ
・本/お話

Quantitative: 定量分析とは
調査を数値化する研究法。
Cause & Effect, mesurementなどに有効。
あとは、膨大な数のデータがあるとき。

調査ツール
・IQテスト
・テスト(勉強・心理など様々ある)
・アンケート
・スコアが明確に出るもの全て。

定量分析(アンケート)をする上での注意点
・比較研究する場合、その比較対象者の数のバランスを整える。
 →例えば、男女の違いについて研究するとき、男性・女性できるだけ同じ数のデータをとる。
・被験者はランダムに選ぶ。
 →ただし、実質“ランダム”は不可能。結果的に自分の知り合いとか、自分の研究に興味を持ってくれる人にしか、答えてもらえないため。
・サンプルが取りやすいかしっかり確認。
・無回答者・適当な回答者にはどう対応するか考える。
・回答のスケールをどうするか考える。
 →先生のおすすめは7。奇数であるが故に、真ん中を選ばれる可能性もあるけど、多少の上下も見られるらしい。
・アンケートを一度友達にパイロットしてみる。←これ一番大事。

調査方法
定性分析の場合
1.幅広な研究の問いを立てる。メインテーマ・キーポイントだけ明確に。
2.被験者・対象場所を明確にする。
3.調査する。方向性がずれるかもしれないけど、open mindするのが目的。
4.調査内容から、General Conceptをつかむ。
5.文献を読む。
6.理論と概念に落とし込む。
7.Research Questionsを再考する。
8.調査しつつ、分析する。
9.結果を出す。

定量分析の場合
1.文献を読んで、何の研究が足りていないか見つけ出す。
2.仮説を立てる。
3.調査質問を考え、被験対象者を考え、パイロットしてみる。
4.ぞれぐらいの数の人に、どこで調査するか考える。
5.どのように統計を取るのか考える。グラフにするのか、Qualitativeみたいにインタビューして○って言葉が何回出てきた数をて数えて調査するとか。
6.調査する。
7.分析する。
8.結果を出す。

intervention
2つのグループに分けて、行動比較をする。
1組ー先生Aー教材A
2組ー先生Aー教材A
1組ー先生Bー教材A などなど。


ミックス・メソッド
○定量分析→定性分析
 1. 定量分析の調査。できるだけ数をとる。
 2. 定量分析。
 3. 定性分析の調査。
 →新しい情報はいらない。定量分析の裏付けをとるための調査。
  (Open-ended questionは要らない)
 4. 定性分析。
 5. 全てのデータの解釈をする。

このメソッドは、既に多くの文献がある時・軸があって、それに付随する情報が必要な時に有効。ただし、時間がかかるのとバイアスがかかりやすいのが弱点。

○定性分析→定量分析
 1. 定量分析の調査。
 →Open-ended questionをして、できるだけ意見を集める。
 2. 定量分析。
 3. 定量分析の調査。
 →意見の共通性を調べる。
 4. 定量分析。
 5. 全てのデータの解釈をする。

このメソッドは、文献資料があまりないときに有効。定量分析に重きを置く調査法。

○三角測量分析
 1. 定量分析の調査 定性分析の調査
 2. 定量分析    定性分析
 3. 定量分析と定性分析の結果の比較。

このメソッドは、同時並行で両方を行うため、資料はある程度あるけど時間がないときに有効。注意点は、定量分析は第三者にやってもらう必要がある。なぜなら、定性分析は調査をしながら無意識化に分析を始めてしまっていて、定量分析をするときにバイアスがかかってしまうため。

○観察(定性分析)→定量分析
(流れは、定性分析→定量分析と同じ)

観察しながら、どこに焦点を当てるかが大事。
焦点を当てた後に、どうやって調査を深めるか考える。

機械的観察アプローチ 
その①
ある一定の行動の回数を数える→指をさした回数とか。

その②
時系列を捉える。1の時に誰が話をしているかを表にする。
    1  2  3  4 ・・・
先生
子ども

(余談)
メソッドとメソドロジーは違う。
メソッド:手法・方法
メソドロジー:研究する上での価値観。

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自分の中での不明点

・より具体的な調査方法・分析方法を理解して、実践できるスキルを取得する必要あり。

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